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実は地名にヒントがあります 秋田市の「島」は5か所とも浸水想定、象潟は1804年の地震で陸になりました

実は地名にヒントがあります。秋田市で町名に「島」が入る住宅地の標準地は、2026年の地価公示で山王中島町3.0m、牛島(うしじま)南2丁目4.9m、茨島(ばらじま)6丁目5.0m、牛島東5丁目5.6m、仁井田福島(にいだふくしま)1丁目5.6m。どれも海ぞいではなく、雄物川(おものがわ)ぞいの市街地です。重ねるハザードマップの配信タイルを地点ごとに読み取ると、この5つがそろって0.5〜3mの洪水浸水想定でした。県内でいちばん低い「島」は、にかほ市の象潟(きさかた)町字武道島の2.5m。1804年の地震で潟が2m持ち上がり、海の入り江が陸になった町です。秋田の地名は、水が引いた跡と、水が来る場所の両方を指しています。

この記事でわかること

  •  秋田市の「島」5地点は3.0〜5.6m。配信タイルを読み取った地点はすべて0.5〜3mの洪水浸水想定で、同じ5.6mでも八橋本町3丁目は0.5m未満
  •  象潟は1804年7月10日の地震で2m隆起して陸になった(気象庁)。標準地は今も2.5mで、津波浸水想定は3〜5m
  •  秋田県の自然災害伝承碑28基のうち、種別に「津波」が付く9基は全部が1983年の日本海中部地震。加茂青砂(かもあおさ)の碑には遠足の児童13人が刻まれている
目次

秋田市の「島」は海ではなく雄物川ぞい 中島3.0m・牛島4.9m・茨島5.0m

秋田市中心部の色別標高図。山王中島町3.0m、牛島南2丁目4.9m、茨島6丁目5.0m、牛島東5丁目5.6m、仁井田福島1丁目5.6m、八橋本町3丁目5.6m、楢山川口境5.8mの丸印が青い低地に並び、雄物川と太平川が流れる
秋田市中心部の色別標高図。青いほど低く、茶色いほど高い。丸印は地価公示の住宅地の標準地(国土地理院の地理院タイルと数値標高モデル5mメッシュから作成)

秋田市の住宅地の標準地は59地点あって、中央値は8.2m。いちばん低いのが山王中島町の3.0mで、いちばん高いのが61.9mです。「島」の付く5地点は3.0mから5.6mに収まっていて、市の中央値より2.6m以上低い側にまとまっています。

その低地の横を流れている雄物川のほうが、地名より新しい。国土交通省秋田河川国道事務所は雄物川放水路を「秋田市の浸水被害を除去し、河口土崎港を改善するために計画された新川」と説明し、大正6年に事業が始まり昭和13年4月27日に通水したと書いています。同事務所のパンフレットには「秋田大橋から下流部分は、人工的に作られた川です」とあり、利用者の声として「今の雄物川河口が大正時代に人工的に作られたものだと知って驚いた。」が載っています。

読者

牛島も茨島も、なんの島だったんですか。

おかあさん

由来を書いた資料が、オンラインでは見つかりませんでした。国立国会図書館のレファレンス協同データベースに「秋田市にある牛島の地名の由来について分かる資料はあるか。」という事例(秋田県立図書館・2019年11月2日登録)が残っていますが、回答は3冊の書名の案内だけです。だからここでは由来を書きません。書けるのは高さと、水の来方です。

秋田市の洪水浸水想定図。市街地の大半がだいだい色の0.5〜3mに塗られ、山王中島町3.0m、茨島6丁目5.0m、仁井田福島1丁目5.6m、牛島南2丁目4.9m、八橋本町3丁目5.6mの丸印が並ぶ
秋田市の洪水浸水想定(想定最大規模)。色が濃いほど想定される浸水が深く、白は浸水想定なし。国土地理院「重ねるハザードマップ」の配信タイルから作図

その地点で地図を開くとこうなります。重ねるハザードマップが配信している洪水浸水想定区域図のタイルを、ズーム16で1地点ずつ読み取りました。

地点 地表の標高 洪水浸水想定(想定最大規模) 1m²あたり
秋田市 山王中島町 3.0m 0.5〜3m 64,000円
秋田市 牛島南2丁目 4.9m 0.5〜3m 34,200円
秋田市 茨島6丁目 5.0m 0.5〜3m 30,400円
秋田市 牛島東5丁目 5.6m 0.5〜3m 40,400円
秋田市 仁井田福島1丁目 5.6m 0.5〜3m 38,000円
秋田市 楢山川口境 5.8m 0.5〜3m 44,300円
秋田市 八橋本町3丁目 5.6m 0.5m未満 74,100円

「島」の付く5地点は、5つとも0.5〜3m。「島」の付かない楢山川口境5.8mも同じ区分で、読み取った7地点のうち6か所が0.5〜3mでした。1つ下の区分になったのは八橋本町3丁目だけです。牛島東5丁目・仁井田福島1丁目と同じ5.6mなのに0.5m未満。高さが同じでも、川からの位置で区分が変わります。

県内の字で数え直すと、「島」がいちばん下に来ます。3地点以上ある字を、中央値の低い順に並べました。

地点数 標高の中央値 5m未満の地点
10 5.6m 3
5 6.3m 0
18 7.8m 3
9 8.4m 2
4 12.5m 0
3 19.9m 1
25 24.7m 2
県全体 128 14.1m 10

「島」10地点の中央値5.6mは、県全体128地点の中央値14.1mの4割です。「田」の25地点は24.7mで、「島」より19m高い。逆に高い側へ回るのが「浜」で、3地点しかありませんが中央値19.9m。秋田の海ぞいは砂丘なので、浜のほうが高いことがあります。

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標高は国土地理院の数値標高モデル(5mメッシュ)と標高APIの値で、地表の高さ(東京湾平均海面からの高さ)です。洪水浸水想定区域は川が氾濫したときに浸かると想定される範囲で、降った雨が下水から溢れる内水氾濫は入りません。読み方は浸水想定区域とは?ハザードマップの見方と注意点にまとめています。

住まいのリスクに対する備え

土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。

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2023年7月に秋田市で6,109棟 2026年9月3日は牛島西アンパスが冠水

秋田県が2024年6月にまとめた「令和5年大雨災害の検証と今後の対応」は、2023年7月14日から18日の大雨をこう書いています。「72時間雨量では、6つの観測所で史上1位という記録的な大雨となりました。」仁別431ミリ、角館352ミリ、秋田258.5ミリ。県全体で死者1名、負傷者6名、全壊11棟を含む約7,400棟が浸水などの被害を受けました。

その被害は1つの市に集まっています。同じ報告の集計(2024年4月1日現在)で、秋田市の住家被害は6,109棟。内訳は全壊11、半壊2,459、一部破損23、床上浸水578、床下浸水3,038です。県計7,375棟の83%が秋田市でした。

報告書は、水の来方も書いています。「県内で大規模な内水氾濫が発生したことから、被害程度を把握するため、各自治体の地域防災計画に則り、2次調査(立ち入り調査)を行った。」堤防の内側で水が出た、という記述です。県内では18河川が氾濫し、秋田市を流れる太平川と岩見川もその中に入っています。

上空から見た雄物川の氾濫。茶色い水が田畑をおおい、赤い橋のたもとまで水が来ている
平成29年7月秋田豪雨で氾濫した雄物川(2017年)。写真:国土交通省(ウィキメディア・コモンズ(Wikimedia Commons)・クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0(CC BY 4.0))

この川ぞいには、水の高さを刻んだ石が並びます。国土地理院の自然災害伝承碑に登録された秋田県の28基のうち12基が洪水の碑で、大仙市大曲川原町の「雄物川改修農民斗いの碑」は1947年7月の洪水を「雄物川流域市町村では死者11名、家屋の流失308戸、床上浸水13,102戸、床下浸水12,259戸」と記録しています。

2026年9月3日にも、同じ市で水が上がりました。秋田市で1時間50ミリ、仙北市角館で1時間63ミリ。道路が冠水したのは3か所で、牛島西アンパス、外旭川の八幡田地下道、保戸野桜町の天徳寺地下道です。1か所目の町名が「牛島」でした。この日の浸水戸数は公表されていないので、書けるのは道路の冠水までです。

読者

うちは堤防の内側だから、川があふれなければ大丈夫だと思っていました。

おかあさん

2023年の秋田市がその形です。県の報告は「大規模な内水氾濫」と書いていて、秋田市の被害6,109棟のうち床下浸水が3,038棟。川の水位が上がると、街に降った雨を川へ出せなくなります。洪水の地図で色が薄い場所でも、内水の地図では色が変わることがあるので、1枚で決めないことです。

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象潟は「潟」なのに陸 1804年の地震で2m持ち上がった

江戸時代に描かれた象潟屏風。入り江いっぱいに松の生えた小島が点在し、奥に海が広がる
象潟屏風(象潟郷土資料館)。地面が持ち上がる前の象潟で、入り江に小さな島が点在している。写真:牧野永昌(ウィキメディア・コモンズ・パブリックドメイン)

にかほ市の象潟に松尾芭蕉が来たとき、ここは海の入り江でした。気象庁秋田地方気象台の資料は、1804年7月10日(文化1年6月4日)の地震をこう書いています。「芭蕉が『象潟や雨に西施が合歓の花』とうたった風光明媚な象潟湖(径約2km、深さ2m)隆起して乾陸あるいは沼となる。金浦(象潟の北6km)で1.3m、象潟で2mの隆起。」埋め立てたのではありません。地面のほうが持ち上がりました。

地震の規模は資料で分かれます。気象庁はマグニチュード7.0、秋田県の説明資料は7.3、2020年の論文はモーメントマグニチュード7.1。死者の数も2系統あります。気象庁の資料は「死者は、矢島・本荘で163、象潟74、金浦12。」と書き、東北大学災害科学国際研究所の2021年の発表は、被害地域全体で家屋倒壊6,252軒・死者387人とする研究(矢田2018)を紹介しています。

3つ目の数字が、現地の石にあります。自然災害伝承碑の「九十九島の碑(鑑古戒今)」は1906年の建立で、所在地はにかほ市象潟町字象潟島。碑文の要旨は「記録にあるだけでも366人の死者がでた」「象潟は180〜200cmほど隆起した」「島の形は変わり、湖は平田となり」と続きます。水が消えたあとも、土地の名前には「島」が残りました。

にかほ市象潟の色別標高図。青い平地に象潟町字武道島2.5mの丸印があり、九十九島の並びと鳥海山の裾が写る
にかほ市象潟の色別標高図。青いほど低い。九十九島は、かつての潟に浮かんでいた島(国土地理院の地理院タイルと数値標高モデル5mメッシュから作成)

今の高さです。2026年の地価公示で置かれた住宅地の標準地は、象潟町字武道島が2.5mで1m²あたり20,500円。北隣の金浦(このうら)は字浜の田が3.4mで9,800円。にかほ市6地点の中央値は8.3mで、県内の住宅地の標準地で武道島より低いのは、潟上市昭和大久保の2.4mだけでした。

にかほ市象潟の津波浸水想定図。潟の跡の平地が3〜5mのピンク色に塗られ、象潟町字武道島2.5mの丸印がその中にある
にかほ市象潟の津波浸水想定(最大クラス)。色が濃いほど想定される浸水が深く、白は浸水想定なし。国土地理院「重ねるハザードマップ」の配信タイルから作図

同じ配信タイルを読み取ると、武道島の丸印は3〜5m、金浦字浜の田は5〜10mの区域でした。潟の跡が、そのまま津波の想定区域になっています。

読者

「潟」が付く町は、埋め立てた土地だと思っていました。

おかあさん

象潟は逆です。人が土を入れたのではなく、地震で地面が持ち上がって陸になりました。ただ、低いままなのは同じです。武道島は今も2.5mで、津波の想定は3〜5m。水が消えた理由がどちらでも、地図の色は変わりません。

にかほ市文化財保護課によると、田の中に残る島は「約2,500年前の山体崩壊によってできた流れ山」で、令和6年10月11日に2つ追加されて今は105島。改訂新版 世界大百科事典が引く芭蕉の一文は「松島は笑ふがごとく象潟はうらむがごとし」です。うらむがごとし、と書かれた水面は、その115年後に消えました。

水を張った田んぼの向こうに松の生えた小山が点在する象潟の風景。奥に低い山と風車が並ぶ
象潟の今(にかほ市、2018年5月26日撮影)。水を張った田に、松の小山が点在する。写真:掬茶(ウィキメディア・コモンズ・クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0(CC BY-SA 4.0))

「潟」の字は県内の別の場所にも残っています。標準地の中央値がいちばん低い市町村は八郎潟町(はちろうがた)の3.1m(2地点)で、次が潟上市の5.7m(7地点)。八郎潟町の低いほうは、字名が「中嶋」で2.5mです。こちらの「潟」が消えたのは干拓で、地震ではありません。その経緯は別の記事にまとめています。

1983年5月26日、加茂青砂で遠足の児童13人 県の想定では影響開始3分

気象庁秋田地方気象台の資料によると、1983年(昭和58年)5月26日11時59分、秋田県沖の深さ14kmでマグニチュード7.7の地震が起きました。秋田市の震度は5。検潮所で観測された津波の高さは能代港で194cm、痕跡調査による最大の遡上高は八峰町峰浜で14mです。資料は「この地震は、日本海側を震源とする地震としては過去最大規模の地震であった」と書いています。県内の死者は83名で、うち79名が津波によるものでした。

死者の内訳は能代市38、男鹿市23、八峰町15、三種町4、秋田市3。秋田県の自然災害伝承碑28基のうち、種別に「津波」が付く9基は、全部がこの日の碑です。碑の数が最も多い市町村は、男鹿市の6基でした。

男鹿市戸賀加茂青砂の「合川南小学校児童地震津波殉難の碑」の碑文要旨は、こうです。「社会科見学にきていた合川南小学校(現:北秋田市)の4・5年生の児童45名が津波に遭遇し、13名が亡くなった。地区の人々も救助活動に参加し、碑は集落の人たちによって大切に守られている。」同じ名前の碑が、児童の学校があった北秋田市三木田にも建っています。

高台から見下ろした加茂青砂の集落。入り江に漁港があり、海ぞいの斜面に家が並ぶ
男鹿市の加茂青砂(2020年1月18日撮影)。写真:掬茶(ウィキメディア・コモンズ・クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0(CC BY-SA 4.0))

秋田県のサイト「あきた元気ムラ」は、この集落の記録を残しています。ページには当時の声として「津波だぁー!」「子供が流された!」という言葉が並び、「ここ加茂青砂でも合川南小学校の児童13名が津波に飲み込まれ、その尊い命が奪われました。」「『旧加茂青砂小・中学校』近くには、高さ約3mの慰霊碑が海に向けて建てられています。」と書かれています。

碑は、高さと人数を刻みます。男鹿市五里合神谷の「日本海中部地震津波慰霊之碑」は6名の名を刻み、側面にこの地区へ押し寄せた津波の高さ(海抜6.89m)が入っています。八峰町峰浜水沢の「鎮魂」は約14mの津波と7名。能代市大森山の碑は「能代市における津波による死亡者は36人であり、このうち能代港では工事関係者が34人」と記します。

では今の想定はどうか。秋田県が2016年6月に公表した津波浸水想定は、加茂青砂の代表地点で最大津波高9.8m、最大波の到達15分、影響開始3分としています。八峰町八森は14.1mで11分、秋田市新屋町は13.5mで36分。加茂青砂の3分が県内で最も短い数字です。

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影響開始時間は「代表地点において地震直後の海面から±20cmの変動が生じるまでの時間」、最大津波高は標高で表した値で、気象庁が発表する「平常潮位からの海面の高さ」とは基準が違います。代表地点は海岸線から30mほど沖に置かれています(秋田県の説明資料)。
地点 地表の標高 津波浸水想定(最大クラス)
にかほ市 象潟町字武道島 2.5m 3〜5m
にかほ市 金浦字浜の田 3.4m 5〜10m
秋田市 土崎港相染町 5.2m 3〜5m
男鹿市 船越字内子 5.7m 0.3m未満
男鹿市 加茂青砂/秋田市 新屋下川原町 タイルが配信されていない

引っかかったのは最後の行です。加茂青砂と秋田市新屋下川原町では、タイルそのものが配信されていませんでした。色がついていないのではなく、その範囲には図が無いという意味です。県の資料に影響開始3分と書かれている集落が、この地図では読めません。海ぞいは、地図の色より先に県の資料の分数を見ます。

読者

日本海側は津波が来ないと聞いたことがあります。

おかあさん

その言い方は、碑に否定されています。八峰町八森の「濤安の乙女」の碑文要旨は「日本海に津波がないという迷信は完全に打ち破られた」と結んでいます。秋田県の資料が並べる既往津波は、1804年の象潟地震から1810年、1833年、1939年、1964年、1983年、1993年と、200年で7回。来ないのではなく、間隔が空くだけです。

自分の町で同じことをする手順(無料)

  • 国土地理院の「地理院地図」で住所を入れ、「自分で作る色別標高図」を重ねる。秋田市なら川からの位置、にかほ市なら潟の跡の平地に入っているかを見る
  • 「重ねるハザードマップ」で洪水・内水・津波を1枚ずつ重ねる。1枚が白くても、もう1枚で色がつくことがある
  • 同じ画面で「自然災害伝承碑」を表示する。秋田県の28基には、浸水した高さ・流された戸数・亡くなった人数が刻まれている
  • タイルが配信されていない場所は、秋田県の津波浸水想定の資料で「影響開始時間」と「最大津波高」を控える。加茂青砂なら3分と9.8m

梅田・渋谷・亀戸・真備横浜の「谷」と「島」徳島の「島」と「浦」と読み比べると、秋田は字がよく当たる県でした。「島」が県内で最も低く、市町村の中央値で最下位の2町はどちらも「潟」が付く。ただし当たっているのは高さまでです。

地名は入口です。秋田市の「島」は雄物川ぞいの3.0〜5.6mで、読み取った地点はそろって浸水想定の中にありました。象潟の「潟」は1804年に水のほうが消え、それでも津波の想定は3〜5m。同じ5.6mで区分が分かれ、加茂青砂には図そのものが配信されていない。答えは町名ではなく、自分の家の地点と、そこで開く2枚目の地図にあります。

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浸水深・浸水の続く時間・避難先の順で見る手順(家を買う前のチェック)

この記事の集計条件

標高は国土地理院の地理院タイル「数値標高モデル(DEM5A・5mメッシュ)」を切り出して色別標高図と陰影を作り、淡色地図を重ねました。丸印の数値は各地点の地表の標高(東京湾平均海面からの高さ)で、建物は含みません。市町村別・字別の集計と1m²あたりの価格は、国土数値情報「地価公示」2026年のうち用途が住宅の秋田県の標準地128地点によります(標高は国土地理院の標高API。全国17,612地点の取得は2026年8月20日)。字の集計は市区町村名を除いた町名・字名で行い、3地点以上ある字だけを表にしました。洪水と津波の地点ごとの区分は、「重ねるハザードマップ」の配信タイルをズーム16で読み取ったものです(2026年9月6日時点)。

自然災害伝承碑の基数・種別・市町村別と碑文の要旨は、国土地理院「自然災害伝承碑」の公開データ(2026年8月27日現在・全国2,469基、秋田県28基)によります。象潟地震は気象庁秋田地方気象台の資料と東北大学災害科学国際研究所のプレスリリース(2021年8月20日)、九十九島の島数はにかほ市文化財保護課、日本海中部地震は気象庁秋田地方気象台の資料、加茂青砂の記述は秋田県「あきた元気ムラ」、津波の想定値は秋田県「秋田県における津波浸水想定 説明資料」(2016年6月)によります。

2023年7月の被害は秋田県「令和5年大雨災害の検証と今後の対応」(2024年6月)、雄物川放水路は国土交通省秋田河川国道事務所「雄物川直轄河川改修百周年」と同事務所のパンフレット(2017年10月)、牛島の地名のレファレンス事例は国立国会図書館レファレンス協同データベース(登録館:秋田県立図書館・2019年11月2日登録)によります。写真のライセンスは各キャプションのとおりで、アイキャッチは象潟の田園風景(掬茶・クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0)です。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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