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職務経歴書 AI バレる/怖いのは数字の作り話

🗨️「職務経歴書をAIで作るとバレますか」

機械で確実に見分ける方法はありません。ChatGPTを作ったOpenAI(オープンエーアイ)の判定ツールはAIの文章の26%しか当てられず、2023年7月に提供を終えました。危ないのは判定よりも、AIが足した実績や数字を面接で説明できないことです。氏名や前の会社の社外秘は入力しないでください。

[AI] この記事の要点

発表日・更新日

2026年10月23日 発表

影響を受ける人
  • 転職活動で職務経歴書をAIで作ろうとしている人
  • AIで作った書類を出して不安になっている人

職務経歴書をAIで作ったかどうかを、機械で確実に見分ける方法はありません。ただ、AIが書いた中身に、あなたがやっていない実績や数字が混ざると、面接で一発で崩れます。

先に結論

  • ✓ ChatGPTの開発元が作ったAI判定ツールは、精度が低いとして2023年7月に提供をやめた
  • ✓ AIは「それらしい数字」を作る。個人情報保護委員会も出力に不正確な内容が混ざると注意している
  • ✓ 入れるのは職種・年数・やったことまで。氏名・連絡先・前の会社の社外秘は入れない
目次

AIで書いたら見抜かれる?

「AIで書いた文章は、判定ツールにかければすぐわかる」と思っている人は多いはずです。ChatGPTを作ったOpenAIは、2023年1月にAIが書いた文章を見分けるツールを公開しました。同社の発表では、AIが書いた文章のうち「AIが書いた可能性が高い」と正しく判定できたのは26%。人が書いた文章を、誤ってAIと判定した割合は9%でした。

このツールは2023年7月20日、精度が低いことを理由に提供を終えています。作った本人がやめた道具ですから、ほかの判定ツールの点数も、それだけで合否を決める材料にはなりにくいと私は見ています。

一方で、AIを使う応募者は増えています。人材会社ヘイズが2024年2月に1万5,000人へ行った調査では、39%が履歴書や職務経歴書の作成に生成AIを使ったと答えました。前の年より13ポイント増えています。

回答(ヘイズ調査・2024年2月)割合
履歴書・職務経歴書の作成に生成AIを使った39%
技術の革新的な活用方法だ40%
書類のブラッシュアップに使うなら問題ない39%
不誠実で、利用は制限されるべきだ18%

同じ発表の中で、ヘイズの担当者は、採用担当は1日に何百もの応募書類を読むので、AIが書いたものが簡単にわかることもある、と話しています。見抜かれるのは道具の判定ではなく、どの応募者にも当てはまる言い回しが並んだ書類だということです。

怖いのは数字の作り話

職務経歴書でAIを使うときにいちばん危ないのは、AIが実績を「盛る」ことです。「売上を前年比120%に伸ばした」「業務時間を30%削減」のように、頼んでいない数字を足してくることがあります。

個人情報保護委員会の注意喚起も、生成AIの答えには不正確な内容が含まれることがあり、文章は確率的な相関関係にもとづいて作られる、と書いています。もっともらしく見えても、事実とは限らないということです。

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読者

AIが書いた数字、なんとなくそれっぽいからそのまま出しちゃった……。

おかあさん

面接で「その120%はどう計算したんですか」と聞かれたら答えられる? 答えられない数字は全部消すのよ。

面接官は、書類に書かれた実績を深掘りして聞きます。本人が説明できない数字は、AIを使ったこと以上に信用を落とします。出す前に、数字と固有名詞を1つずつ指でたどって、自分で説明できるかを確かめてください。

録画面接でAIが何を見ているかは、AI面接 録画/会社に届くのは映像と文字にまとめました。

AIを自分の側に置くなら、最初の1冊

3冊とも入口が違います。手が止まっている場所で選んでください。

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AIの話は出てきません。2023年刊で、売るものを決める・商品にする・集客する・売る、という土台だけを会話形式で扱います。AIの手順書を読んでも手が止まる人は、たいていここが空いています。

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入れてはいけない情報

サジェストには「職務経歴書 ai 個人情報」という語も出てきます。職務経歴書は、氏名・住所・電話番号・生年月日・前の会社の名前が並ぶ、個人情報のかたまりです。

個人情報保護委員会 生成AIサービスの利用に関する注意喚起等 一般の利用者における留意点
「一般の利用者における留意点」の①と②の冒頭(出典:個人情報保護委員会 生成AIサービスの利用に関する注意喚起等 令和5年6月2日)

個人情報保護委員会は、一般の利用者向けに3つの留意点を出しています。入力した個人情報がAIの学習に使われ、ほかの情報と結びついて、正確でない形で出てくるおそれがあること。答えに不正確な内容が混ざること。そして、サービスの利用規約やプライバシーポリシーを確かめてから使うことです。

これを職務経歴書に当てはめると、入れる・入れないは次のように分けられます。

AIに入れてよいもの入れないもの
職種・在籍年数・役職氏名・住所・電話番号・メールアドレス
担当した業務の種類前の会社の取引先名・顧客名
自分で確かめた実績の数字社外秘の売上・単価・案件名
応募先の求人票の文面同僚や上司の名前

前の会社の取引先や売上の数字は、就業規則や秘密保持の約束で外に出せないことがあります。AIに入れる前に、会社名は「食品メーカー」、顧客名は「大手小売チェーン」のように置きかえておくと安心です。

会社の中で生成AIに個人情報を入れるときの決まりは、ChatGPT 個人情報入力/先に切るのは設定で詳しく書いています。

AIに任せてよい作業

AIが得意なのは、中身を作ることではなく、自分が書いた中身を整えることです。おすすめの使い方は次の3つです。

  • 箇条書きのメモを、読みやすい文章に並べかえてもらう
  • 応募先の求人票を貼って、自分の経験のどれを前に出すべきか聞く
  • 書き上げた文を渡して、誤字やくり返しを指摘してもらう

最後に、できあがった文章を声に出して読みます。自分の口から出てこない言い回しは、面接でも使えません。自分の言葉に戻してから出すのが、AIを使った書類でいちばん大事な仕上げです。

AIで事務の仕事がどう変わるかは、AI 仕事 奪われる 何割/49%と7%の差で数字を並べました。

生活・仕事にどう効くか

  • 判定:AI判定ツールの点数だけで合否を決めるのは難しい。
  • 面接:AIが足した数字を説明できないと信用を落とす。
  • 個人情報:入力した情報が学習に使われ、不正確な形で出るおそれがある。

結局どうすればよいか

  • 数字と固有名詞を1つずつ、自分で説明できるか確かめる
  • 氏名・連絡先・前の会社の取引先名は入力しない
  • できあがった文を声に出して読み、自分の言葉に戻す

公式出典

更新履歴

  • 2026年10月23日 初版を公開

※本記事は2026年10月23日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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