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ChatGPTでWeb検索する方法|最新情報を情報源つきで調べるコツ

ChatGPTに「今の制度はどうなっていますか」と聞いて、実際とは違う古い答えが返ってきたことはないでしょうか。ChatGPTは学習した時点までの知識で答えるため、その後に変わった料金や制度は知らないままです。Web検索機能を使うと、その場でWebを調べて、引用元のリンクつきで答えが返ってきます。この記事では、出典つきで調べる指示の書き方と、返ってきた出典をどう確かめるかを順に説明します。

先に結論

  • 学習した知識だけで答えさせると、古い料金や制度がそのまま返ってくる
  • Web検索機能を使うと、引用元のリンク(出典)つきで最新の情報を調べられる
  • 指示に入れるのは「情報源のURLを併記」「一次情報を優先」「いつ時点の情報か」の3つ
  • 出典リンクは必ず開いて元ページを読む。AIの要約だけで数字を使わない
目次

この機能でできること

ChatGPTは、学習した文章をもとに答えを組み立てます。学習したあとに起きたことは知らないため、料金改定や制度変更をそのまま聞くと、古い内容や事実と違う内容が混ざることがあります。返ってくる文章はいつも自信たっぷりなので、古いかどうかは読んだだけでは分かりません。

Web検索機能は、その場でWebを調べてから答えを作ります。答えの中や下に引用元のリンク(出典)が並ぶので、リンクを開けば元のページをそのまま読めます。AIの答えが正しいかどうかを、自分の目で確かめられるようになる。これがWeb検索を使う最大の利点です。

Web検索を使うかどうかは、入力欄まわりのツール(+などのメニュー)から選びます。メニューの名前や並びは更新で変わるため、見つからないときは質問文の先頭に「Webで検索して答えてください」と書く方法でも構いません。

向いている調べもの、向いていない調べもの

Web検索は万能ではありません。取ってこられるのは「Webに公開されている情報」だけです。

向いている調べもの 向いていない調べもの
制度変更・法改正の施行時期 社内の規程や過去のやり取り
サービスの料金改定・仕様変更 有料会員限定・ログインの先にある情報
最新の相場感や市場の動き 個別の事情に対する法律・税務の判断
企業の公式発表・プレスリリース 公開されていない取引先の内部情報

向いていない側は、Webに出ていないか、公開情報だけでは結論を出せないものです。社内情報はいくら検索しても出てきません。個別の法律判断や税務判断は、条文や解説は出せても、あなたの事情に当てはめた結論は専門家に確認する話になります。この線引きを先に持っておくと、AIに無いものを探させて時間を溶かす失敗が減ります。

こんな仕事に便利

  • 事務・総務:年末調整や社会保険の扱いが変わったとき、官公庁のページを出典にして現在の内容を確かめる
  • 不動産・建設:法改正の施行日や公的統計の最新値が、どの公式ページに載っているかを探す
  • 在宅ワーカー・フリーランス:新しいクライアントの業界で直近に何が発表されたかを、出典つきで短時間につかむ
  • ブログ・SNS運用:記事に書く数字の出どころを探し、引用できる公式ページまでたどる
  • 小売・EC:仕入先や競合サービスの料金・条件を、公式ページを出典にして横並びで比べる
  • 顧客対応:問い合わせの多い外部サービスについて、今の仕様がどうなっているかを確かめる

共通しているのは、「答えそのもの」をAIからもらうのではなく、「答えが載っている公式ページ」を早く見つける道具として使っている点です。最後に根拠として提出するのは、AIの文章ではなく公式ページのほうになります。

実際にやってみる

ここからは実際の画面で手順を追います。※画面は更新されることがあります。

STEP1 新しいチャットで、Web検索を使う状態にする

ChatGPTを開いて新しいチャットを始め、入力欄まわりのツール(+などのメニュー)からWeb検索にあたる項目を選びます。前の話題が残っているチャットに続けて聞くと、前の内容に引っ張られた答えが返ることがあるため、調べものは新しいチャットで始めるのが確実です。

STEP2 質問に3つの条件を添える

「◯◯の最新情報を教えて」だけだと、出典のない要約が返ってくることがあります。質問に、情報源のURLを併記すること、一次情報(公式サイト・官公庁)を優先すること、いつ時点の情報かを書くこと、この3つを添えます。この3行が、出典つきで調べるための最低限の指示です。

STEP3 答えに出典リンクが付いているか見る

返ってきた答えに引用元のリンクが並んでいるかを、まず目で確かめます。リンクが1つも無いときは、Webを調べずに学習した知識だけで答えている可能性があります。その場合は「Webで検索し直して、参照したページのURLを書いてください」と頼み直します。

STEP4 出典を開いて、数字と条件を元ページで確かめる

ここを飛ばすと、Web検索を使う意味がほとんどなくなります。出典リンクは必ず開いて、答えに出てきた数字・日付・条件が元ページに同じように書いてあるかを見る。要約の途中で「◯◯の場合を除く」といった但し書きが落ちていることも、対象者の条件が消えていることもあります。全部の出典を開く必要はなく、実際に自分が使う数字が載っているページだけで足ります。

STEP5 期間と情報源を絞って聞き直す

古い記事が出典に混ざっていたら、条件を足して聞き直します。「2025年以降に公開された情報に限ってください」「公式サイトに書かれている内容だけで答えてください」のように絞ると、出典の質が上がります。1回で完璧な答えを求めず、条件を足しながら2〜3回やり取りするほうが、結局は速く着地します。

コピペで使えるプロンプト

どれも【 】の中を自分の状況に書き換えて、そのまま貼り付けて使えます。

最新情報を出典つきで調べる

コピーして使えるプロンプト

【調べたいこと】について、最新の情報をWebで調べて教えてください。
次の3つを必ず守ってください。
1. 参照したページのURLを回答の中に併記する
2. 一次情報(公式サイト・官公庁の発表)を優先する
3. その情報がいつ時点のものかを明記する
確認できなかった項目は、推測せず「確認できませんでした」と書いてください。

公式サイトの記載だけで答えさせる

コピーして使えるプロンプト

【会社名・サービス名】の【調べたい項目(料金プラン・提供条件など)】について、公式サイトに書かれている内容だけで答えてください。
まとめサイトや個人のブログは使わないでください。
参照した公式ページのURLと、そのページの発表日または最終更新日を書いてください。
公式サイトに記載が無い項目は「公式サイトに記載なし」と書いてください。

複数社のサービスを比較して出典を並べる

コピーして使えるプロンプト

【サービスA】【サービスB】【サービスC】を、【比較したい観点(料金・対応範囲・解約条件など)】で比較して表にしてください。
表の一番右の列に、その行の情報の出典URLを1件ずつ入れてください。
出典は各社の公式サイトを優先してください。
公式サイトに記載が無い項目は、埋めずに「記載なし」と書いてください。

「いつ時点の情報か」を必ず書かせる

コピーして使えるプロンプト

【調べたいこと】について、【2025年】以降に公開された情報に限って調べてください。
回答の各項目のうしろに「(◯年◯月時点・出典URL)」の形で、時点と出典を書いてください。
指定した年より古い情報しか見つからない項目は、その旨と、見つかった最新の情報がいつのものかを書いてください。

実際の仕事での使用例

総務のAさんは、制度変更を社内へ周知する文書を作るとき、まず出典つきで現状を調べます。URL併記と一次情報優先の条件で聞くと、出典に官公庁のページが並びました。そのページを開いて読むと、対象になる従業員の条件がAIの回答では省略されていることに気づき、元ページの条件をそのまま周知文に書き足して配布しました。出典を開かなければ、条件抜けのまま社内に流れていた内容です。

フリーランスのBさんは、クライアントに提案する業務ツール3社の比較表を作りました。出典URLつきで出させたところ、1社だけ出典が2年前の紹介記事で、開いてみるとプラン構成が現在と違っていました。「公式サイトに書かれている内容だけで答えてください」と条件を足して聞き直し、3社とも公式ページを出典にした表に作り直してから提出しています。

2人がやったのはAIを疑うことではなく、出典を開いて元の文章を読んだだけです。この工程が入るだけで、調べものの成果物が人に見せられる水準に変わります。

よくある失敗

出典を開かずに数字を引用する

一番多い事故です。リンクが付いているだけで確かめた気になりますが、リンク先の中身と回答の数字が一致している保証はどこにもありません。社外に出す資料や見積の根拠にする数字は、出典を開いて元の記述を読んでから写します。

古い記事を出典にされる

検索して上位に出るのが数年前の記事、ということはよく起きます。料金や制度は改定されているのに、古い記事の数字がそのまま回答に乗ってしまいます。「2025年以降に公開された情報に限ってください」と期間を指定し、回答の各項目に時点を書かせると避けられます。

検索させたつもりが、学習知識で答えている

見分け方は単純で、回答に引用元のリンクが1つも無ければ、Webを調べていないと考えて構いません。「参照したページのURLを書いてください」と頼み直しても具体的なURLが出てこないなら、学習した知識だけで書いています。その回答は最新情報として扱わないでください。

要約が元記事の意味とずれている

元ページに書かれた「◯◯の場合を除く」といった例外や、適用される対象者の条件は、短くまとめる過程で落ちやすい部分です。出典を開くときは、数字が合っているかだけでなく、その数字がどんな条件のときの値なのかまで読みます。数字が正しくて条件が抜けている資料は、数字が違う資料と同じくらい使えません。

注意点

  • 個人情報や社外秘の文書を入れない。仕事の文書を貼る前に、勤務先のルールを確認する
  • AIの回答は間違うことがある。数字・固有名詞は出典ページの記述と突き合わせる
  • 会社の資料を入れる前に、データの学習利用設定(設定→データコントロール)を確認する
  • 公式発表・法令・料金は必ず一次情報で裏を取る。まとめ記事や個人のブログを最終的な根拠にしない

4つ目は、Web検索を使うときにとくに効きます。検索結果には個人のまとめ記事も広告記事も混ざるからです。最後に根拠として残すのは、官公庁や企業の公式ページだけにすると決めておけば、あとから「その数字はどこから来たのか」と聞かれたときに困りません。

まとめ

Web検索機能を使うと、ChatGPTの回答に引用元のリンクが付きます。指示に入れるのは、情報源のURLを併記する、一次情報を優先する、いつ時点の情報かを書く、この3つです。

そのうえで、出典リンクは開いて元のページを読みます。AIの仕事は「候補のページを集めて要点を並べる」ところまでで、正しいかどうかを決めるのは人間の側に残ります。ここを分けて考えると、調べものの速さと正確さを同時に取れます。

検索で集まった長文の記事や資料を全部読むのがつらいときは、ChatGPTで文章を要約・整理する方法で要点だけ先に拾えます。調べた材料をもとに企画や打ち手を考える段階に進むなら、ChatGPTでアイデア出しをする方法が次の一歩になります。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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