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アットホーム(ATBB)のおすすめコメントは100文字。つまずきやすい4つの落とし穴

アットホーム(ATBB)のおすすめコメントは100文字。つまずきやすい4つの落とし穴

SUUMOに入稿した原稿を、そのままアットホームにも貼り付けていないでしょうか。

同じ物件の同じ広告文でも、アットホーム(ATBB)では登録できないことがあります。文字数が違うからではありません。使える文字の種類と、書いてはいけない内容が違うからです。

この記事では、ATBBの入稿マニュアルと入力画面で確認できる制約を、入稿担当者がつまずきやすい順にまとめます。

目次

結論:おすすめコメント100文字、エンド向けアピール500文字

ATBBの文章欄の上限は次のとおりです。

上限 文字種
おすすめコメント 全角100文字 半角文字は登録できない
エンド向けアピール 500文字 全角で入力するのが安全
画像の説明文 全角100文字 全角

おすすめコメントは、不動産情報サイト アットホームおよび一部提携サイトの物件詳細ページに表示される文章です。入力欄が空のときのカウンタも「あと100文字」と表示されます。

エンド向けアピールは、入力欄が空のときに「あと500文字入力できます」と表示されます。

落とし穴1:書いても検索結果一覧には出ないことがある

おすすめコメントがどこに表示されるかは、契約の状態で変わります。

契約 表示される場所
「おすすめコメント」未契約 物件詳細ページのみ
「おすすめコメント」有料契約 物件検索結果一覧ページ 物件詳細ページ

つまり未契約の場合、100文字をどれだけ練っても、検索結果の一覧を眺めている段階の人には届きません。 一覧で目に留めてもらうための文章ではなく、詳細ページまで来た人の背中を押すための文章、ということになります。

もう1つ、見落とされやすい仕様があります。不動産情報サイト アットホームの検索条件にある「おすすめコメントあり」で絞り込んだとき、検索対象になるのは有料契約のある物件だけです。未契約でおすすめコメントを入力していても、この絞り込みでは表示されません。

自社の契約状態がどちらなのかによって、この欄にかける労力の配分は変わります。書き始める前に確認しておいてください。

落とし穴2:半角文字が登録できない

ATBBの入稿マニュアル118ページには、おすすめコメントについて「100文字まで入力できます。半角文字は登録できません。」と明記されています。

ここでいう半角は、半角カタカナだけではありません。半角の英数字も含まれます。

SUUMOのマニュアルに書かれているのは「半角カナは登録できません」であり、半角の英数字は使えます。この差を知らないまま原稿を使い回すと、アットホーム側でだけ登録できない、ということが起きます。

つまずきやすいのは次のような文字列です。

  • 4LDK133.93㎡2台 のような英数字
  • LDKWICJR のような略語
  • Excelや既存の物件データから貼り付けたときに紛れ込む半角スペース

いずれも全角に直せば登録できます。ATBBの入力例も「延床面積133.93㎡」のように全角で書かれています。

なお、マニュアルに半角不可が明記されているのはおすすめコメント欄です。エンド向けアピール欄については明記を確認できていませんが、入力例が全角で書かれているため、全角に統一しておくほうが安全です。

落とし穴3:仲介手数料のことを書いてはいけない

ATBBのおすすめコメント入力欄のヘルプには、「※仲介手数料に関する表記は登録しないでください。」と表示されます。

金額でも、率でも、有無でも同じです。次はいずれも書けません。

  • 仲介手数料無料
  • 仲介手数料半額
  • 仲介手数料3%

自社の強みが手数料の安さである場合、ここが一番の書きどころに見えます。しかし、この欄には載せられません。

理由ははっきりしています。ATBBには「エンド向け仲介手数料」という専用の登録項目があるからです。他社物件を取り込んだときに登録できる項目としても、「エンド向け仲介手数料」「おすすめコメント」「エンド向けアピール」が並んで挙げられています。手数料は手数料の欄で、コメントはコメントの欄で、と役割が分かれているわけです。

したがってコメント欄に書くべきは物件そのものの価値になります。立地、設備、周辺環境、入居後の暮らしがどう変わるか。手数料以外の魅力を1つ選んで書いてください。

落とし穴4:SUUMOと同じ書き方が通用しない

文字数と文字種をクリアしても、書き方の方向性が媒体ごとに違います。

SUUMOのメインキャッチは、入力できるのが全角84文字であるのに対し、検索結果に掲載されるのは先頭37文字だけです。そのため「重要な特徴を先頭に詰める」書き方になります(詳しくはSUUMOのキャッチコピーは何文字まで? 84文字と37文字、どちらが正解か)。

一方アットホームのおすすめコメントは、ヘルプでも入力例でも最もおすすめしたいポイントを1つに絞った自然な1文が想定されています。記号で区切って特徴を並べる形式ではありません。

ATBBの入力例はこうです。

趣味を楽しむガレージテラスのある新築住宅

特徴を並べるのではなく、その物件を一言で言い表しています。100文字という上限に対して、この短さです。埋めることが目的ではない欄だと分かります。

エンド向けアピールは箇条書きにする

500文字のエンド向けアピールは、まとまった文章にするより1行1ポイントの箇条書きが読みやすくなります。ATBBの入力例も各行が「・」で始まっています。

・延床面積133.93㎡、土地面積140.56㎡。駐車2台分のゆとりを備えた新築一戸建です。

面積、間取り、設備、周辺環境と、ポイントごとに行を分けます。1行を長くしすぎないほうが、スマートフォンで見たときに読み飛ばされにくくなります。

おすすめコメントで触れた内容をそのまま繰り返すと、限られた文字数で伝えられる情報量が減ります。おすすめコメントは一言、エンド向けアピールは詳細、と役割を分けてください。

ATBBの「かんたんコメント生成」が使える範囲

ATBBには、物件情報からコメントを自動生成する「かんたんコメント生成」が用意されています。おすすめコメントでも、エンド向けアピールでも同じように使えます。

「文体」2種と「イメージ」3種を設定でき、6つのアピールポイントと組み合わせて計36種類のコメントから選べます。生成された文章はそのまま編集できます。

使えるなら使ったほうが早い機能です。ただし、対象が限られます。

  • 対象は居住用物件のみ(賃貸居住用・売戸建・売マンション)
  • ATBBで登録した物件のみ。一括登録システム・ファクトシート図面・賃貸管理システムで登録した物件は対象外
  • 物件情報が入力されていない、または情報が少ない場合は生成できないことがある
  • <かんたんコメント生成>をクリックするたびに、それまでの文章は上書きされます

土地や事業用物件を扱う場合、一括登録システムを使っている場合、そしてSUUMOなど他の媒体にも同じ物件を出す場合は、結局どこかで自分で書くことになります。

なお、生成された文章をそのまま登録してよいかは別の問題です。広告文の内容に責任を負うのは、生成した機能ではなく掲載する不動産会社側です。次の章の規制は、自動生成された文章にもそのまま当てはまります。

文字数の前に、使ってはいけない言葉がある

媒体ごとのルールとは別に、不動産広告そのものへの規制があります。不動産の表示に関する公正競争規約では、次のような語の使用が禁止または制限されています。

  • 断定的表現:完全、絶対、万全 など
  • 最上級表現:最高、最高級、極上 など
  • 優位性の表現:日本一、業界一、当社だけ など
  • 価格の表現:格安、激安、破格 など
  • 選別の表現:特選、厳選 など

合理的な根拠を表示できる場合に限って認められる語もありますが、根拠を示せないのであれば使わないでください。

「新築」は建築後1年未満かつ未入居のものに限られ、「徒歩◯分」は道路距離80メートルにつき1分として算出します。資料に徒歩分数の記載がないときに、地図から目測で書くのは避けてください。

媒体をまたぐと、原稿は作り直しになる

ここまでを整理すると、同じ物件でも次の点が媒体ごとに変わります。

  • 文字数の上限(37文字 / 100文字 / 300文字 / 500文字)
  • 使える文字種(半角英数字が使えるか、使えないか)
  • 書いてはいけない内容(仲介手数料)
  • 書き方の方向性(先頭に詰める / 一言に絞る)
  • どこまで表示されるか(掲載範囲が契約や仕様で変わる)

1物件を2媒体に出すだけで、確認する項目はこれだけあります。3媒体、4媒体と増えれば、確認の手間はそのぶん積み上がります。

入稿でお困りの方へ

  • ポータルサイト入稿代行 — SUUMO・HOME’S・athomeへの入稿を代行します。媒体ごとの文字数・文字種・表記ルールの違いもこちらで確認します

媒体ごとの入稿の違いについては、こちらでまとめています。

👉 SUUMOのキャッチコピーは何文字まで? 84文字と37文字、どちらが正解か

👉 SUUMO・HOME’S・athome、入稿作業の違いと注意点まとめ

👉 アットホーム物件登録の注意点|公開前チェックリスト

👉 AIが書いた物件紹介文はそのまま掲載できる?入稿前に確認する7項目


この記事の情報について

本記事は、ATBB入稿マニュアルおよびATBBの入力画面に基づいて2026年7月に確認したものです。根拠の所在は次のとおりです。

  • マニュアルに明記:おすすめコメント100文字・半角文字不可(118ページ)、掲載範囲と有料契約の関係(120ページ)、かんたんコメント生成の対象範囲(119ページ)、「エンド向け仲介手数料」が独立した登録項目であること(46ページ)
  • 入力画面で確認:エンド向けアピール500文字、仲介手数料の表記禁止のヘルプ文言

半角文字の登録可否と仲介手数料の表記禁止について明記があるのは「おすすめコメント」欄です。「エンド向けアピール」欄については明記を確認できていないため、同じ制約とみなして安全側に記載しています。媒体の仕様は変更されることがあります。最新の仕様は入稿マニュアルでご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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