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小豆島 土砂崩れ どこが危ないの?

小豆島 土砂崩れ どこが危ないの?の記事アイキャッチ

小豆島では、土庄町土庄・小豆島町二面・福田に土砂災害警戒区域が多くあります。区域の数は、以下に示す資料の時点で数えたものです。

1976年9月11日23時20分、当時の池田町の谷尻で山腹が崩れ、その土石流が民家21戸を押し流して24名が犠牲になりました(国土地理院の伝承碑データにある「記念之碑」の説明)。

2年前の1974年7月にも、旧内海町で29人が亡くなっています。この記事は小豆島の土庄町と小豆島町の2町をまとめています。2町の土砂災害警戒区域は、香川県が2025年8月7日に更新したオープンデータの区域を数えて724か所です。

先に結論

  • ✓ 区域が最も多い大字は土庄町土庄の50か所。小豆島町では二面の40か所
  • ✓ 724か所のうち391か所が土石流の区域で、がけ崩れの314か所を上回る
  • ✓ 2026年6月25日の夕方、両町とも町の全域に高齢者等避難を出した
目次

1976年の台風被害

小豆島町の「小豆島 災害の記憶」によると、6日間で1,400ミリの雨が降り、いまの小豆島町の範囲で死者35人・重軽傷者82人・全半壊家屋388戸の被害が出ました。

当時の町 地区 亡くなった方 本の書き方
池田町 南蒲野の谷尻 24人 山麓斜面の崩壊や土石流
池田町 室生の赤坂 4人 小さな谷に沿って流れ出た土石流
内海町 西村・福田 6人・1人 —

土庄町の範囲の死者数は、今回確かめた資料には書かれていません。県内の死者は50名にのぼりました(県「香川県と土砂災害」)。

小豆島町蒲野のまわりの土砂災害警戒区域の地図
小豆島町蒲野の区域は25か所で、そのうち13か所が土石流の区域です

小豆島町蒲野(25か所)

点は大字蒲野のおよその中心で、谷尻で山が崩れた場所を示すものではありません。谷尻の「記念之碑」は小豆島町蒲野にあります(国土地理院)。

小豆島町蒲野をGoogleマップで開く ›

1974年7月、旧内海町の橘では3か所の土石流で19人

台風第8号の集中豪雨で、橘19人・福田6人・岩谷2人・安田2人の計29人が亡くなりました(町の本)。橘は「急傾斜の多いこの地区では3か所で土石流が発生し」、「県による崩壊防止工事が進められていた矢先の災害」でした。

福田では伊豆川が決壊し、岩谷では1人が避難する途中、橋の途中で巨石をともなった土石流に押し流されました。重軽傷者は町の本が41人、県のページが21名です。2つの豪雨で、いまの小豆島町では64人の命が奪われました。

台風シーズンが始まる前に、家へ置いておくもの

風で割れるのは窓、家に入ってくるのは水です。この2つは、進路が決まってから買いに走っても店の棚から消えています。

和気産業 ガラスの飛散防止フィルム 46cm×185cm(WF-005)

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窓が割れるのを防ぐ道具ではありません。割れたあとの破片を膜で押さえるものです。飛散率を約1%まで落とせるのは防災安全合わせガラスですが、そちらは発注から施工まで日数がかかって台風の前には間に合いません。今日のうちに手を動かせるのはこちらです。貼るのは室内側です。

吸水式 土のう袋(水で膨らむ・逆流防止にも使える)

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土のうは砂を詰める前提の道具ですが、住宅街ではその砂が手に入りません。水で膨らむ型なら平たいまま棚にしまえて、玄関の段差にも、下水が逆流してくる風呂・トイレの排水口の上にも置けます。

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一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。

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区域が多い大字

小豆島の大字ごとの土砂災害警戒区域の数を円で示した地図
円が大きいほど区域の多い大字です。西の土庄町土庄、南の二面・蒲野、東の福田に大きな円があります
大字 区域(うち特別警戒) うち土石流
土庄町土庄 50(35) 17
小豆島町二面 40(19) 26
小豆島町福田 38(28) 23
土庄町大部 36(28) 25
小豆島町中山 30(20) 12
小豆島町西村 30(23) 18
土庄町乙 26(20) 17
小豆島町蒲野 25(14) 13
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香川県の「土砂災害警戒区域等」オープンデータ(2025年8月7日更新)を使い、1つの区域はその所在地の大字に1回だけ入れています。枝番(_1、_2…)のある区域は1つずつ数えています。土庄町と小豆島町のファイルの両方に入っている2区域は、1つとして数えました。
小豆島の大字ごとの土砂災害警戒区域数を並べた棒グラフ
区域の多い大字の上位10

1974年に19人が亡くなった橘は14か所(うち土石流8)です。

2町とも土石流の区域が半分を超える

種類 土庄町 小豆島町 2町の計
がけ崩れ(急傾斜地の崩壊) 119 195 314
土石流 155 236 391
地すべり 9 10 19
計 283 441 724
うち特別警戒区域 203 266 469
崖の上と下の家、沢の下流と谷の出口の住宅に土砂が届く位置関係を示した模式イラスト
AI生成の一般的な模式イラスト。現地の被害写真や指定区域図ではありません。実際の範囲は公式マップで確認してください。
イエローゾーンとレッドゾーンの違いを並べた図
危険度の段階ではなく、かかる規制が違います

2026年6月25日、2町の全域に高齢者等避難

日 町 時間 対象
6月25日 土庄町全域 18時40分〜26日8時10分 6,061世帯14,002人
6月25日 小豆島町全域 18時35分〜26日8時10分 6,763世帯13,142人
9月9日 土庄町全域 8時30分〜11時47分 6,384世帯11,987人

県の表では3回とも警戒レベル3で、どの災害を見込んだ発令かは、表には書かれていません。9月9日の小豆島町の欄は「0」です。

レベル4土砂災害危険警報は、県の公表では6月26日が観音寺市、9月9日が西讃・中讃の8市町で、2町には出ていません。

避難情報の見方

土砂災害の情報と市の避難情報の対応を示した図
2026年5月29日から、土砂災害警戒情報は「レベル4土砂災害危険警報」に名前が変わりました

土庄町の計画(令和6年度)は、「大雨警報(土砂災害)」(いまのレベル3土砂災害警報)が出た時点で高齢者等避難。小豆島町の計画(令和3年6月)は、県の1kmメッシュなどで町内に「警戒」が出ることも条件にしています。避難指示は、どちらも「土砂災害警戒情報」(いまのレベル4土砂災害危険警報)が目安の先頭で、土庄町は山鳴りや流木の流出、小豆島町は湧き水・地下水の濁りや渓流の水量の変化を並べます。

高齢者等避難が出たら、気象庁「キキクル(土砂災害の危険度分布)」で家の裏の山や谷の色も見てください。

土砂崩れの前ぶれ8つを並べた図
政府広報オンラインの「主な前兆現象」をもとに作成

防災マップの時点

ハザードマップは町が作り、そこに載せる区域は県が指定します。土庄町の総合ハザードマップ(13面)のうち、確かめた土庄地区の面は「令和6年2月時点で」指定された区域を表示しています。ほかの12面は今回開いていません。

小豆島町のPDF版は町民に配った令和3年度版の図面で、確かめた学習面と地区面1枚には、何年何月の指定かの記載が見当たりませんでした。県は令和6年2月2日に、小豆島町の3箇所の区域を更新・追加しています。紙の地図を持っている家も、県の区域図でいまの線を見直してください。

自宅の区域を調べる

  1. 県の告示図書(1/2,500の区域図)を、土庄町・小豆島町の閲覧ページで見る
  2. 小豆島町が案内している県の公開型の地図(GIS‐BRIDGES‐)でも見られる
  3. 線の位置で迷ったら、県の小豆総合事務所 用地管理課管理担当に聞く

がけ崩れ対策の工事の補助や、危ない場所から家を移す事業について、両町の案内ページは今回見つかりませんでした。

\住所を入れるだけ 1分で公的データを確認できます/

災害リスク診断で自分の住所を調べてみる ›

登録不要・無料。土砂災害警戒区域・洪水の浸水想定・地盤の揺れやすさをまとめて出します

小豆島のほかの災害リスク・ほかの市

高松市と、ほかの県の土砂崩れ

この記事のまとめ

島の区域の半分あまりは土石流の区域です。紙の地図の時点を確かめ、県の区域図で自宅の上の谷を見ておいてください。

出典(すべて2026年9月26日に確認)

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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