🗨️「コウノトリが神戸市灘区に飛んできたって本当?」
本当です。10月3日の夕方、灘区の住宅街の空を3〜4羽のコウノトリが南から六甲山の方へ飛んでいきました。うち1羽は近くの電柱に降りています。住民の川西宏司さんが撮影し、神戸新聞が10月7日に伝えました。
灘区で何があったか
| 日時 | 2026年10月3日 午後5時半ごろ |
|---|---|
| 場所 | 神戸市灘区城の下通2の住宅街 |
| 数 | 3〜4羽(うち1羽が近くの電柱に降りた) |
| 飛んだ向き | 南から六甲山の方へ |
| 撮影した人 | 近くのマンションに住む川西宏司さん(ベランダから) |
神戸新聞が10月7日に伝えました。川西さんは「見たことのない大きな鳥」が南から飛んでくるのに気づき、電柱に止まった1羽をスマートフォンで撮りました。画面には、臨海部の工場や大阪の街並みを背にして翼を広げる姿が写っています。「こんな市街地に来るなんてびっくり」と話しています。
コウノトリは全長が約1.1メートル、翼を広げると約2メートルになります。白い体に、翼の後ろ側は黒く、足は赤い鳥です。
野鳥を見に出かけるなら
遠くの鳥は肉眼だと白い点にしか見えません。離れて見守るのが決まりなので、近づく代わりに双眼鏡を持っていくと、羽の黒と赤い足まで見えます。
倍率は8倍。手ぶれが小さく、動く鳥を視野に入れやすい倍率です。コンパクトなので、散歩のポケットにも入ります。
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須磨区、西区、そして灘区
神戸市内でコウノトリの飛来が報じられたのは、今回が初めてではありません。
| 時期 | 場所 | 報じられた内容 |
|---|---|---|
| 3月(17日付) | 須磨区の落合中央公園の池 | 市は「都市部の住宅街にある公園での確認は初めて」と説明 |
| 9月下旬〜10月 | 西区岩岡町のため池 | 20羽ほどから50〜60羽に増えた。堤の補強工事で水を抜いていた |
| 10月3日 | 灘区城の下通2 | 3〜4羽が住宅街の上を六甲山の方へ |
西区のため池は水が抜かれて魚が捕りやすくなり、それで集まったとみられると神戸新聞は伝えています。兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)によると、自然の中で確認されているコウノトリは9月末時点で708羽。東播磨や北播磨のため池の多い地域でも、数十羽が飛来した情報があります。今季の巣立ちは全国14府県38市町で199羽でした。
日本の野生のコウノトリは1971年にいったん絶滅しました。2005年9月に豊岡市で放鳥が始まり、兵庫県や豊岡市などの取り組みが続いています。灘区の3〜4羽が、西区の群れと同じ鳥なのかどうかは、報道では触れられていません。

見かけたときの約束
郷公園は、コウノトリを見つけても餌は与えず、約150メートル離れて見守るよう呼びかけています。国の特別天然記念物なので、追い払ったり捕まえたりしてはいけません。
弱っていたり、けがをしていたりするように見えたときは、神戸市総合コールセンター(078-333-3330、8時〜21時、年中無休)に連絡してください。
六甲山の南の住宅街で、夕方の空を白と黒の大きな鳥が横切っていった。次に同じ時間帯に灘区の空を見上げる人は、少し増えそうです。
公式出典
- 神戸新聞NEXT「住民びっくり、住宅地にコウノトリ 六甲山方面に飛んでいく姿 神戸・灘区」(2026年10月7日発表)
- 神戸新聞NEXT「コウノトリ50羽が飛来、魚をついばむ姿 水抜き中のため池 神戸・西区」(2026年10月6日発表)
- 神戸新聞NEXT「コウノトリが神戸の住宅街に飛来(須磨区・落合中央公園)」(2026年3月17日発表)
- 神戸市「総合コールセンター」
- コウノトリ(Wikipedia)
更新履歴
- 2026年10月7日 神戸新聞NEXTの報道を確認し初版を公開
※本記事は2026年10月7日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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