干し柿は、皮をむいた渋柿を5秒ゆでて焼酎を吹きかけ、風通しのよい軒下に2〜3週間吊るせば作れます。ただ、仕上がりを左右するのは干している間より、吊るす前の30分です。料理家の榎本美沙さんが自身のチャンネルで公開している動画と、同じ手順を書いたレシピページをもとに、準備から保存までを順に見ていきます。
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用意するのは渋柿と焼酎
「干し柿は庭や広い軒先がある家で作るもの」と思われがちですが、動画のサムネイルには「マンションでも」と書かれています。レシピで柿を掛ける道具に使うのは、家にあるハンガーです。

画像の出典
出典:榎本美沙の季節料理(YouTube)の公式動画。紹介対象を示すための引用。 元のページ
材料は作りやすい量で渋柿10個と焼酎だけです。柿は吊るしやすいよう、枝がついたものを選びます。ほかにそろえる道具も、台所と物干しにあるもので足ります。
| 用意するもの | レシピでの使い方 |
|---|---|
| 渋柿 10個 | 枝つきのもの。洗って皮をむく |
| 焼酎 適量 | 霧吹きに入れて全体に吹きかける |
| ビニール紐 | 60〜70cm。両端を柿の枝に結ぶ |
| 鍋 | 湯を沸騰させ、柿をくぐらせる |
| ハンガー | 紐を掛けて軒下などに吊るす |
カビを防ぐ5秒と霧吹き
皮はおしりからヘタに向かってむき、なるべくヘタのきわまで残さないようにします。60〜70cmの紐の両端を、それぞれ柿の枝に結んでおきます。
次に、沸騰した湯へ柿を1個ずつ5秒くぐらせ、霧吹きで焼酎を全体に吹きかけます。レシピにはこの2つの工程が「殺菌、カビ予防のため」と書かれています。作者が挙げる干し柿の大敵はカビで、気をつけるのは水気と風通しの2つです。

干す場所は、風通しのよい軒下などです。雨の日は取り込みます。ハンガーに掛けておけば、天気が崩れそうな日も紐を結び直さずにまとめて動かせます。
揉むのは干して1週間後
吊るしたあとの作業は、レシピでは一度だけです。1週間たったら柿を揉みます。一部に渋みが残るのを防ぐためと書かれています。
| 干しはじめから | やること |
|---|---|
| 当日 | 皮をむく → 5秒ゆでる → 焼酎を吹く → 吊るす |
| 1週間 | 一度揉む |
| 2〜3週間 | 好みの柔らかさになったらできあがり |
| 期間中 | 雨の日は取り込む |
できあがりの日は決まっていません。2〜3週間のうち、自分の好みの柔らかさになったところで止めてよいとされています。動画では、この基本の干し柿の作り方を作者本人が作りながら紹介しています。
できたら冷蔵か冷凍で
できあがった干し柿は、1つずつラップに包んで冷蔵庫で保存します。冷凍もできるので、10個を一度に食べきれなくても置いておけます。

ハンガー1本と、吊るす前の30分。始めるのに要るのはそれだけで、あとは窓の外の柿が少しずつ色を濃くしていくのを待つ日々になります。
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