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偽SMS 押してしまった/入力したかで対処が違う

「お荷物を持ち帰りました」「利用料金のお支払いが確認できません」。そんなSMS(ショートメッセージ)のURLを、つい押してしまった。あわてる気持ちはわかりますが、やることはどこまで進んだかで決まります。

ここでは、IPA(アイピーエー、情報処理推進機構)の安心相談窓口と警察庁の案内をもとに、5つの場面に分けて整理しました。会員情報の流出が続いていて、流出したメールアドレスや電話番号に偽の連絡が来やすい時期です。

IPA(情報処理推進機構)の安心相談窓口だより「宅配便業者に加えて通信事業者をかたる偽ショートメッセージサービス(SMS)が増加中」の概要の画面。佐川急便・日本郵便・ヤマト運輸をかたる不在通知のSMSと、au・ドコモ・KDDIをかたる利用料金の未払いのSMSの文面の例が並んでいる
宅配便の会社や携帯電話会社をかたる偽SMSの例(出典:IPA 安心相談窓口だより 2021年12月22日)
目次

どこまで進んだかで5つに分かれる

どこまで進んだ? まずやること
開いただけで、何も入れていない そのページを閉じて、SMSを消す
IDとパスワードを入れた すぐにパスワードを変える。同じパスワードを使っているほかのサービスも全部
カード番号を入れた すぐにカード会社へ電話する
電話番号と認証コードを入れた 携帯電話会社に、身に覚えのないキャリア決済がないか確かめる
アプリを入れてしまった 機内モードにしてから、アプリを消す(下でくわしく)

開いただけなら、まず落ち着いて大丈夫です。偽のページは、何かを入力させたり、アプリを入れさせたりして初めて被害につながります。次に同じSMSが来ても、もう押さないことが大事です。

パスワードやカード番号を入れたとき

警察庁は、ふだん使っているIDとパスワードを入れてしまったら、同じものを使っているすべてのサービスのパスワードを速やかに変えるよう呼びかけています。変えたあとは、そのサービスで勝手に使われていないかも確かめます。

カード番号を入れたときは、カードの裏にある番号に電話して止めてもらいます。不正に使われたお金は、カード会社や金融機関の補償の制度で戻ることがあるので、明細に心当たりのない買い物がないかも見てください。

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読者

電話番号と、SMSで届いた数字も入れちゃった…。それって何がまずいの?

おかあさん

その数字(認証コード)があると、あなたのスマホ代と一緒に払う「キャリア決済」で買い物をされることがあるの。IPAも、携帯電話会社に身に覚えのない請求がないか確かめるよう案内しているわ。ドコモやauのお店か、サポートの窓口に聞いてみてね。

アンドロイドでアプリを入れてしまったとき

偽のページからアプリを入れてしまったときは、急ぎます。IPAが案内している手順は次のとおりです。

  1. スマホを機内モードにして、Wi-Fiも切る(勝手にSMSを送ったり、情報を送ったりするのを止める)
  2. 機内モードのまま、そのアプリを消す。ホーム画面に出ないことがあるので、設定のアプリの一覧から探す
  3. できれば初期化する。戻すときは、アプリを入れる前のバックアップを使う。SMSは初期化で消えるので、下の確認は初期化の前にやっておく
  4. 初期化したあと、グーグルのアカウントなど使っているサービスのパスワードを変える
  5. 携帯電話会社に、身に覚えのないキャリア決済の請求がないか確かめる
  6. フリマや後払いのサービスから、登録や変更のお知らせが届いていないか見る

警察庁によると、こうしたアプリに入られると、電話帳を盗まれたり、自分のスマホが偽SMSの送り元になったりすることがあります。知り合いに「変なSMSが来た」と言われたら、このパターンを疑ってください。

困ったときの相談先

  • お金の被害が出た:カード会社・金融機関の窓口と、最寄りの警察署(警察庁のサイバー事案のオンライン受付窓口もある)
  • 偽のページのURLを知らせたい:フィッシング110番(インターネット・ホットラインセンター)
  • どうしたらいいか分からない:IPAの情報セキュリティ安心相談窓口

これからの予防は、SMSのリンクから入らず、いつも使っている公式のアプリやブックマークから開くことです。銀行やカード会社が、SMSでIDやパスワードを聞くことはありません。携帯電話会社の迷惑メッセージのブロック機能も使えます。

今、メール配信サービス「アララメッセージ」への不正アクセスで、会員情報の流出が相次いでいます。11月3日に発表されたアソビューの件はアソビューの情報流出の記事にまとめました。メールの場合の対処は不審なメールを開いてしまったときの記事、自分のアドレスが漏れていないかの調べ方はメールアドレスの流出チェックの記事にあります。

出典:IPA 安心相談窓口だより「宅配便業者に加えて通信事業者をかたる偽ショートメッセージサービス(SMS)が増加中」(2021年12月22日)、警察庁「フィッシング対策」(2026年11月3日に確認)。

アイキャッチ写真の出典

スマホでメッセージを見る人(イメージ)。ペクセルズ(Pexels)の写真です。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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