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先物物件をポータル掲載してよい?広告転載許可の確認方法と記録の残し方

先物物件の広告転載許可を確認する不動産担当者

REINSや業者間流通サイトで物件情報を見つけても、それだけでSUUMO、LIFULL HOME’S、at homeなどへ自由に転載できるとは限りません。

先物物件をポータルへ掲載する前に、対象物件・対象媒体・使用素材の範囲を確認し、回答日時と確認先を記録することが重要です。「広告可」という一言だけで、すべての媒体と写真利用まで許可されたと解釈しないようにします。

先物物件のポータル掲載前に確認する物件・媒体・期間
目次

先物物件は対象媒体への掲載許諾を確認する

SUUMOは物件調査グループの案内で、先物物件を掲載する際は管理会社から「SUUMOへの掲載許諾」を得るよう明記しています。つまり「一般的に広告可」ではなく、SUUMOへの掲載について確認する考え方です。

at homeも加盟店向け資料で、元付会社から掲載許可を得ていない物件が掲載されるトラブルを取り上げています。媒体ごとに公開範囲や二次広告の扱いが異なるため、最新の業者間情報と各媒体ルールを確認します。

掲載前に確認する3つの範囲

1.どの物件・住戸が対象か

同じ建物でも募集住戸や価格、契約状態が違います。物件名だけでなく、社内ID、部屋番号、区画、最新の募集状態を特定します。

2.どの媒体へ掲載できるか

自社サイトは可でもポータルは不可、特定媒体のみ可など、条件が付く場合があります。「ネット広告可」の表示を見たときも、対象媒体を確認します。

3.どの素材を利用できるか

物件情報の掲載許諾と、写真・間取り図・コメントの転載許諾は同じとは限りません。自社撮影が必要か、元付提供画像を使えるか、加工してよいかを確認します。

広告転載許可の確認フロー

先物物件の広告転載許可を確認して公開する5ステップ
  1. 元付資料・業者間情報から最新状態を確認する
  2. 物件、掲載媒体、使用する写真・図面を整理する
  3. 元付会社等へ対象媒体を明示して確認する
  4. 回答者、日時、許可条件を記録する
  5. 公開後も募集状態と許可条件を再確認する

確認記録に残したい項目

広告転載許可の確認記録に残す対象・回答・日時
  • 物件ID・物件名・住戸番号
  • 元付会社・確認先・回答者
  • 掲載するポータル名
  • 写真・間取り図・コメントの利用範囲
  • 許可・不可と条件
  • 確認日時・有効期限・再確認日
  • 確認した担当者

法律で特定の台帳様式が決められているという意味ではありません。メール、社内チャット、管理表など、後から判断根拠を確認できる形で残すことが目的です。

外注先へ渡す指示は「入力」と「判断」を分ける

ポータル入稿を外注する場合、転記可能な項目と、社内判断が必要な項目を分けます。

外注しやすい作業 社内確認が必要な判断
承認済み情報の入力、画像登録、公開後チェック 広告可否、取引態様、未確認情報の確定
指定された媒体の更新・停止 申込み後も掲載を続けるか

よくある質問

REINSで広告可なら、すべてのポータルへ掲載できますか?

一律には判断できません。対象媒体、物件の最新状態、元付会社の条件、素材の利用範囲を確認してください。

電話確認だけでもよいですか?

確認方法は社内ルールによりますが、電話の場合も回答者、日時、対象媒体、条件を記録しておくと後から確認できます。

許可を一度取れば成約まで再確認不要ですか?

募集状態や価格、許可条件が変わる可能性があります。更新前や社内で決めた再確認日に最新状態を確認します。

まとめ

先物物件の入稿では、入力画面の操作より前に広告転載許可を確定する必要があります。確認できない場合は推測で公開せず、保留として社内へ戻します。

掲載後の更新については、成約済み物件の更新・掲載停止フローもご覧ください。

参考資料

※2026年7月23日時点の公開情報をもとに作成しています。個別の広告可否は、元付会社、所属する公取協、各ポータルの最新ルール等をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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