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国道56号 通行止め 雨で閉まるのはどこ? 5区間とも「何ミリで閉まるか」が空欄で、国道33号には250ミリと書いてあります

🗨️「国道56号は、雨がどれくらい降ったら通行止めになるんですか?」

国が公表している一覧では、国道56号の5区間はどれも「予防的通行規制区間」で、連続雨量の数字が入っていません。同じ四国の国道32号・33号・55号・11号には「連続雨量250ミリ」「300ミリ」と書いてあるのに、56号だけ全区間が空欄です。つまり、雨量計の数字を見て自分で予測することはできません。

[交通] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月6日 発表

影響を受ける人
  • 高知市と松山市の間を国道56号で移動する人
  • 宇和島市・西予市・大洲市・伊予市・四万十町・黒潮町に住んでいる人
  • 松山自動車道が通行止めのときに56号へ回ろうとしている人
目次

国道56号で雨のとき閉まるのは5区間

国土交通省の道路情報提供システムには、雨が降ったときに前もって閉める区間の一覧が路線ごとに載っています。9月6日に見た国道56号の一覧は、次の5区間でした。

#区間連続雨量の基準理由の欄
1高知県高岡郡四万十町金上野〜高知県幡多郡黒潮町市野瀬予防的通行規制区間
2愛媛県宇和島市高串〜愛媛県宇和島市吉田町立間尻予防的通行規制区間
3愛媛県宇和島市吉田町立間〜愛媛県西予市宇和町伊賀上予防的通行規制区間
4愛媛県西予市宇和町信里〜愛媛県大洲市北只予防的通行規制区間
5愛媛県伊予市中山町〜愛媛県伊予市大平予防的通行規制区間

5区間のうち4区間が愛媛県で、宇和島から伊予まで南から北へ並んでいます。高知県側は四万十町と黒潮町の境の1区間だけです。高知市から松山市までを結ぶ国道56号のうち、雨で前もって閉めると決められているのは、この5か所です。

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国道32号には「連続雨量250ミリ」と書いてあるのに、56号は全部が空欄

同じ日に、四国の他の国道も同じ画面で見ました。数字の入り方がまるで違います。

路線区間数雨量の基準が書いてある区間基準の例
国道11号21連続雨量300ミリ
国道32号63連続雨量250ミリ/連続雨量160ミリかつ時間雨量50ミリ
国道33号65連続雨量250ミリ/連続雨量300ミリまたは170ミリかつ時間雨量50ミリ
国道55号22連続雨量300ミリ/250ミリ
国道192号10
国道56号50

国道33号は6区間のうち5区間に数字が入っていて、たとえば松山市久谷町から砥部町千足までは「連続雨量300ミリ、または連続雨量170ミリかつ時間雨量50ミリ」と条件まで書かれています。国道55号は2区間とも数字つきです。数字がゼロなのは国道56号(5区間)と国道192号(1区間)の2路線だけで、区間数がいちばん多いのは56号です。

読者

数字が無いということは、規制もゆるいということですか?

おかあさん

逆です。数字のある区間は「250ミリに達したら閉める」という決まった線があります。数字が無い区間は、その線がないまま道路管理者の判断で閉まります。だから読者の側から「あと何ミリ」を数えることができません

カメラは5か所。ただし久礼坂は規制区間の一覧に入っていない

四国地方整備局は国道56号沿線の道路カメラを5か所公開しています。高知県高岡郡中土佐町の久礼坂付近、高知県幡多郡黒潮町の片坂付近、愛媛県宇和島市の法華津峠付近、愛媛県大洲市の鳥坂峠付近、愛媛県伊予市の犬寄峠付近です。

並べると、峠の名前と規制区間の場所はおおむね重なります。黒潮町の片坂は1番の区間、宇和島市の法華津峠は2番、大洲市の鳥坂峠は4番、伊予市の犬寄峠は5番の位置です。ところが、中土佐町の久礼坂だけはカメラがあるのに、事前通行規制区間の一覧に該当する区間がありません。

i カメラの設置場所と規制区間は別々に公表されているもので、国交省が「この峠がこの区間」と対応表を出しているわけではありません。上の対応は市町名から並べたものです。

実際に閉めたときの発表には「解除未定」と書いてあった

基準の数字が無いと何が起きるのか。実例が残っています。

2025年(令和7年)2月4日、大洲河川国道事務所は上の表の4番にあたる区間を大雪で通行止めにしました。発表文の区間名の横には、そのまま「(予防的通行規制区間)」と書かれています。そして通行止め開始日時の欄はこうです。

i 通行止め開始日時:令和7年2月4日(火)12:05〜 解除未定(大洲河川国道事務所 2025年2月4日発表)

閉める基準が数字で決まっていない区間は、開ける時刻も先に言えません。この発表でも「今後の降雪状況を監視しながら、早期に通行止めを解除出来るよう努めてまいります」と書かれるにとどまっています。雨の場合も同じ枠組みです。

高速がだめなら56号、という逃げ方が効かない理由

国道56号の規制区間は、宇和島・西予・大洲・伊予と、松山自動車道が通る山と同じ側に並んでいます。2022年12月23日に松山自動車道が通行止めになったときは、並行する国道56号の犬寄峠に交通が集中しました。国交省の資料に「令和4年12月23日の松山道の通行止めに伴い並行する国道56号に交通が集中」と記されています。

高速が止まったから下道へ、という移動は、南予では同じ峠に人を集めることになります。先に決めておくなら、56号と松山道のどちらかではなく、その日に南予を越えるのをやめるかどうかです。

6日から7日の雨と、次に危ないのは8日午後から

高知地方気象台は9月6日4時39分の天気概況で、高知県は6日昼過ぎから雨で「雷を伴い激しく降る所がある」、7日は断続的な雨で明け方にかけて激しく降る所がある、としています。松山地方気象台は愛媛県について、6日昼過ぎから次第に雨、7日はおおむね雨としています。

一方で、高知地方気象台が6日5時51分に出した気象解説情報は「7日にかけて警報級の大雨となる可能性は低くなりました」と書き換えています。ただし西部では6日夜のはじめ頃から7日明け方にかけて土砂災害に注意、とも続きます。国道56号の高知県側の規制区間(四万十町〜黒潮町)は、この「西部」に当たります。

そして同じ文の最後に、8日午後から10日ごろにかけて前線や熱帯低気圧の動向によっては大雨となる可能性があると書かれています。9月6日6時時点で台風24号はまだ活動中です。四国を車で長く走る予定があるなら、身構えるのは6日より8日以降です。

i この記事は2026年9月6日6時ごろに国交省と気象庁の公表資料を見て書いています。通行止めは短時間で変わります。走る直前に道路情報提供システムで現在の規制を見てください。

生活・仕事にどう効くか

  • 移動の計画:雨量計の数字から「あと何ミリで閉まる」を逆算できません。国道32号なら連続雨量250ミリという目安がありますが、56号の5区間にはその数字がありません
  • 高速との使い分け:国道56号の規制区間は宇和島・西予・大洲・伊予と南予から中予に並んでいて、松山自動車道と同じ山を越えます。片方が閉まるときは、もう片方も条件が近くなります
  • 6日から7日の運転:高知県は6日昼過ぎから雷を伴って激しく降る所がある予想、愛媛県は6日昼過ぎから雨、7日はおおむね雨の予想です(松山・高知の両地方気象台、9月6日4時39分発表)

結局どうすればよいか

  • 出発前に国土交通省の道路情報提供システムで「現在の通行規制」を見る。5〜10分ごとに更新されるが、画面は自動で更新されないので開き直す
  • 国道56号沿線には道路カメラが5か所あるので、峠の映像を1つ見てから走り出す
  • 8日午後から10日ごろは前線と熱帯低気圧の動き次第で大雨になる可能性があると高知地方気象台が出している。四国を長距離で移動する予定は、この期間を避けられないか先に見直す

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月6日 初版を公開

※本記事は2026年9月6日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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