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工務店 倒産したら/建てた家の保証は残る

家を建ててくれた工務店が倒産した。ニュースで名前を見て、「うちの家の保証はどうなるの」と心配になる人は少なくありません。2026年11月には、広島県呉市の工務店が民事再生の申し立ての準備に入ったと報じられました(ドヒハウスの記事)。

新築の家には、業者がいなくなっても補修のお金が出る保険の仕組みがあります。国土交通省の案内をもとに、確かめる順番をまとめます。

目次

新築の家には保険が付いている

新築の家を建てたり売ったりする業者は、法律で、保険に入るか、お金を法務局などに預ける「供託」をするかのどちらかが決まりになっています。住宅瑕疵担保履行法(じゅうたくかしたんぽりこうほう)という法律です。

保険の対象は、柱や基礎など家を支える部分と、屋根や外壁など雨水を防ぐ部分です。引き渡しから10年のあいだに欠陥が見つかれば、業者が直し、その費用が保険から業者に払われます。

国土交通省「住宅瑕疵担保責任保険について」の仕組みの図。建設業者・宅建業者が保険法人(大臣指定)に保険料を払い、瑕疵があれば業者が補修して保険金を受け取る。業者が倒産などで責任を果たせない場合は、住宅購入者等が保険法人へ直接保険金を請求する、と描かれている
保険の仕組み。点線が、業者が倒産したときの流れ。出典:国土交通省「住宅瑕疵担保責任保険について」

荷造りを先に始めておくなら

安い日に動かすには、荷造りが早く終わっていることが前提です。箱とテープを先にそろえておくセットです。

ボックスバンク 引っ越しセット1~2人用(段ボール大5・中10、緩衝紙、クラフトテープ)

ボックスバンク 引っ越しセット1~2人用(段ボール大5・中10、緩衝紙、クラフトテープ)

一人暮らしから二人の荷物向けのセットです。荷造りを先に始めておくと、引っ越し日を空いている日に動かしやすくなります。

ダンボール 引越し3~4人用 30枚セット(大20・中10、クラフトテープ付)

ダンボール 引越し3~4人用 30枚セット(大20・中10、クラフトテープ付)

家族の引っ越し向けに、大20枚・中10枚とクラフトテープが入ったセットです。

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業者が倒産したら、持ち主が直接請求

業者が倒産していて直せないときは、家の持ち主が保険法人に直接請求できます。国土交通省のページには、次のように書かれています。

項目 内容
どこへ 引き渡しのときにもらった書類に書いてある保険法人
上限 2000万円以上
出る割合 売った業者が倒産したときなどは100%
自分で持つ分 戸建ては10万円(1000万円の補修なら990万円が出る)
ほかに出るもの 引っ越し代、仮住まいの費用、調べる費用など
国土交通省のページの「消費者を守る仕組み」の部分。事業者が倒産しているなど補修等が行えない場合、保険付き住宅を取得した人は保険法人に直接請求できる、支払われる保険金の上限は2000万円以上、売主倒産時などは消費者に100%、引越代や仮住居費、調査費も対象、と書かれている
「消費者を守る仕組み」の部分。出典:国土交通省
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読者

引き渡しの書類なんて、どこにしまったかしら…。

おかあさん

契約書や図面と一緒にしまってあることが多いわ。保険に入っている証明の紙に保険法人の名前が書いてあるから、まずそれを探しましょう。

まず探す書類

  1. 工事の請負契約書(売買で買った家なら売買契約書)
  2. 引き渡しのときにもらった書類一式。保険法人の名前が書いてある
  3. 建物の図面と、建築確認の書類

建築確認の書類の大切さは「確認済証 ない」の記事にまとめています。

保険の代わりに「供託」を選んでいた業者もあります。その場合は保険法人ではなく、預けたお金から払ってもらう手続きになります。どちらかは契約書の説明でわかります。

保険法人は5つ

保険を扱えるのは、国土交通大臣が指定した次の5つの法人だけです。

  • 住宅あんしん保証(03-3562-8120)
  • 住宅保証機構(03-6435-8870)
  • 日本住宅保証検査機構(03-6861-9210)
  • ハウスジーメン(03-5408-8486)
  • ハウスプラス住宅保証(03-4531-7200)

保険で直らないもの

この保険の対象は、家を支える部分と雨水を防ぐ部分の欠陥です。キッチンや給湯器などの設備の故障、壁紙のはがれ、業者独自の「定期点検」は入りません。こうしたアフターサービスは業者との約束なので、倒産するとどうなるかは会社ごとに違います。

倒産のなかでも「民事再生」は、会社が事業を続けながら立て直す手続きです。裁判所によると、原則として経営者も代わりません。点検やアフターサービスを続けるかどうかは、会社からの案内を待って確かめます。

工事の途中だったら

まだ家ができていない途中で業者が倒産すると、払ったお金や工事の続きが心配になります。保険は引き渡した後の欠陥のためのものなので、工事の途中のことは対象外です。契約書に「完成保証」の記載があるかを確かめ、まずは会社や、会社の代理人の弁護士からの説明を聞きます。民事再生の会社には、裁判所が選んだ監督委員が付いています。

出典

アイキャッチ写真の出典

足場が組まれた建築中の木造住宅(イメージ)。写真:Pexels(ペクセルズ)。記事の会社が建てた家ではありません。切り抜き・文字合成。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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