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ネット銀行の変動金利も上がり始めた。ドコモSMTBネット銀行が0.25%引き上げ

🗨️「うちは変動金利で借りてるけど、ネット銀行だから大手より安心って聞いた。本当?」

その前提が崩れつつあります。2026年8月、住信SBIネット銀行(現ドコモSMTBネット銀行)と楽天銀行が、そろって変動金利を引き上げました。返済額に反映されるのは10月以降ですが、今のうちに影響を確認しておいた方がよい変化です。

[金利] この記事の要点

何が起きたか

ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)は、住宅ローン変動金利(通期引下げプラン)の2026年8月実行分を年1.200%とし、7月実行分の年0.950%から0.250%引き上げた。楽天銀行も同時期に変動金利を0.043%引き上げ、新規借入は年1.543%、借り換えは年1.267%となった。いずれも2026年6月の日銀の政策金利引き上げが波及した動き。

発表日・更新日

2026年8月6日 発表

影響を受ける人
  • 住信SBIネット銀行(ドコモSMTBネット銀行)・楽天銀行で変動金利型住宅ローンを返済中の人
  • これから変動金利で借りようとしている人
  • 「ネット銀行なら金利は上がらない」という前提で借り先を選んでいる人
目次

この記事でわかること

  • ネット銀行の変動金利も8月から引き上げられたこと
  • 実際に返済額へ反映されるのは早くて10月以降であること
  • 固定金利と変動金利で、大手行とネット銀行の有利・不利が逆転していること

何が起きたか

2026年8月、住宅ローンの変動金利で「安い」とされてきたネット銀行2行が、そろって引き上げに動きました。ドコモSMTBネット銀行(2026年8月にドコモ・三井住友信託銀行との資本再編で住信SBIネット銀行から商号変更)は、変動金利(通期引下げプラン)の8月実行分を年1.200%とし、7月実行分の年0.950%から0.250%引き上げました。楽天銀行も変動金利を0.043%引き上げ、新規借入で年1.543%、借り換えで年1.267%となっています。

これまでの記事で取り上げてきた大手行とネット銀行の金利差は、固定10年金利の話でした。大手行が固定金利を上げる一方、ネット銀行は固定金利を据え置きや引き下げにしていたのに対し、今回は変動金利でネット銀行側が上げに転じたという違いがあります。

銀行変動金利(8月)7月からの変化
ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBI)1.200%+0.250%
楽天銀行(新規)1.543%+0.043%
楽天銀行(借り換え)1.267%+0.043%

なぜ変動金利まで上がったのか

変動金利型住宅ローンの基準金利は、多くの銀行で短期プライムレートに連動しています。2026年6月に日本銀行が政策金利を引き上げたことを受け、短期プライムレートも改定され、その影響が各行の変動金利に波及する形になりました。これまでは大手行の固定金利だけが目立って上がっていましたが、変動金利にも上昇圧力が及び始めています。

すぐに返済額が変わるわけではない

変動金利の見直しは多くの銀行で年2回、4月1日と10月1日を基準日に行われます。今回の引き上げが適用されても、実際の返済額に反映されるのは早くて10月以降です。さらに「5年ルール」(返済額自体の見直しは5年に1回)や「125%ルール」(見直し後の返済額は従来の1.25倍まで)を採用している契約では、金利が上がっても返済額はすぐには変わらず、返済額のうち利息が占める割合が増えるかたちで調整されます。自分の契約にこのルールがあるかどうかは、金融機関に確認するか返済予定表で確認できます。

返済額はどれくらい変わるか

5年ルールがない契約、または見直しのタイミングが来た場合の目安です。元利均等・全期間同じ金利が続いたと仮定した概算で、実際の金額は契約条件によって変わります。

残債残り期間金利+0.25%での月々の増加
2,000万円30年約+2,500円
3,000万円30年約+3,700円
4,000万円35年約+5,000円

これから借りる人はどう考えるか

「ネット銀行は金利が上がらない」という前提はもう成り立ちません。とはいえ、変動金利の絶対水準そのものはまだ大手行の固定金利より低い状態が続いています。金利の動きに一喜一憂するより、変動と固定のどちらを選ぶかは、収入の安定度や返済期間中に金利がどこまで上がっても家計が耐えられるかで判断するのが基本です。複数行の変動・固定を並べて比較したうえで決めてください。

生活・仕事にどう効くか

  • 毎月の返済額(既存の借入):変動金利は多くの銀行で年2回(4月1日・10月1日)を基準日に見直すため、今回の引き上げが実際の返済額に反映されるのは早くて10月以降。すぐには変わらない。
  • 返済額が変わる幅:残債3,000万円・残り30年・元利均等で金利が0.25%上がると、月々の返済額はおおよそ+3,700円(年+44,000円)が目安。ただし5年ルール・125%ルールがある契約では、上限に達するまで返済額自体は変わらず利息の割合だけが増える。
  • これから借りる人の銀行選び:固定金利は大手行が高く・ネット銀行が低いという構図がここまで続いていたが、変動金利ではネット銀行も引き上げに動いた。金利だけで「ネット銀行の方が有利」と決めつけず、変動・固定それぞれで複数行を比較する必要がある。

結局どうすればよいか

  • 自分のローンが変動か固定か、返済予定表または金銭消費貸借契約書で確認する
  • 変動金利なら次の基準日(10月1日)以降に届く返済額通知・返済予定表を確認する
  • 5年ルール・125%ルールの有無を金融機関に確認する(ルールがあれば返済額はすぐには変わらない)
  • 固定への借り換えを検討するなら、諸費用を含めた総支払額で比較してから判断する

あわせて読む・調べる

くわしく知る(保存版の記事)

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公式出典

更新履歴

  • 2026年8月6日 初版を公開

※本記事は2026年8月6日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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