MENU
お役立ち記事
【近日公開】AIが物件資料からSUUMO・at homeの入稿文を作成「入稿メイト」|先行登録受付中(無料)

八千代市 土砂崩れ どこが危ないの?

2026年8月13日の千葉豪雨で、国土交通省の速報に載った八千代市のがけ崩れは12件でした。ただし、その資料に町名は載っていません。18時15分にレベル4土砂災害危険警報が出て、市は19時に土砂災害警戒区域へ避難指示を出しました。

市内の区域は、千葉県の一覧で132か所。このうち63か所は2026年に指定された区域で、2024年8月発行の紙のハザードマップより後の指定です。

先に結論

  • ✓ 区域が最も多い字は村上の18か所、次いで米本15・吉橋13
  • ✓ 9月21日の台風第25号でも、6時16分に危険警報、6時50分に土砂の避難指示
  • ✓ 市の計画が挙げる主な土砂災害で、崖崩れが最も多いのは1991年の23箇所
目次

2026年8月の千葉豪雨:八千代市のがけ崩れ12件

国交省の「令和8年8月千葉豪雨に関する土砂災害発生状況」(9月8日の速報版)では、県内のがけ崩れ304件のうち八千代市が12件です。

8月13〜14日 八千代市
レベル4土砂災害危険警報 13日18時15分〜14日10時33分
避難指示(土砂災害警戒区域) 13日19時〜14日10時33分
緊急安全確保 13日20時〜14日5時15分

緊急安全確保の対象地区は県の資料に書かれていません。県立八千代広域公園では遊歩道の法面が長さ約30m崩れ、立入禁止になりました。

通行止めの場所:市の一覧に理由は書かれていない

通行止めの場所は、市の道路の通行止めのページの地図で見られます(9月25日時点の一覧)。

路線(市の一覧の名前) 一覧に書かれた開始日時
萱田町20号線 8月16日15時30分
米本上高野線 8月17日17時50分
ゆりのき台136号線 9月21日7時10分

9月20〜23日に始まった麦丸7号線・阿宗橋なども含め、どの路線も、崩れたのか冠水なのかは一覧と地図に書かれていません。「土砂崩れ」「斜面」という言葉も出てきません。9月7日の朝にも、市は「大雨の影響により一部道路の通行止めを行っています」とメールで知らせました(7時30分更新)。どの道路かはメールに書かれていません。

9月21日、危険警報の34分後に土砂の避難指示

台風第25号では、20日23時20分に八千代台北・八千代台西・大和田・萱田・上高野へ高齢者等避難、21日1時29分に勝田台を加えた6地区へ避難指示。何の災害への発令かは書かれておらず、「崖から離れた屋内の高い所など」へ避難するよう呼びかけています。

6時16分にレベル4土砂災害危険警報、6時50分に「土砂災害警戒区域及び特別警戒区域に住む方」への避難指示。危険警報は22日6時5分に注意報へ。避難指示の解除時刻は見つかりませんでした。

土砂災害の情報と市の避難情報の対応を示した図
2026年5月29日から、土砂災害警戒情報は「レベル4土砂災害危険警報」に名前が変わりました

市の計画では、土砂災害危険警報(計画では旧名の「土砂災害警戒情報」)か気象庁「キキクル(土砂災害の危険度分布)」の紫(危険)で避難指示、大雨特別警報・キキクルの黒(災害切迫)・土砂災害の発生のどれかで緊急安全確保です。

土砂崩れの前ぶれ8つを並べた図
政府広報オンラインの「主な前兆現象」をもとに作成

台風シーズンが始まる前に、家へ置いておくもの

風で割れるのは窓、家に入ってくるのは水です。この2つは、進路が決まってから買いに走っても店の棚から消えています。

和気産業 ガラスの飛散防止フィルム 46cm×185cm(WF-005)

和気産業 ガラスの飛散防止フィルム 46cm×185cm(WF-005)

窓が割れるのを防ぐ道具ではありません。割れたあとの破片を膜で押さえるものです。飛散率を約1%まで落とせるのは防災安全合わせガラスですが、そちらは発注から施工まで日数がかかって台風の前には間に合いません。今日のうちに手を動かせるのはこちらです。貼るのは室内側です。

吸水式 土のう袋(水で膨らむ・逆流防止にも使える)

吸水式 土のう袋(水で膨らむ・逆流防止にも使える)

土のうは砂を詰める前提の道具ですが、住宅街ではその砂が手に入りません。水で膨らむ型なら平たいまま棚にしまえて、玄関の段差にも、下水が逆流してくる風呂・トイレの排水口の上にも置けます。

アイリスオーヤマ 防災リュック 1人用 33点セット(防災士監修)

アイリスオーヤマ 防災リュック 1人用 33点セット(防災士監修)

一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。

※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。

八千代市で土砂崩れが危ない場所:村上・米本・吉橋

八千代市の字ごとの土砂災害警戒区域の数を円で示した地図
円が大きいほど区域の多い字です
字 区域の数(うちレッド)
村上 18(13)
米本 15(15)
吉橋 13(11)
島田 9(6)
桑橋・麦丸 7(7)ずつ
下高野・神久保・上高野 6(6)ずつ
平戸 6(5)
i
千葉県の指定箇所一覧(令和8年8月7日現在)で、主たる市が八千代市の132区域を数えました。2つの字にまたがる区域は両方に数え、丁目は町名にまとめ、佐倉市が主の1区域は除いています。
八千代市の字ごとの土砂災害警戒区域数を並べた棒グラフ
区域の多い字の上位10

市の地域防災計画は、区域が低地と台地の境の段丘崖にあり、「新川の西側と,桑納川の北側に多く分布する」と書いています。

八千代市村上のまわりの土砂災害警戒区域の地図
村上の18か所のうち13か所は、建物に規制がかかるレッドゾーン

村上(18か所)

点は村上の字のおよその中心で、崩れた場所を示すものではありません。

村上をGoogleマップで開く ›

132か所のうち63か所は、紙のマップより後の指定

県の告示日 区域の数
2010年10月22日 43
2019〜2020年 18
2024年3月 8
2026年1月30日 62
2026年3月31日 1

区域の線を引くのは千葉県で、紙とWeb(ウェブ)の地図を作って配るのは八千代市です。紙のハザードマップは2024年(令和6年)8月発行で、市のページは2024年3月までの新しい指定を「追加し」たと説明しています。地図面と凡例に、何年何月現在の指定かの記載は見つかりませんでした。

2026年の63か所は、計算上この紙のマップに入っていません。字別では吉橋・米本が9か所、村上が8か所です。Web版マップは「最終更新日:令和8年3月」ですが、2026年の指定を含むかはページに書かれていません。

全部がけ崩れの区域、八千代台東6丁目に地すべり防止区域

急傾斜地の崩壊・土石流・地すべりの違いを並べた模式図
「土砂崩れ」は、法律上この3つに分かれます

132か所はすべて「急傾斜地の崩壊」で、レッドゾーンは108か所。別の法律では、国が指定した地すべり防止区域が八千代台東6丁目に1か所、県知事が指定する急傾斜地崩壊危険区域が21箇所あります。

イエローゾーンとレッドゾーンの違いを並べた図
危険度の段階ではなく、かかる規制が違います

市の計画に残る崖崩れ:1991年は23箇所

年 雨 崖崩れ(町名の記載なし)
1991年 秋雨前線・台風第21号 23箇所
2013年 台風第26号(連続雨量306mm) 8件
2014・2017・2019年 集中豪雨・台風・大雨 1件ずつ

自宅が区域に入っているか調べる

  1. 市のWeb版防災ハザードマップで自宅のまわりを開く
  2. 県のちば情報マップ(土砂災害警戒区域等)でも見る
  3. まだ区域になっていない崖の県の調査結果は、千葉土木事務所(043-242-6104)が八千代市の問い合わせ先

区域に住む人には防災ラジオの無償貸与があります(市の危機管理課)。崖のそばの家の移転を支える「がけ地近接等危険住宅移転事業」は、県のページに載る実施15市町に八千代市が入っていません。擁壁の補助も、市のものは見つかりませんでした。急傾斜地崩壊危険区域では、県や市が所有者に代わって崩壊防止の工事をする事業があります(宅地を広げる擁壁などは対象外)。

\住所を入れるだけ 1分で公的データを確認できます/

災害リスク診断で自分の住所を調べてみる ›

登録不要・無料。土砂災害警戒区域・洪水の浸水想定・地盤の揺れやすさをまとめて出します

八千代市のほかの災害リスク・ほかの市

千葉県とほかの県の土砂崩れ

この記事のまとめ

8月のがけ崩れ12件の町名は、国と県の資料に書かれておらず、市の公表も見つかりませんでした。吉橋・米本・村上に住むなら、紙のマップではなく県か市のWebの地図で、自宅が区域に入っていないか見てください。

出典(すべて2026年9月25日に確認)

Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する

災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。

災害・防災の新着

もっと見る
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

コメント

コメントする

目次