🗨️「ガソリン車って、もう買えなくなるんですか?」
禁止されたわけではありませんが、選べる車種は確実に減っています。トヨタは2026年4月10日に発表したノア・ヴォクシーの一部改良で、福祉車両を除いてガソリン仕様をやめ、5月6日からハイブリッド専用にしました。8月3日に改良したハリアーでは、ガソリン車に加えてプラグインハイブリッドまで落としています。カローラやRAV4はそれより前に同じ道をたどりました。
[経済] この記事の要点
2026年9月14日 発表
- これから新車を買おうとしている人
- いま乗っている車をいつ買い替えるか考えている人
- 数年後の下取り価格を気にしている人
消えた順番
「いつか禁止される」という話ではなく、すでに車種単位で起きています。
| 車種 | 時期 | 何が消えたか |
|---|---|---|
| カローラシリーズ・RAV4 | 先行 | ガソリン仕様 |
| ノア・ヴォクシー | 2026年4月10日発表/5月6日発売 | ガソリン仕様(福祉車両を除く) |
| ハリアー | 2026年8月3日 一部改良 | ガソリン車+プラグインハイブリッドも |
ハリアーで消えたのがプラグインハイブリッドまで含むところが、この動きの性格を表しています。「電動化かどうか」ではなく、「量が出るハイブリッドに絞る」という整理です。
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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メーカーが絞る理由は3つ
安いガソリン車を残しておけば、売れるんじゃないんですか
その「安い」が薄くなってきました。量産が進んでハイブリッドの原価が下がり、車種によっては価格差が35万〜40万円まで縮んでいます。そのうえで燃料代はガソリン車の6割ほど。数年乗れば差が埋まる計算になります
もう1つが規制です。日本政府は2050年のカーボンニュートラルに向けて、2035年までに乗用車の新車販売を電動車100%にするという目標を掲げています。ハイブリッドもこの「電動車」に含まれるので、いま純ガソリンを残しておく理由がメーカー側に乏しくなります。
3つめは生産です。1車種にガソリンとハイブリッドの2系統を用意すると、部品も検査も2通り必要になります。台数が偏っていれば、少ないほうを切るのが自然な判断になります。
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買う側の計算
価格差だけを見ると高く感じますが、走る距離で変わります。
| 年間走行距離 | 燃料代が4割減ると |
|---|---|
| 5,000km(近所中心) | 差が埋まるまで時間がかかる |
| 10,000km(平均的) | 数年で縮み始める |
| 15,000km以上(通勤で毎日) | 早い段階で逆転しうる |
ここは車種ごとの燃費とガソリン価格で変わるので、販売店で自分の走行距離を入れて出してもらうのが確実です。ざっくりでも、年に何キロ走っているかを先に思い出しておくと話が早く進みます。
いま純ガソリン車に乗っている人は
新車の話であって、いま乗っている車が走れなくなるわけではありません。車検が通らなくなる予定もありません。気にするとすれば2つです。
- 部品の供給:生産終了から何年供給されるかは車種で違います。長く乗るつもりなら販売店に聞いておく
- 下取り:選べる新車が減るほど、中古の純ガソリン車を探す層は残ります。極端に不利になるとは限りません
車種ごとの仕様・価格は各メーカーの公式サイトが正本です。改良のたびに変わるため、購入前に最新の型式で確認してください。
生活・仕事にどう効くか
- 新車で選べる純ガソリン車の車種が、モデルチェンジのたびに減る
- ハイブリッドとの車両価格差は35万〜40万円程度まで縮んだ
- 2035年に向けて、この流れは車種単位で続く
結局どうすればよいか
- 価格差だけでなく、年間の走行距離を入れて燃料代の差を計算する
- 狙っている車種が次の改良でどうなるか、販売店に確認する
- 中古で純ガソリン車を探す場合は、部品の供給期間も聞いておく
公式出典
- 東洋経済オンライン「新車はハイブリッドばかり…なぜ純ガソリン車は次々と廃止されるのか? その裏にある『2030年問題』とメーカーの思惑」(2026年9月13日発表)
- ベストカー「トヨタから『ガソリン車』が続々消滅!? ノアなど主力車種で進む“ハイブリッド専用化”の狙いとは」(2026-09発表)
更新履歴
- 2026年9月14日 初版を公開。
※本記事は2026年9月14日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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