🗨️「クラブツーリズムの情報漏えい、自分は対象?何が漏れたの?」
対象はクラブツーリズムのインターネット会員に登録している人で、約432万件です。流出した可能性があるのは氏名・住所・電話番号・メールアドレスなど9項目で、ログインパスワード・パスポート・クレジットカード・口座番号は含まれていません。窓口は0120-335-255。今やることは、同社を名乗る連絡でカード番号やパスワードを聞かれても答えないことです。
[暮らし] この記事の要点
2026年10月31日 発表
- クラブツーリズムのインターネット会員に登録している人
- 緊急連絡先に書かれた人(含まれる可能性がある)
- ツアーを予約中で、マイページやカード決済を使う予定だった人
対象はネット会員の約432万件
| 項目 | 第1信に書かれた内容 |
|---|---|
| 発表 | 2026年10月31日(第1信) |
| 検知 | 2026年10月30日5時45分 |
| 対象 | インターネット予約システムの「インターネット会員」の登録情報 |
| 件数 | 約432万件 |
| 対象外 | インターネット会員に登録したことがない人 |
| 連絡 | 可能性のある人へ順次連絡 |
| サイト | ホームページを停止中(安全を再確認したら再開予定) |
線を引いているのは「ネットで会員登録をしたかどうか」です。
公式の一文は「インターネット会員に登録をされたことがないお客様の情報に影響はない」です。店頭や電話で申し込んだ人でも、ネットで会員登録をしていれば対象に入ります。ネット会員かどうか分からないときは、特設窓口で聞けます。

出典
クラブツーリズム株式会社「不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせについて(第1信)」の画面を2026年11月1日に撮影会社は警察に相談し、個人情報保護委員会と監督官庁にも報告したとしています。どこから入られたか、だれのしわざかは、第1信には書かれていません。
漏れた項目・漏れていない項目
「パスワードもカードも無事なら、何もしなくていい」とは言い切れません。流出した可能性があるのは、名前・住所・電話番号・メールアドレスといった「あなたに連絡するための情報」がひとそろいだからです。
| 流出した可能性がある | 含まれていない |
|---|---|
| 氏名(漢字・カナ) | ログインパスワード |
| 国籍 | パスポート(旅券)情報 |
| 性別 | クレジットカード情報 |
| 生年月日・年齢 | 金融機関口座番号 |
| 住所 | ― |
| 電話番号 | ― |
| メールアドレス | ― |
| 会員ID | ― |
| 緊急連絡先 | ― |
流出した可能性があるのは9項目、含まれていないとされたのは4項目です。会員IDは流出側に入っていますが、ログインパスワードは入っていません。項目には緊急連絡先も入っているので、会員情報のその欄に書いた家族などの連絡先も含まれている可能性があります(第1信は、だれの情報かまでは書いていません)。

出典
クラブツーリズム株式会社「不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせについて(第1信)」をもとに当サイトで作成問い合わせの電話番号
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 窓口の名前 | クラブツーリズム株式会社 お客様特設窓口 |
| 電話番号 | 0120-335-255(フリーダイヤル) |
| 受付時間 | 平日(月〜金曜日)9:30〜17:00 |
| 11月中 | 土曜・日曜・祝日も同じ時間で受付 |
11月中は土日祝も受け付けると書かれているので、日曜でも9:30〜17:00に電話できます。会社を名乗る不審な連絡が来たとき、被害や異常に気づいたときも、この窓口へ連絡するよう案内しています。
すでにツアーを予約している人は、別の不便もあります。旅行サイト(club-t.com)はメンテナンス画面に切り替わっていて、マイページ、クレジットカード決済、WEBから申し込んだ書類の確認が使えません。その画面には、旅行の問い合わせ先として旅行センターごとの電話番号が並んでいます。旅行の中身の相談はそちら、流出の件は特設窓口、と分けるとつながりやすくなります。
今やること3つ
お知らせの「お客様へのお願い」を、やる順に並べ直すと次の3つです。
- クラブツーリズムを名乗る電話・メール・SMS(ショートメッセージ)・郵便で、カード番号・口座・暗証番号・ID・パスワード・マイナンバーを聞かれても答えない
- クラブツーリズムと同じパスワードをほかのサービスでも使っていたら、そちらを変える
- 多要素認証(ログインのたびにスマホへ届く番号なども入れる仕組み)を使えるサービスでは設定する
1つ目について、会社は本件に関連してこれらを尋ねることは一切ないと書いています。つまり、聞いてくる連絡はそれだけで本物ではありません。リンクを開かず、添付も開かず、迷ったら店頭・電話窓口・公式サイトで確かめるよう求めています。
2つ目は、ログインパスワードが流出の一覧に入っていない中でのお願いです。会社は「念のため」としており、変えるのはクラブツーリズム以外の、同じパスワードを使い回しているサービスの側です。
会社を名乗る偽の連絡の見分け方は、国税のe-Tax(イータックス)を名乗るメールの記事でもまとめています。
第1信でまだ出ていないこと
第1信の時点で、本件が原因と考えられる具体的な二次被害は確認されていない、と書かれています。一方で、まだ書かれていないこともあります。
- 自分が432万件に入っているかどうか(会社から順次連絡する、とだけ書かれている)
- ホームページを再開する日
- 連絡がメール・郵便・電話のどれで来るか
「会社から連絡が来た=本物」とは限らない点は覚えておきたいところです。会社を装った連絡にも注意するよう、お知らせ自身が呼びかけています。届いた連絡の中でカード番号やパスワードを求められたら、その時点で手を止めて、0120-335-255か公式サイトで確かめる順番になります。
アイキャッチ写真の出典
スーツケースの写真はイメージです。safaritravelplus「Travel luggage.png」(Wikimedia Commons・CC0)結局どうすればよいか
- クラブツーリズムを名乗る電話・メール・SMS・郵便で、カード番号・口座・暗証番号・ID・パスワード・マイナンバーを聞かれても答えない
- クラブツーリズムと同じパスワードをほかのサービスでも使っていたら、そちらを変える
- 多要素認証を使えるサービスでは設定する
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
更新履歴
- 2026年11月1日 初版を公開(クラブツーリズムの第1信を2026年11月1日に確認。第2信は未掲載)
※本記事は2026年10月31日発表のクラブツーリズムのお知らせ(第1信)と旅行サイトのメンテナンス画面を、2026年11月1日に確認した内容にもとづきます。続報で件数や内容が変わることがあるため、最新の内容はクラブツーリズムの公式サイトでご確認ください。
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