関東東方沖の地震はマグニチュード6.1、最大震度3でした。6.1は地震の規模、3は観測地点の揺れで、同じ尺度の数字ではありません。気象庁の説明で違いを整理します。
6.1と3は別の尺度
11月6日19時39分ごろの関東東方沖の地震について、気象庁はマグニチュード6.1、最大震度3と発表しました。「マグニチュード6.1=震度6」ではありません。2つの数字は、測っているものが違います。
| 表示 | 何を表すか | 今回の発表 |
|---|---|---|
| マグニチュード | 地震そのものの規模 | 6.1 |
| 震度 | ある観測地点での揺れの強さ | 最大3 |
ニュースで大きい方の数字だけが記憶に残っても、その数が震度なのか規模なのかで読み方が変わります。今回の「最大震度3」は、国内の観測点で発表された震度のうち最大の値を指しています。
場所によって震度が変わる
気象庁の解説では、震源域から離れるほど揺れが小さくなる傾向に加え、地下の地盤の違いが地表の揺れに影響すると説明しています。同じ市町村内でも、観測点の条件によって震度が異なる場合があります。
これは揺れの数値を読むための一般的な説明です。今回、特定の県の震度が別の県を上回った理由を、距離や地盤のどれか一つに絞って解明したという意味ではありません。

画像の出典
国土地理院「地理院地図」淡色タイルに、気象庁の19時56分発表の震源座標を当サイトで追記。浸水想定図・避難区域図ではありません。この図の点は今回の震源の位置です。各地の震度を色分けした図ではなく、地盤の強さや被害の分布も示していません。自分の近くの震度は、気象庁の観測点別の情報で確認できます。
体感と観測値も別
気象庁が公表する震度は震度計の観測値です。自分が室内で感じた揺れそのものを採点した数字ではありません。気象庁は、震度計は原則として地表や低層建物の1階に設けられ、中高層建物の上層階では地表より揺れが強くなることがあると説明しています。
そのため、体で感じた揺れと発表震度に違いがあるだけで、観測が間違っていると決まるわけではありません。逆に、市町村の代表値だけから建物の中の様子や被害を断定することもできません。
今回の情報を確認する
今回の地震は、発生が11月6日19時39分ごろ、震源の深さが10キロ、規模がマグニチュード6.1です。観測点別の震度や津波に関する評価を調べる場合は、同じ日付・時刻の地震情報を開いてください。
速報の震源地や各地の震度は関連記事にまとめています。本稿は「地震の規模」と「その場所の揺れ」を分けるための補足です。マグニチュードの値を、自宅の震度や建物の安全性へそのまま置き換えずに読めます。
出典・確認先
更新履歴
- 2026年11月6日 公式原文と順位を確認して初版を公開
※気象庁の2026年11月6日19時56分発表を基に作成。海面変動についての評価は今回の地震に対するものです。最新の警報・注意報や自治体の避難情報を優先してください。
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