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中古住宅内見チェックリスト|印刷できるPDF付き・見る順番と注意点

中古住宅の内見は、部屋のきれいさだけで判断すると、雨漏り跡や設備の古さ、修繕履歴など大切な確認が抜けやすくなります。このページでは、現地で使える確認項目を「外回り→室内→水回り→窓・換気→質問」の順にまとめました。

中古住宅 内見チェックリスト
中古住宅 内見チェックリスト
目次

結論:きれいかどうかより「あとで確認できる記録」を残す

内見だけで住宅の安全性や隠れた不具合を断定することはできません。目的は、購入を即決することではなく、気になる点を見つけ、写真と質問で記録し、契約前に追加確認へつなげることです。

中古住宅を内見するときの確認順序
中古住宅を内見するときの確認順序

内見前に準備するもの

中古住宅内見の持ち物
中古住宅内見の持ち物
  • スマートフォン:写真、動画、方位、水平確認
  • 3~5m程度のメジャー:家具・冷蔵庫・洗濯機置場
  • 販売図面と間取り図:現況との差を確認
  • 筆記用具:質問と回答をその場で記録
  • 懐中電灯:収納内、床下・小屋裏点検口付近

居住中の物件では、収納を開ける、設備を動かす、写真を撮る前に必ず許可を得ましょう。

Web版チェックリスト

1. 外回り

  • 敷地・道路:境界標、越境物、接道、擁壁、水はけを確認した
  • 基礎:大きなひび、欠け、著しい沈下のように見える箇所を撮影した
  • 外壁:ひび、浮き、目地の切れ、塗装の劣化を確認した
  • 屋根・軒裏:ずれ、割れ、雨樋、軒裏の染みを見える範囲で確認した
  • 周辺環境:騒音、臭い、日当たり、隣家との距離を時間帯も含めて確認した

外回りの詳しい図解を見る

2. 玄関・室内

  • :歩いたときの沈み、きしみ、傾きの違和感を確認した
  • 壁・天井:染み、カビ、クロスの不自然な張替えを確認した
  • 建具:ドアと窓を許可を得て開閉し、引っ掛かりを確認した
  • 収納:内部の湿気、臭い、染みを許可を得て確認した
  • 寸法:家具・家電・搬入経路に必要な寸法を測った

室内の詳しい図解を見る

3. 水回り・設備

  • キッチン:シンク下、排水、換気扇、コンセントを確認した
  • 浴室・洗面:目地、床、扉まわり、洗面台下の漏水跡を確認した
  • トイレ:床の変色、便器まわり、換気を確認した
  • 給湯器:製造年、号数、設置場所、交換歴を質問した
  • 配管:水道・下水・浄化槽の別と更新歴を確認した

水回りの詳しい図解を見る

4. 窓・断熱・換気

  • :ガラスの種類、サッシ、開閉、鍵を確認した
  • 結露跡:窓枠、カーテン裏、北側壁のカビ・染みを確認した
  • 換気:給気口、換気扇、24時間換気設備の有無を確認した
  • 断熱:断熱改修歴、省エネ性能表示、図面の有無を質問した
  • 日射:方位と窓の位置、庇、周囲の建物を確認した

窓・断熱の詳しい図解を見る

5. 売主・仲介会社へ確認

  • 修繕:屋根、外壁、防水、給湯器、配管の修繕・交換履歴
  • 不具合:雨漏り、漏水、シロアリ、傾き、設備故障の履歴
  • 書類:確認済証、検査済証、図面、調査報告書、保証書の有無
  • 境界等:境界、越境、私道、近隣との申し合わせ
  • 引渡し:残置物、付帯設備、契約不適合責任、引渡し時期

質問リスト20を見る

無料PDF版

印刷して内見時に書き込めるA4版を用意しました。個人の住宅検討に無料で利用できます。

中古住宅内見チェックリストPDFを開く

内見後の確認を3段階で整理する図
内見後の確認を3段階で整理する図

注意:内見は専門調査の代わりではない

国土交通省の既存住宅状況調査は、講習を修了した建築士が定められた方法で、構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分などを調査する制度です。購入者自身の内見チェックとは役割が異なります。気になる症状がある場合は、契約前に建築士や既存住宅状況調査技術者へ相談してください。

制度の概要は国土交通省「既存住宅状況調査技術者講習制度」で確認できます。

FAQ

内見は何回行くべきですか?

回数だけでなく、明るい時間帯で外回りを確認し、購入判断が進んだら寸法・設備・書類を再確認するなど、目的を分けることが重要です。

床の傾きをスマホだけで判断できますか?

スマホは違和感を記録する補助にはなりますが、診断にはなりません。著しい違和感があれば専門家による計測を依頼してください。

売主が住んでいて収納を確認できません

無断で開けず、仲介会社を通して確認可能な範囲を相談します。見られなかった箇所も記録し、必要なら再内見や資料確認を依頼します。

まとめ

外回りから一定の順番で見て、写真・質問・未確認箇所を残すと比較しやすくなります。相場はかんたん相場検索、災害リスクは不動産リスク診断もあわせて利用してください。

執筆・確認方針

国土交通省・環境省の公開資料を確認し、不動産実務経験をもとに購入者が現地で記録しやすい形へ整理しました。2026年7月18日確認。個別物件の安全性や契約判断を保証するものではありません。

次に使うツール

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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