実は地名にヒントがあります。香川県のため池は12,187か所あり、県土の総面積に対する密度は全国一です。2011年8月に知恵袋へ投稿された「香川県にため池が多いのはなぜですか?瀬戸内海の気候の特徴をふまえて教えてください」という質問には、「年間を通じて比較的降水量が少ない地方ですから、昔から水不足に悩まされてきました」という回答が付いています。ただ、香川の地名が指しているのは足りない水だけではありません。2026年の地価公示で高松市に置かれた住宅地の標準地53地点を1点ずつ測ると、いちばん低いのは木太町字西浜の0.9m、次が松島町の1.2m、浜ノ町は2.2mと2.3mです。2004年8月30日、この街の高松港で潮位2.46mが観測され、香川県内で床上浸水5,872棟、床下浸水16,088棟。地元紙は「恐怖の水、街をひとのみ」という見出しでこの日を振り返っています。香川の地名が出すヒントは3種類あって、開く地図がそれぞれ違います。
この記事でわかること
- ✓ 「浜」は塩と海の字。坂出市の住宅地の標準地は6地点のうち5地点が5m未満で中央値3.1m。久米通賢が1829年に東大浜・西大浜を含む約132haの塩田を開いた土地
- ✓ 高松市の標準地でいちばん低いのは木太町字西浜0.9m、松島町1.2m、浜ノ町2.2m。2004年8月30日の台風16号で高松港の潮位は2.46mに達し、それまでの記録1.94mを更新した
- ✓ ため池は12,187か所で全国3位、日本一なのは数ではなく密度。土砂災害警戒区域は8,038か所で全国36位。香川は土砂より先に高潮とため池の地図を開く県
坂出の「大浜」は塩田の名前 県内の「浜」8地点は中央値3.2m

坂出市の住宅地の標準地は6地点しかありません。低い順に文京町1丁目1.5m、西大浜南1丁目2.3m、江尻町字江尻新開3.0m、林田町字川原3.1m、青葉町3.3m。残る1地点が10.2mで、6地点のうち5地点が5m未満、中央値は3.1mです。香川県全体108地点の中央値が10.1mですから、坂出の街はその3分の1以下の高さに並んでいます。
西大浜という町名は、江戸時代にここへ作られた塩田の名前です。坂出市の公式サイトによると、久米通賢(くめつうけん)は1824年(文政7年)、傾いた藩の財政を立て直そうと坂出沖の遠浅へ塩田を開くことを高松藩主・松平頼恕に願い出て、1826年に坂出墾田の普請奉行になりました。藩から出た工費約2万両では足りずに私財も投じ、延べ約194万人を動員して、3年後の1829年(文政12年)に東大浜・西大浜を含む約132haの塩田を完成させています。海だった遠浅を仕切って、塩を作る平らな土地に変えた。それが坂出の「浜」です。
市の説明で見逃せないのは次の一文です。「現在の西大浜1丁目から築港・宇多津線沿いの堤防は,久米通賢が築いたもので,今もみることができます」。一直線に伸びるので一文字堤防と呼ばれています。約200年前に海と陸を分けた線が、道路ぞいに今も残っている。その線の内側にある標準地が2.3mです。
読者
「浜」がつく町は、砂浜が近い気持ちのいい場所という意味ではないんですか。
砂浜のこともありますが、香川では「海を仕切って平らにした土地」を指していることが多いです。県内の住宅地の標準地で「浜」を含むのは8地点、中央値3.2mで、そのうち7地点が5m未満。分かっているところを低い順に並べると、高松市木太町字西浜0.9m、浜ノ町2.2mと2.3m、坂出市西大浜南1丁目2.3m、高松市屋島西町字亥浜3.2m、屋島東町字檀ノ浦浜3.2mです。県全体の中央値10.1mと比べると、「浜」の字がつくだけで7mほど低い計算になります。
同じ性格の字はほかにもあります。「浦」を含む3地点は中央値2.6mで、3地点とも5m未満でした(土庄町の字吉ケ浦2.5m、宇多津町の字網ノ浦2.6m、高松市屋島東町字檀ノ浦浜3.2m)。「津」は船の着く場所を指す字で、町の名前に「津」が入る宇多津町の2地点は2.6mと3.6m、多度津町の2地点は3.2mと4.4m。宇多津は鵜足(うた)郡の津、多度津は多度郡の津がそれぞれ名前の由来とされ、4地点とも5m未満です。坂出という地名も、隣の宇多津から見て田尾坂を上って出た場所からきたと伝えられます(伝承で、一次資料は確認できていません)。
「新」を含む3地点は中央値3.0m。坂出市の江尻町字江尻新開3.0mのように、「新開」は後から開いた土地に付く字です。塩田そのものは昭和の塩業整理で姿を消し、跡地は市街地と工業用地に変わりました。地名のほうは残っています。
読者
県名の「香川」も、水に関係のある名前ですか。
災害とは関係ありません。香川県の「地名のいわれ」は、「香川」は「香の川」からきていて、奥山の樺川(かばがわ)にあった樺の木の香りが川の水に移ったと『全讃史』が伝えている、と説明しています。『南海通記』のほうは香東川について「この川は水清く根香山(ねごろやま)に花が咲き、西風が吹くとよい香りがするので香川と呼ぶ」と書いているそうです。旧国名の讃岐も、朝廷へ矛竿(ほこさお)を納めた「竿調(さおつき)国」説と、東西に細長い地形から「狭貫」と書いた説が並びます。危ないかどうかのヒントは県名ではなく、もっと小さい町名や字のほうに残ります。
香川の字が指す先は1つではありません。先に早見表にします。
| 地名のヒント | 指しているもの | 開く地図 |
|---|---|---|
| 浜 | 海を仕切って作った塩田と、海ぞいの低地。県内8地点の中央値3.2mで、7地点が5m未満 | 高潮浸水想定区域図/液状化危険度分布 |
| 浦 | 波の静かな入り江。県内3地点の中央値2.6mで、3地点とも5m未満 | 高潮浸水想定区域図/津波浸水想定 |
| 津・新開 | 船の着く場所と、後から開いた土地。宇多津町・多度津町の4地点は2.6〜4.4m | 高潮/洪水浸水想定区域図 |
| 島 | 瀬戸内海の島と、市街地の低い町が混じる。6地点の中央値6.8mだが、高松市松島町は1.2m | 高潮・津波・洪水を1地点ずつ確かめる |
| 池 | ため池と、その下流。県内に12,187か所、うち防災重点は3,080か所 | 市や町のため池ハザードマップ |
| 山・谷 | 斜面。「山」を含む11地点の中央値は34.4mで、県内でも高いほうに集まる | 土砂災害警戒区域(県内8,038か所) |
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
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高松でいちばん低い住宅地は0.9m 2004年8月30日、高松港の潮位は2.46m

高松市の住宅地の標準地53地点のうち、いちばん低いのが木太町字西浜の0.9mです。これは香川県108地点全体でも最低の地点です。続いて松島町2丁目1.2m、昭和町1丁目1.5m、錦町1丁目1.6m、木太町字夷村1.6m、西町1.9m、春日町字片田1.9m、浜ノ町2.2mと2.3m、番町3丁目2.4m、花園町3丁目2.6m。市の中心の平地は、おおむね1〜3mの範囲に収まっています。同じ高松市でもいちばん高い標準地は香川町川東上字山ノ上の132.1mですから、1つの市の中で130m以上の差があります。
2004年(平成16年)8月30日、台風16号が高松を襲いました。気象庁高松地方気象台の記録では、高松港の潮位はこの日2.46mに達し、それまでの観測記録1.94mを52cm上回りました。潮位偏差(ふだんの潮位からの上振れ)は133cmで、これが大潮の満潮とほぼ同じ時間に起きています。標高0.9mや1.2mの住宅地に、海のほうが高くなる時間が来たということです。
被害の数字は、出典によって範囲が違うので分けて書きます。気象庁高松地方気象台が香川県全体でまとめた数字は、死者3人(高松市2人・豊浜町1人)、床上浸水5,872棟、床下浸水16,088棟。香川県立図書館の四国災害アーカイブスが高松市についてまとめた数字は、死者2人、床上浸水3,810戸、床下浸水11,751戸です。前者は県全体、後者は高松市だけの数で、どちらかが間違っているわけではありません。単位が棟と戸で違うので単純には割り算できませんが、県全体の床上5,872棟に対して高松市が3,810戸ですから、被害がこの街に偏っていたことは読み取れます。
潮位は港ごとに決められた基準面からの高さで、標高(東京湾平均海面からの高さ)とは基準が違います。2.46mという潮位から0.9mという標高を引き算することはできません。それでも、観測史上いちばん高い潮位が大潮の満潮と重なった日に、海抜1m前後の町が並ぶ市街地で床上浸水3,810戸が出た、という関係は動きません。
地元紙の四国新聞は、この日を振り返る連載で「空前の高潮禍」「恐怖の水、街をひとのみ」という見出しを付けています(本文は会員向けのため、ここでは見出しだけを引用しています)。

県が公表している高潮の浸水想定区域図を高松市中心部で切り出すと、色がつくのは海ぞいの帯です。その帯の中に、木太町字西浜0.9m、松島町1.2m、浜ノ町2.2mと2.3m、屋島西町字亥浜3.2mといった、県内でも低いほうの標準地が並びます。地名で言えば「浜」と「島」の字が集まる帯です。2004年の高潮は過去の出来事ですが、想定の図が指しているのは同じ場所です。床上まで水が来たときに建物と暮らしがどうなるかは、マンションの1階は浸水したら住めない?にまとめています。

高松の街が海とどれだけ近いかは、城を見ると早いです。高松城は堀に瀬戸内海の海水を引き込む海城で、愛媛の今治城、大分の中津城と並んで日本三大水城の1つとされます。天正16年(1588年)に生駒親正が築いたと伝えられ、堀には海の魚が泳いでいます。海の水が入る高さに縄張りを引いた城が街の真ん中にある、というのが高松の地形です。
この住所は浸水しやすい場所ですか?
住所を入れるだけ。ハザードマップの指定(浸水・土砂・津波)と地盤の強さが5秒で出ます。会員登録も電話番号も要りません。
ため池は12,187か所 日本一なのは数ではなく密度のほう
読者
香川県はため池の数が日本一だと聞きました。
数は3位です。香川県の土地改良課は「本県のため池は、12,187箇所で兵庫県、広島県に次いで全国第3位です」と書いています。日本一なのは数ではなく、「県土の総面積に対するため池の密度」のほう。小さい県に1万を超える池がある、という形の日本一です。
内訳も香川らしいものです。県は「1千トン未満の小規模なため池が約6,600箇所と全体の約5割を占めています」と説明しています。半分は、雨が降ったときにだけ水がたまるような小さい池です。数え方でいうと、12,187か所は令和7年度末の数で、令和7年5月時点の12,217か所から1年たたずに30か所減っています。埋め立てや廃止で少しずつ減りながら、密度日本一は変わっていません。
多い理由は雨です。冒頭の知恵袋の回答が説明していたとおり、瀬戸内海沿いは中国山地と四国山地に挟まれていて、冬の北西の季節風は中国山地で、夏の南西の季節風は四国山地でさえぎられます。年間を通じて雨が少ないので、降ったときにためるしかない。ため池は、水が足りないことへの答えとして作られた施設です。

その日本最大の灌漑用ため池が、まんのう町の満濃池です。農林水産省の紹介によると、築造は大宝年間(701〜704年)で、讃岐国司の道守朝臣(みちもりのあそみ)が作ったと伝えられます。818年(弘仁9年)の洪水で堤が決壊し、国から派遣された役人では直せず、821年に讃岐出身の空海が築池別当として送り込まれて約3か月で修復しました。唐で見てきた工法を使ったとされ、この話が「香川 ため池 空海」と検索される理由になっています。今も周囲約20km、貯水量1,540万トン。2016年には世界かんがい施設遺産に四国で初めて登録されました。
ただ、この池でいちばん重いのは修復の話ではなく、直されなかった時間のほうです。1184年(元暦元年)に決壊したあと、寛永年間(1624〜1645年)に西嶋八兵衛が再築するまで、満濃池は約450年間、ため池として存在しませんでした。空になった池の底には田畑が開かれ、家が建ち、「池内村」という集落ができています。決壊した池の跡地に村ができ、その村をどけてもう一度池に戻した。日本一のため池の水面の下には、そういう450年があります。
今のため池は、防災の対象として数え直されています。農林水産省は「平成30年7月豪雨により、多くの農業用ため池が決壊し、人的被害を含む甚大な被害が発生しました」と書いています。この豪雨のあとに基準が見直され、香川県は令和3年に、決壊した場合に人的被害のおそれがあるため池を防災重点農業用ため池として指定しました。令和7年5月に指定した3,099か所から、廃止工事で決壊のおそれが無くなった19か所を解除して、令和7年度末で3,080か所。そのうち民有で知事が指定する特定農業用ため池は539か所です。12,187か所のうち3,080か所は、下流に人家があるということになります。
自分の家の上流にため池があるかどうかは、市や町が出しているため池ハザードマップでわかります。洪水や高潮の地図には出てこない水が、坂の上に静かにたまっていることがあります。
香川で先に開く地図は土砂ではない 警戒区域は全国36位
国土交通省が2026年6月30日に公表した「全国における土砂災害警戒区域等の指定状況」によると、香川県の土砂災害警戒区域は8,038か所(土石流3,267、急傾斜地の崩壊4,648、地すべり123)で、うち特別警戒区域が6,612か所。全国では36位です。全国計721,014か所に対して1.1%で、広島県の47,897か所、長崎県の41,481か所とは桁が違います。この資料には「令和8年3月末時点の値であり、今後、変更の可能性がある」「集計時期の違い等により、ここで公表している都道府県の指定数と都道府県が公表している市町村別指定数の合計が一致しない場合があります」という注記が付いているので、そのまま添えておきます。
家を探すときに最初に開く地図は、県によって変わります。同じ四国でも徳島は三好市の2,092か所のように土砂の地図が主役でしたが、香川で先に開くのは高潮とため池の地図です。土砂の地図だけを見て色がついていないことを確認しても、香川ではいちばん大きい水を見落とします。指定の意味と、指定されると何が起きるかはイエローゾーン・レッドゾーンの記事にまとめました。

もう1枚、香川で開いておきたい地図があります。液状化危険度の分布です。海を仕切って作った塩田、後から開いた新開、埋め立てた港。香川の低い帯は、砂や泥を人が後から積んだ土地でできています。県が公表した液状化危険度分布を高松市中心部で重ねると、危険度が高く出るのは海ぞいの帯で、浜ノ町や松島町のような、標高でも高潮でも色がつく町がその中に入ります。埋め立て地と液状化の関係は「お台場」「豊洲」は本当に大丈夫?で扱っています。
香川の「浜」「浦」「新開」は海を仕切った土地、「池」は水をためた場所、「山」は斜面。字が変われば、開く地図が変わります。1つの県の中で3種類の水を見なければならないところが、香川の面倒なところであり、地名が役に立つところでもあります。
地名のヒントを地図で確かめたシリーズ
- 水害の地名は本当か 梅田・渋谷・亀戸・真備を測る
1本目。字と実際の標高を突き合わせた回 - 横浜の「谷」は高台だった
字が素直に地形を指さない例 - 木曽の「蛇抜」は土石流の跡
山の字が指すのは水ではなく土砂 - 徳島の「島」は海抜1m、「浦」は津波が13分で来る
同じ四国。徳島は土砂の地図が主役だった
自分の町で同じことをする手順(無料)
- 国土地理院の「地理院地図」に住所を入れ、「自分で作る色別標高図」で0〜5mを塗り分ける。香川の海ぞいの町はおおむね3m前後で、県全体の中央値10.1mより7mほど低い
- ハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」で「高潮」を1枚目に開き、次に「洪水」「内水」を重ねる。海ぞいの低地では、川の洪水より高潮のほうが広く色がつくことがある
- 同じ画面で「液状化」(香川県の液状化危険度分布)を重ね、山あいの町なら「土砂災害警戒区域」も重ねる。県内の土砂災害警戒区域は8,038か所
- 市や町のため池ハザードマップで、家の上流にため池があるかを見る。県内の防災重点農業用ため池は3,080か所
そのうえで、家から避難場所まで実際に歩いて時間を測ります。高潮は台風の進路でおおよその時刻が読めるので、逃げる時間そのものはあります。困るのは、どこが浸かるかを知らないまま当日を迎えることのほうです。洪水の地図で浸水深や継続時間をどう読むかは洪水ハザードマップはどこを見る?にまとめています。香川の地名は、塩田と高潮とため池という3つの水を指しています。答えは町名ではなく、自分の家の地点にあります。
同じ日に出した地名シリーズ
- 実は地名にヒントがあります 高知編
「島」は海抜1m。南海地震で1.2m沈み、水が引くまで約1か月かかった - 実は地名にヒントがあります 愛媛編
「新田」は海抜1m台。津波の高さは県の東と南で2倍以上ちがう - 実は地名にヒントがあります 愛知編
「堤」「海」「割」は海面より低い。水が引くまで2週間の想定がある - 実は地名にヒントがあります 静岡編
「浜」は海抜3.7m。津波までに歩ける距離は200mという計算例がある - 実は地名にヒントがあります 富山編
「島」は標高60m。同じ字が県をまたぐと逆を指す
この記事の集計条件
標高は国土地理院の地理院タイル「数値標高モデル(5mメッシュ)」を緯度経度で切り出して色別標高図と陰影を作り、淡色地図を重ねました。丸印の数値は各地点の地表の標高(東京湾平均海面からの高さ)で、建物は含みません。字別の集計は、国土数値情報「地価公示」2026年のうち用途が住宅の香川県の標準地108地点の住所と、国土地理院の標高APIで取得した標高によります(全国17,612地点の取得は2026年8月20日)。字の集計は市区町村名を除いた町名・字名で行ったため、「多度津町」「宇多津町」のような市町村名そのものは字別の数には入っていません。高潮浸水想定区域と液状化危険度分布は、ハザードマップポータルサイト「重ねるハザードマップ」が配信する香川県公表分のタイル(作図時点の掲載内容)です。
塩田と久米通賢の記述は坂出市「坂出塩田の父『久米通賢』」、県名と旧国名の由来は香川県「地名のいわれ」によります。坂出の地名の由来は伝承で、一次資料は確認できていないため「伝えられます」としました。2004年の台風16号の潮位と香川県全体の被害は気象庁高松地方気象台の特集ページ、高松市の被害は香川県立図書館の四国災害アーカイブスによります。範囲が違う数字なので、本文でも県全体と高松市を分けて書きました。四国新聞の記述は、2004年8月30日の高潮を振り返る同紙の連載記事の見出しのみの引用です(本文は会員向けのため確認していません)。ため池の数は香川県土地改良課の「データ」および「防災重点農業用ため池」のページ(令和7年度末時点)、満濃池は農林水産省「弘法大師の日本一の農業用ため池『満濃池』」、平成30年7月豪雨の記述は農林水産省のページによります。土砂災害警戒区域の数は国土交通省「全国における土砂災害警戒区域等の指定状況」(2026年6月30日公表)で、注記は本文に書いたとおりです。冒頭の質問と回答は2011年8月26日の知恵袋の投稿です。
写真はウィキメディア・コモンズ(Wikimedia Commons)の素材を、それぞれのライセンスに従って使用しています。アイキャッチの満濃池の空中写真は「国土画像情報(カラー空中写真)、国土交通省」を基に作成された素材です。
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