🗨️「ゆうちょの通常貯金の金利、11月9日から何が変わる?」
2026年11月9日(月)から、通常貯金の金利が年0.400%から年0.500%に上がります。100万円を1年置くと、利息は税引前で1,000円、手取りで797円増えます。手続きは要りません。
[金利] この記事の要点
2026年9月18日 発表
- ゆうちょ銀行の通常貯金・通常貯蓄貯金にお金を置いている人
対象は、ふだん出し入れしている通常貯金と通常貯蓄貯金です。定期貯金などの「定期性貯金」は、まだ数字が決まっていません。
通常貯金は年0.500%に
| 貯金の種類 | 11月8日まで | 11月9日から |
|---|---|---|
| 通常貯金 | 年0.400% | 年0.500% |
| 通常貯蓄貯金(10万円未満) | 年0.400% | 年0.500% |
| 通常貯蓄貯金(10万円以上) | 年0.400% | 年0.500% |
| 定期性貯金(定期貯金・定額貯金など) | 引き上げ予定。対象・金利・開始日は未定 | |
出典:ゆうちょ銀行「貯金金利の引き上げのお知らせ」(2026年9月18日)。引き上げ幅は通常貯金・通常貯蓄貯金とも+0.100%です。
通常貯蓄貯金は、新しい申し込みの受付が2025年5月2日で終わっています。すでに持っている人は、そのまま使い続けられます。
100万円の利息はいくら増える
「0.1%上がっても、ほとんど変わらない」と感じる人は多いはずです。100万円を1年間、通常貯金に置いたままにした場合で計算すると、増えるのは税引前で1,000円、税金を引いた手取りで797円です。

出典と計算の前提
ゆうちょ銀行「貯金金利の引き上げのお知らせ」(2026年9月18日)の金利をもとに当サイトで作成。1年間残高100万円のまま、金利が変わらないとした計算です。計算式は次のとおりです。税金は、預金の利息にかかる20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%と住民税5%)で計算しました。
| 金利 | 税引前の利息 | 税引後の利息 |
|---|---|---|
| 年0.400% | 100万円×0.400%=4,000円 | 4,000円×(1−0.20315)=3,187円 |
| 年0.500% | 100万円×0.500%=5,000円 | 5,000円×(1−0.20315)=3,984円 |
| 差 | 1,000円 | 797円 |
税引後は円未満を切り捨てています。実際の源泉徴収は所得税と住民税を分けて端数を処理するので、1円ほどずれることがあります。また、11月9日より前の日の分は年0.400%のまま付きます。
使う年が決まっているお金の置き場所を考えるなら
教育費のように使う年が決まっているお金は、株価が大きく下げた月にも必要になります。預金とNISAの分け方を、家計の数字から考えるための本です。
タイトルどおり、NISA・保険・助成金を子どもにかかるお金の流れの中でまとめた本です。使う年が決まっている教育費を、株価で動くものに置いてよいかを考える下地になります。
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共働き世帯の貯め方と使い方の配分が中心です。株高のニュースを見て積み立てを増やすか迷ったとき、先に家計全体の配分を決めておくのに向きます。
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手続きは要らない
新しい金利を受けるために、窓口へ行ったり口座を作り直したりする必要はありません。ゆうちょ銀行のよくある質問によると、通常貯金と通常貯蓄貯金は利息を毎日計算しており、すでに預けているお金にも11月9日以降は引き上げ後の金利が付きます。

定期・定額貯金の金利
定期貯金・定額貯金の金利は、今回の発表では変わっていません。ゆうちょ銀行の金利一覧(2026年10月26日現在)では次のとおりです。
| 預ける期間 | 定期貯金 | 定額貯金 |
|---|---|---|
| 1か月・3か月 | 年0.500% | 扱いなし |
| 6か月以上1年未満 | 年0.500% | 年0.425% |
| 1年以上1年6か月未満 | 年0.500%(1年) | 年0.450% |
| 1年6か月以上2年未満 | 年0.500%(1年) | 年0.475% |
| 2年 | 年0.650% | 年0.550%(2年以上2年6か月未満) |
| 3年 | 年0.800% | 年0.710%(3年以上) |
| 5年 | 年1.000% | ― |
| 10年 | 年1.250% | ― |
出典:ゆうちょ銀行「金利一覧」(2026年10月26日現在)。定期貯金の1年は「1年以上2年未満」、2年は「2年以上3年未満」の区分です。定額貯金は、預けた期間に応じて上の金利が付く商品です。定額貯金の2年6か月以上3年未満は年0.600%です。
この一覧のまま11月9日を迎えると、1年までの定期貯金は通常貯金と同じ年0.500%になり、2年未満の定額貯金は通常貯金を下回ります。ただし定期性貯金も引き上げが予定されているので、この並びはその発表で変わります。いま一覧で最も高いのは10年の定期貯金で、年1.250%です。
次の金利改定は未定
定期性貯金について、ゆうちょ銀行は、対象の商品・改定後の金利・始まる日を、決まりしだい自社のホームページで知らせるとしています。通常貯金をさらに上げる予定についても、よくある質問で「次回、金利を改定する時期については未定」と答えています。金利の改定は市場金利の動きなどを見て行うもので、決まった時期に行うものではないとしています。
問い合わせは、ゆうちょコールセンター(0120-108-420)が受け付けています。
あわせて読む
※この記事は、2026年9月18日のゆうちょ銀行のお知らせと、2026年10月26日現在の金利一覧を2026年11月1日に確認した内容にもとづきます。最新の金利はゆうちょ銀行の公式サイトで確かめてください。
アイキャッチ写真の出典
大阪中央郵便局・ゆうちょ銀行大阪支店の入口(撮影:ミスターちゅらさん(Mr.ちゅらさん) / CC0、Wikimedia Commons)。下部を切り取って使っています。結局どうすればよいか
- 定期・定額貯金に移す前に、定期性貯金の改定の発表が出ていないかゆうちょ銀行の金利一覧で確かめる
公式出典
更新履歴
- 2026年11月1日 初版を公開(ゆうちょ銀行の公式ページを2026年11月1日に確認)
※本記事は2026年9月18日発表のゆうちょ銀行のお知らせ、2026年10月26日現在の金利一覧、よくある質問を2026年11月1日に確認した内容にもとづきます。金利は変わることがあるため、最新の内容はゆうちょ銀行の公式サイトでご確認ください。
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