お名前.comデスクトップクラウドは、現在の利用者全員への見舞金5,000円と、今回の不正アクセスに起因する不正取引の損失補償を発表しました。ただし、相場変動による損失や、得られたはずの利益は補償の対象外です。
[IT・ネット] この記事の要点
2026年10月24日 発表
- お名前.comデスクトップクラウドの利用者
- 利用環境に関わる不正取引を確認した人
見舞金と補償の対象
GMO(ジーエムオー)インターネットが10月24日11時50分時点の第4報で発表した対応です。対象サービスは「お名前.com(おなまえドットコム)デスクトップクラウド」。GMOの別サービスや、証券会社の利用者全員に一律適用される制度ではありません。
| 対応 | 対象と範囲 |
|---|---|
| 見舞金 5,000円 | 現在のサービス利用者全員。金銭被害の有無は不問 |
| 不正取引の損失補償 | 今回の不正アクセスによる取引だと会社が認めたもの。実現した取引差損・手数料等 |
| 対象外の損失 | 市場変動、得られたはずの利益、その他の間接損害 |
見舞金5,000円は、取引で失った金額の補償上限ではありません。別の措置として損失補償が用意され、対象になるかは取引記録やアクセス記録などで個別に確認されます。
取引所等から返金された場合は、その分を差し引いた残額を支払う方針です。同じ損失について二重に受け取れるわけではありません。取引所等が返金に応じない場合も、会社が対象と認めた損失を支払うとしています。

写真の出典
Kevin Ku/Wikimedia Commons、CC0。縮小、表紙はトリミング・文字合成。
案内日と申請の準備

10月30日23時59分までに、見舞金の受取手続きと支払時期が登録メールアドレスへ案内されます。「30日までに振り込まれる」という発表ではありません。
不正取引の損失補償は、11月6日までに申請方法・必要書類・受付期間・支払時期を公式サイトと登録メールで案内する予定です。11月6日は申請締切ではなく、申請手順などを知らせる期限です。この記事の確認時点では、これから出る具体的な手順を待つ段階です。
会社は、本人の意思によらない取引があった人に、日時・内容・損失額が客観的に分かる情報の提出と、取引所等への取消し・返金の相談を求めています。資料提出の詳しい手順は後日の案内に従ってください。
公式発表は、履歴確認用の閲覧専用情報について後日説明するとしています。通常のログイン用パスワードや暗証番号を、身に覚えのないメールへ送る手順ではありません。案内は公式第4報のリンクから確認できます。
再開と代替サービス
不正アクセスを受けた現行の基盤をそのまま再開する方針ではありません。引き続き利用したい契約者に、独立した別のクラウド基盤へ移る代替サービスを案内し、移行後6か月間を無償にするとしています。
本人の同意なしに移行はしません。機能や使い方の違い、無料の対象範囲、無料期間後の料金・契約条件は、申込前に案内する予定です。提供開始と申込み、移行しない人の契約・料金の扱いも、10月30日23時59分までにメールで通知するとしています。
政府への要請と原因
会社は、不正アクセスと情報の外部持出しを確認したと発表しています。一方、第4報はPHP(ピーエイチピー)を原因と明記していません。他社の障害と原因を同一視することはできません。
政府へ能動的サイバー防御の適用を緊急要請したことも明らかにしました。「要請」は政府による発動決定ではありません。発表時点の会社の対応として区別します。
公式の相談先は問い合わせフォームです。電話は03-5456-2560、土日祝日を含む24時間受付。詳細は公式第4報から確認できます。
確認:2026年10月24日15時台(日本時間)。第4報の記載は同日11時50分時点。支払完了や補償受付開始を確認したものではありません。
結局どうすればよいか
- 公式発表から、見舞金と損失補償の案内時期を分けて確認する。
- 不正な取引があった場合は記録を確保し、取引先と公式窓口へ相談する。
公式出典
更新履歴
- 2026年10月24日 一次情報を確認して初版作成
※2026年10月24日15時台に確認した内容です。追加発表や日程変更は各公式ページでご確認ください。
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