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食料品 消費税1%/2年で8%に戻る

🗨️「食料品の消費税が1%になるって、いつからですか」

2027年4月1日からです。2029年3月31日までの2年間という期限つきで、終われば8%に戻る前提が大綱に書かれています。対象はいま8%が適用されている飲食料品で、外食・酒類・新聞は入りません。政府は9月15日にこの内容を閣議決定しました。

[政治] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月16日 発表

影響を受ける人
  • 毎日スーパーで食料品を買う人
  • 飲食料品を扱う小売・飲食の事業者
  • レジ・受発注システムの税率設定を管理している人
目次

始まる日と、終わる日が両方決まっている

この制度でいちばん間違えやすいのは、恒久的な減税ではないところです。大綱には期限が書かれています。

時期飲食料品の税率
いま〜2027年3月31日8%(軽減税率)
2027年4月1日〜2029年3月31日1%
2029年4月1日〜8%に戻る前提

2年間の臨時措置です。大綱の名前にも「臨時的な引下げ」と入っています。始まる日だけでなく、終わる日も先に決まっている制度だ、というのが前提になります。

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外食と酒、それに新聞は入らない

対象は「いま8%が適用されているもの」です。いま10%のものは動きません。

買うものいま2027年4月から
スーパーで買う食材・飲料8%1%
持ち帰りの弁当・惣菜8%1%
店内で食べる外食10%10%(対象外)
酒類10%10%(対象外)
定期購読の新聞8%8%(対象外)

外食が多い家計ほど、効き方は小さくなります。逆に自炊が中心で、スーパーでの買い物が食費の大半を占める家庭ほど、下がり幅が大きく出ます。

新聞は、いま8%の軽減税率が適用されていながら今回の引き下げには入りません。8%のまま据え置かれます。

葉物野菜の入った買い物かごを持つ手
対象はスーパーで買う飲食料品。外食と酒は入らない(写真はイメージ)

いくら変わるのか

本体価格で考えると計算が早いです。

本体価格8%のとき1%のとき
1,000円1,080円1,010円70円
10,000円10,800円10,100円700円
30,000円32,400円30,300円2,100円

ひと月にスーパーで本体価格3万円ぶん買う家庭なら、月およそ2,100円。2年続けば5万円ほどの差になります。ただしこれは食料品だけの話で、日用品や外食には効きません。レシートの合計が7%安くなるわけではないので、そこは分けて考えます。

「実質ゼロ」は、税率とは別の仕組み

報道では「実質ゼロ化」という言い方が出ています。これは税率が0%になるという意味ではありません。

大綱には、税率の引き下げと合わせて「就業者負担軽減支援金」という給付が書かれています。1%相当分の範囲内で、中低所得の現役勤労者に給付する設計です。税率1%ぶんの負担を給付で戻すことで、結果としてゼロに近づける——という組み立てになっています。

つまりレジで引かれるのは1%まで、残りは後から給付で、という2段構えです。給付のほうは対象が「中低所得の現役勤労者」に限られるので、全員が同じだけ戻るわけではありません。ここが税率の引き下げと決定的に違うところです。

事業者は、2年で2回さわることになる

売る側の手間も書いておきます。

2027年4月から、レジには10%・8%・1%の3つの税率が並びます。飲食料品を扱っている店では、商品ごとにどれが当たるかを設定し直す必要があります。

そして2年後、8%へ戻すときにもう一度同じ作業が発生します。大綱には簡易課税・中間申告・総額表示についての特例が設けられるとされていて、事務の負担を減らす措置は用意されます。それでも、設定変更のタイミングを先に決めておかないと、切り替えの日に売り場が止まります。

生活・仕事にどう効くか

  • 家計:本体1万円の食料品で差は700円。月3万円ぶん買う家庭なら月2,100円。外食と酒には効かない。
  • 仕事:税率が3つ並ぶ期間ができる。2年で8%へ戻す前提なので、設定変更は開始と終了の2回。

生活・仕事にどう効くか

  • 家計:本体価格1万円ぶんの飲食料品なら、税込10,800円が10,100円になる計算。差は700円で、月3万円ぶん買う家庭なら月2,100円の差になる。
  • 仕事:税率が3つ(10%・8%・1%)並ぶ期間ができる。しかも2年で8%へ戻す前提なので、レジと会計システムは開始と終了の2回、設定を変えることになる。

結局どうすればよいか

  • 始まるのは2027年4月1日、終わるのは2029年3月31日の予定、と2つの日付で覚える
  • 外食・酒類・新聞は対象外なので、外食中心の家計では効き方が小さいことを見込んでおく
  • 飲食料品を扱う事業なら、レジと受発注の税率設定を変える時期を先に決めておく

公式出典

更新履歴

  • 2026年9月16日 初版を公開。9月15日の閣議決定と国税庁の特設サイトにもとづき記載。

※本記事は2026年9月16日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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