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マンション修繕 談合/リノシスと翔設計の工事

目次

課徴金の額が大きい会社

別表1・2のうち、課徴金が1億円を超えた会社と、名前がよく知られている会社を抜き出します(課徴金減免制度で減額された後の額)。

会社名リノシス案件翔設計案件
伊勝(横浜市)6453万円3億1751万円
長谷工リフォーム2億7648万円5289万円
富士防(横須賀市)—1億3074万円
シミズ・ビルライフケア1億400万円2523万円
日本ハウズイング8519万円518万円
建装工業6233万円—
大京穴吹建設535万円4397万円
東急コミュニティー955万円—
YKK APラクシー免除免除

日本ハウズイングや東急コミュニティー、大京穴吹建設は、マンションの管理会社のグループでもあります。YKK APラクシーは課徴金減免制度で全額免除され、排除措置命令の対象にもなっていません。全社の一覧は公取委の別表1・2に載っています。

自分のマンションが当てはまるか確かめる順番

区分所有者がいちばん早く確かめられるのは、総会の議事録です。2021年秋以降に大規模修繕の工事を決めた総会なら、議案書に設計コンサルと施工業者の名前が出ています。

  • 設計コンサルの欄に「リノシスコーポレーション」か「翔設計」がある
  • 施工業者が別表1・2に載っている会社
  • 工事の決議が2021年9月以降

3つとも当てはまれば、公取委が対象にした工事の可能性があります。管理組合として施工業者やコンサルに説明を求めるかどうかは、理事会で決めることになります。問い合わせ先として公取委は審査局第四審査(03-3581-3345)を挙げています。

次の修繕で同じことを避けるには

今回の仕組みは、見積りに呼ぶ業者をコンサルが全部決めていたことで成り立っていました。次の大規模修繕では、管理組合が自分でも1〜2社を探して見積りに加えるだけで、業者どうしの足並みはそろいにくくなります。コンサルとの契約書に、施工業者からお金を受け取らないことを書き込んでおくのも1つの手です。

生活・仕事にどう効くか

  • 修繕積立金:公取委の概要資料では、受注した施工業者が契約価格の5%を目安とする金額を設計コンサルに払っていました。1億円の工事なら500万円が、管理組合の知らないところで動いていた計算です。
  • 次の大規模修繕:見積りを出した業者が全部同じ設計コンサルの紹介だった場合、競争が働いていない可能性があります。業者選びの段階で、見積り参加の経緯を管理組合が確認できるようにしておく必要があります。

結局どうすればよいか

  • 過去の大規模修繕の議事録や契約書で、設計コンサル会社の名前を確かめる
  • リノシスコーポレーションか翔設計だった場合は、理事会で公取委の発表資料を共有し、管理会社に経緯の説明を求める
  • 次の修繕では、見積りに参加する施工業者を管理組合が自分でも1〜2社探して加える

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月28日 公正取引委員会の9月28日の発表と別表1・2で初版を公開

※本記事は2026年9月28日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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