MENU
お役立ち記事
【近日公開】AIが物件資料からSUUMO・at homeの入稿文を作成「入稿メイト」|先行登録受付中(無料)

唐津市 土砂崩れ どこが危ないの?

唐津市 土砂崩れ どこが危ないの?の記事アイキャッチ

唐津市では、相知町伊岐佐・浜玉町平原・相知町平山上に土砂災害警戒区域が多くあります。区域の数は、以下に示す資料の時点で数えたものです。

2023年7月10日の午前6時ごろ、唐津市浜玉町平原今坂で土石流が起き、3人が亡くなりました。県のまとめで、家屋2棟が全壊しました。

佐賀県が指定した市内の土砂災害警戒区域は3,362か所(2025年5月20日現在)。今坂のある浜玉町平原は、そのうち104か所を占めます。

先に結論

  • ✓ 区域が最も多い大字は相知町伊岐佐の146か所。浜玉町平原は2番目
  • ✓ 2026年7月5日6時30分、市は市内全域の113,117人に避難指示を出した
  • ✓ 地すべりの区域は90か所。相知町平山上では2020年に大規模な地滑りの兆候が確認された
目次

2023年の浜玉町の被害

市の地域防災計画によると、この日は未明から明け方に市内で1時間80mm以上の雨が降り、浜玉町今坂の時間雨量は88mmでした。国土交通省九州地方整備局の現地調査の資料は、被害を「全壊2戸、死者3名」としています。

同じ資料に載った九州大学の准教授の所見は、流れ出たのは「マサ土と思われる細かい土砂を主としたもの」と流木20本くらい。土石流そのものについては「崩壊地を見た訳ではなく正確ではないが」と断ったうえで、「表層崩壊に起因した土石流と思われる」としています。

土砂災害警戒情報(当時の名前)は、唐津市に10日0時40分に出ていました(県「令和5年 災害の概要」)。

台風シーズンが始まる前に、家へ置いておくもの

風で割れるのは窓、家に入ってくるのは水です。この2つは、進路が決まってから買いに走っても店の棚から消えています。

和気産業 ガラスの飛散防止フィルム 46cm×185cm(WF-005)

和気産業 ガラスの飛散防止フィルム 46cm×185cm(WF-005)

窓が割れるのを防ぐ道具ではありません。割れたあとの破片を膜で押さえるものです。飛散率を約1%まで落とせるのは防災安全合わせガラスですが、そちらは発注から施工まで日数がかかって台風の前には間に合いません。今日のうちに手を動かせるのはこちらです。貼るのは室内側です。

吸水式 土のう袋(水で膨らむ・逆流防止にも使える)

吸水式 土のう袋(水で膨らむ・逆流防止にも使える)

土のうは砂を詰める前提の道具ですが、住宅街ではその砂が手に入りません。水で膨らむ型なら平たいまま棚にしまえて、玄関の段差にも、下水が逆流してくる風呂・トイレの排水口の上にも置けます。

アイリスオーヤマ 防災リュック 1人用 33点セット(防災士監修)

アイリスオーヤマ 防災リュック 1人用 33点セット(防災士監修)

一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。

※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。

区域が多い大字

唐津市の大字ごとの土砂災害警戒区域の数を円で示した地図
相知町の山あいと浜玉町・七山に大きな円が並び、円の大きさが区域の数です
大字 区域(うちレッド) うち土石流
相知町伊岐佐 146(121) 79
浜玉町平原 104(94) 44
相知町平山上 84(73) 36
相知町牟田部 80(73) 39
神田 70(68) 9
七山白木 66(60) 6
i
佐賀県の唐津市の区域一覧(最終告示 令和4年9月13日)の3,362区域を、それぞれ所在地の大字1つに入れて数えました。唐津市と多久市にまたがる地すべりの区域(八幡岳)1つは、唐津側の相知町平山上に入れています。
唐津市の大字ごとの土砂災害警戒区域数を並べた棒グラフ
区域の多い大字の上位10

浜玉町平原:区域104、名前に「今坂」がつく区域は17

唐津市浜玉町平原のまわりの土砂災害警戒区域の地図
浜玉町平原の104か所のうち44か所が土石流、59か所ががけ崩れの区域です

浜玉町平原(104か所)

地図の点は浜玉町平原の大字のおよその中心です。2023年に土石流が起きた場所を指すものではありません。

浜玉町平原をGoogleマップで開く ›

県の一覧で区域名に「今坂」を含むのは、がけ崩れの「今坂第一-1〜5」「今坂1・2・3・5」と土石流の「今坂川」8区域の計17区域で、告示はどれも2017年2月24日です。2023年の土石流がこの区域の中で起きたかどうかは、今回確かめた資料には書かれていません。

地すべりの区域は90:相知町平山上の兆候と肥前町納所の通行止め

種類 区域 うち特別警戒区域
急傾斜地の崩壊 2,403 2,285
土石流 869 688
地すべり 90 0
崖の上と下の家、沢の下流と谷の出口の住宅に土砂が届く位置関係を示した模式イラスト
AI生成の一般的な模式イラスト。現地の被害写真や指定区域図ではありません。実際の範囲は公式マップで確認してください。
イエローゾーンとレッドゾーンの違いを並べた図
危険度の段階ではなく、かかる規制が違います

市の計画には、2020年7月に相知町平山上で大規模な地滑りの兆候が確認され、ふもとの民家3世帯の一部に被害が及んだとあります。市の通行規制情報(2026年7月14日更新)では、肥前町納所の駄竹・納所線が「地滑りのおそれがある箇所の通行止め」です(始まった日は書かれていません)。

2026年7月、唐津地区と市内全域に避難指示

市の防災ポータルの避難情報履歴によると、7月1日は22時30分に唐津地区の34,020世帯71,895人へ避難指示(理由は「土砂災害危険警報発令」)。危険警報の解除に伴い、翌2日3時50分に解除しました。

7月5日は6時30分に市内全域の51,432世帯113,117人へ避難指示を出し、「土砂災害危険警報から土砂災害注意報へ引き下げられたため」として9時13分に解除しました。同じ日の19時には、肥前町納所の京泊地区57世帯106人にも「土砂災害警戒のため」避難指示が出て、6日17時まで続きました。市内の土砂崩れの有無は、今回確かめた県・市の資料では確認できませんでした。

避難情報の見方

土砂災害の情報と市の避難情報の対応を示した図
2026年5月29日から、土砂災害警戒情報は「レベル4土砂災害危険警報」に名前が変わりました

市の地域防災計画は、避難指示の目安に「土砂災害警戒情報が発表され、災害の発生が予測されたとき」「前兆現象が確認されたとき」「過去に災害発生があり、経験的に災害発生が予測されたとき等」を並べています。「重視区域」には、土砂災害警戒区域に指定された地区と「過去に災害発生があった地区」が入ります。

7月1日と5日朝の避難指示の理由は、新しい名前の危険警報でした。夜に雨が強まったら、気象庁「キキクル(土砂災害の危険度分布)」で自宅の周りが紫になっていないかを確かめてください。

土砂崩れの前ぶれ8つを並べた図
政府広報オンラインの「主な前兆現象」をもとに作成

防災マップの時点

県の指定を市が地図に落としたのが、全戸配付の冊子「唐津市防災マップ」です。発行は令和5年3月で、土砂災害のページに区域の基準日は見当たりません。地区別マップ8枚のうち確かめた唐津・肥前の2枚も同じでした。県の一覧の最新の告示は2022年9月13日で、冊子の発行より前です。

自宅の区域を調べる

  1. 市が案内している県の安図くん(佐賀県河川・砂防地理情報システム)で住所を探し、家や裏山に色が重なっていないか見る
  2. 境目が家にかかるときは、唐津土木事務所管理課(0955-73-2863)で指定区域図を見る

市は、災害危険区域などの区域内にある住宅を安全な場所へ移すときに、移転費用を助成しています。レッド区域では、指定日以前に建てた住宅に限られます(県)。工事の契約や着工の前に、必ず事前の相談と申請が要ります。除却費等の限度額は97万5千円。住宅の建設費と土地の取得費は、借入金の利子に当たる額が対象で、借入金額3,000万円などの上限があります。

\住所を入れるだけ 1分で公的データを確認できます/

災害リスク診断で自分の住所を調べてみる ›

登録不要・無料。土砂災害警戒区域・洪水の浸水想定・地盤の揺れやすさをまとめて出します

唐津市のほかの災害リスク・ほかの市

佐賀県とほかの県の土砂崩れ

この記事のまとめ

2023年3月の冊子がある家も、安図くんでいまの線を自宅に重ねて見てください。

出典(すべて2026年9月26日に確認)

Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する

災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。

災害・防災の新着

もっと見る
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

コメント

コメントする

目次