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高松市 土砂崩れ どこが危ないの?

高松市 土砂崩れ どこが危ないの?の記事アイキャッチ

高松市では、塩江町安原下・西植田町・庵治町に土砂災害警戒区域が多くあります。区域の数は、以下に示す資料の時点で数えたものです。

2026年6月2日、台風第6号の大雨で、高松市西植田町を通る県道塩江屋島西線の2か所が崩れました。県の被害報の書き方は「路肩崩壊」と「路肩、法面崩壊」。高松市の人的被害と住家被害は「0」です。

香川県のオープンデータ(2025年8月7日更新)を数えると、市内の土砂災害警戒区域は1,717か所。西植田町はそのうち152か所を占めます。

先に結論

  • ✓ 区域が最も多いのは塩江町安原下の186か所。庵治町も142か所ある
  • ✓ 2004年10月の台風第23号で、市の記録は崖崩れ67か所・道路損壊134か所
  • ✓ 2026年の大雨3回で、市の避難情報はどれも高齢者等避難
目次

2026年の道路の被害

6月2日の報告には、塩江町上西の県道久保谷塩江線も載っています(追加報告その2で「路肩、法面崩壊」)。

6月25〜27日の大雨では、同じ塩江屋島西線の塩江町安原上で「法面からの崩土・倒木」があり、林道中谷線と林道城原炭谷線でも「法面崩壊」がありました。

台風シーズンが始まる前に、家へ置いておくもの

風で割れるのは窓、家に入ってくるのは水です。この2つは、進路が決まってから買いに走っても店の棚から消えています。

和気産業 ガラスの飛散防止フィルム 46cm×185cm(WF-005)

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窓が割れるのを防ぐ道具ではありません。割れたあとの破片を膜で押さえるものです。飛散率を約1%まで落とせるのは防災安全合わせガラスですが、そちらは発注から施工まで日数がかかって台風の前には間に合いません。今日のうちに手を動かせるのはこちらです。貼るのは室内側です。

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土のうは砂を詰める前提の道具ですが、住宅街ではその砂が手に入りません。水で膨らむ型なら平たいまま棚にしまえて、玄関の段差にも、下水が逆流してくる風呂・トイレの排水口の上にも置けます。

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一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。

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区域が多い町・大字

高松市の町・大字ごとの土砂災害警戒区域の数を円で示した地図
円の大きさが区域の数です。南の塩江町・西植田町と、東の庵治町に大きな円があります
町・大字 区域(うちレッド) うち土石流
塩江町安原下 186(179) 23
西植田町 152(150) 1
庵治町 142(112) 39
塩江町上西 138(125) 17
塩江町安原上東 108(99) 18
香川町東谷 97(95) 9
塩江町安原上 72(71) 9
菅沢町 66(66) 0
東植田町 49(48) 0
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表の数は、香川県のオープンデータ(2025年8月7日更新)に書かれた所在地で町・大字に振り分けた集計です。1区域が2つの町に重なって入ることはなく、高松市のファイルに紛れていた綾川町の分は除外。字名の表記がそろわないため、目安です。
高松市の町・大字ごとの土砂災害警戒区域数を並べた棒グラフ
区域の多い町・大字の上位10

西植田町の152か所は、1か所を除いてがけ崩れの区域です。

1,717と1,697:県のデータと市の計画の一覧

種類 県のオープンデータ(2025年8月7日更新) 市の地域防災計画の一覧(令和8年3月修正)
急傾斜地の崩壊 1,445 1,450
土石流 247 247
地すべり 25 一覧に行がない
合計 1,717 1,697

県のデータの1,717か所のうち1,502か所には、特別警戒区域(レッド)が重なります。市の一覧は枝番を1行ずつ載せた表で、合計は書かれていません。

崖の上と下の家、沢の下流と谷の出口の住宅に土砂が届く位置関係を示した模式イラスト
AI生成の一般的な模式イラスト。現地の被害写真や指定区域図ではありません。実際の範囲は公式マップで確認してください。
イエローゾーンとレッドゾーンの違いを並べた図
危険度の段階ではなく、かかる規制が違います

塩江町安原下:186か所が集まる山あいの大字

高松市塩江町安原下のまわりの土砂災害警戒区域の地図
塩江町安原下では、川と道路に沿った斜面に黄と赤の区域が続きます

塩江町安原下(186か所)

ピンは塩江町安原下という大字のおよその中心で、土砂が崩れた地点ではありません。

塩江町安原下をGoogleマップで開く ›

塩江町安原下は、6月2日の高齢者等避難の17地区に入っていました。

2004年の台風第23号:崖崩れ67か所、亡くなった3人は田や用水路を見に出ていた

市の地域防災計画の「主な風水害」の表で、2004年10月19〜20日の台風第23号は崖崩れ67か所・死者1人。合併前の旧香川町の欄にも死者2人とあります。

内閣府の報告(第17報)では、高松市の83歳男性は田の様子を、香川町の80歳の男性と女性は用水路の様子を見に出かけて行方不明になりました。同じ報告はさぬき市の死者を「土砂崩れにより生き埋めとなり死亡」と書きますが、この3人の欄に土砂崩れの記載はありません。

避難情報の見方

県の表で見ると、今年の大雨での市の避難情報は6月2日・6月25日・9月8日の3回とも警戒レベル3の高齢者等避難です。9月8〜9日は35地区の12,704世帯が対象でした。県が公表したレベル4土砂災害危険警報(6月26日・9月9日)の対象に、高松市は入っていません。土砂と洪水のどちらを理由にしたかは、表に書かれていません。

土砂災害の情報と市の避難情報の対応を示した図
2026年5月29日から、土砂災害警戒情報は「レベル4土砂災害危険警報」に名前が変わりました

市の地域防災計画(令和8年6月修正)は、避難指示の発令基準に、レベル4土砂災害危険警報が出たとき、気象庁「キキクル(土砂災害の危険度分布)」が「危険(紫)」になったとき、前兆(山鳴り、湧き水・地下水の濁りなど)の発見などを挙げます。夜間・未明でもこれに当たれば「躊躇なく」避難指示を出す、と計画にあります。

土砂崩れの前ぶれ8つを並べた図
政府広報オンラインの「主な前兆現象」をもとに作成

防災マップの時点

区域を指定するのは県で、ハザードマップは市が作ります。いまの「たかまつ防災マップ」の冊子は2025年2月の作成です。地域コミュニティ別ハザードマップのうち、塩江と牟礼・庵治の面には「令和7年2月時点で」指定されている区域を表示している、とあります。残り9面の時点は今回確かめておらず、冊子の全市図には基準日が見当たりませんでした。

自宅の区域を調べる

  1. かがわ防災Web(ウェブ)ポータルで自宅のまわりの区域の名前を探す
  2. 県の告示図書(1/2,500)の閲覧ページで、その区域の線と自宅の位置を見比べる
  3. 分からなければ、高松土木事務所管理課(087-889-8902)か市の河港課(087-839-2522)に聞く

区域の新しい調査候補「土砂災害が発生するおそれのある箇所」(県内3,784箇所)も、2026年4月から同じポータルで見られます。

裏の斜面が心配なら、市の急傾斜地崩壊対策事業があります。市が測量・設計から工事までを行い、費用は県5割・市4割・地元1割の負担です。条件は、切り崩しや擁壁のない自然斜面で高さ5m以上・傾斜30度以上、守られる人家等が2戸以上あること。工事をしてもレッド区域が必ず解除されるわけではなく、イエロー区域は斜面がなくならない限り解除されません。

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高松市のほかの災害リスク・ほかの市

香川県とほかの県の土砂崩れ

この記事のまとめ

区域は南の山あいと庵治町に集まっています。時点を確かめた2面は令和7年2月なので、線は県の告示図書で確かめてください。

出典(すべて2026年9月26日に確認)

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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