気にするのは上陸の有無ではなく、強風域に入るかどうか
台風のニュースは「上陸するか」で語られますが、被害が出る条件はそこではありません。強風域は平均風速15メートル以上の風が吹いているか、吹く可能性のある範囲を指します。
今回はその範囲が北に950キロあります。中心が房総半島の南東400キロを通ったとしても、関東の沿岸はこの中に入り得ます。見るのは進路の線ではなく、自分の場所が色のついた円に入るかどうかです。
しかも中心気圧は、近づく時点でいちばん低くなる予想です。17日の996ヘクトパスカルから20日には975ヘクトパスカルまで下がります。遠いうちは弱く、近づくほど強くなる、という順番で進みます。
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19日の夜までに済ませておくこと
21日が中心の最接近なら、風が強まり始めるのはその前日からです。連休に入ってから片づけるのでは遅くなります。
ベランダと庭に置いてあるもの、とくに物干し竿・植木鉢・ごみ箱・自転車は、19日の夜までに屋内へ入れるか固定しておきます。連休の移動を考えている場合は、船と飛行機の欠航・計画運休の発表が前々日と前日の昼前に出るので、そこを見てから動きます。
「大型」は風速15メートル以上の範囲で決まります
台風の「大型」「超大型」は、中心気圧でも最大風速でもなく、強風域の広さで決まります。平均風速15メートル以上の風が吹いているか、吹く可能性のある範囲の半径が目安です。
つまり「大型になった」は「強くなった」ではなく「広くなった」という意味です。中心がどれだけ離れていても、この円に入れば風は吹きます。今回は北側が950キロあるので、中心が南の海上にある段階から、関東の沿岸は影響を受け得る位置関係になります。
逆に、中心気圧の予想は17日の996ヘクトパスカルから20日の975ヘクトパスカルまで下がります。広さと強さが同時に増えていく形なので、「今は弱いから大丈夫」という判断は、20日以降は使えなくなります。
生活・仕事にどう効くか
- 強風域が北に950キロあるということは、中心が房総半島の南東400キロを通っても、関東の沿岸は強風域に入り得るということです。
- 中心気圧は17日の996ヘクトパスカルから20日に975ヘクトパスカルへ下がる予想で、関東に近づく時点がいちばん強い状態になります。
- 予報円の半径は21日3時で324キロあります。今の時点で「うちは外れた」と決めるには早すぎます。
結局どうすればよいか
- 上陸の有無ではなく、自分の場所が強風域に入るかどうかで判断する
- 19日の夜までにベランダと庭の飛びやすいものを片づける(風は中心が来る前から強まる)
- 連休の船・飛行機は、前々日と前日の昼前に出る計画運休・欠航の発表を見る
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くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
- 気象庁 台風第25号 実況・予報(TC2630 specifications.json)(2026年9月17日発表)
- 気象庁 台風第25号 予報位置(TC2630 forecast.json)(2026年9月17日発表)
- 気象庁 台風情報(2026年9月17日発表)
更新履歴
- 2026年9月17日 初版を公開。数値は気象庁が9月17日6時45分に発表した実況・予報から取得。予報は更新されるため、出かける前に最新の台風情報を確認してください。
※本記事は2026年9月17日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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