🗨️「北陸道が混むのはお盆だから? 日をずらせば空いてるよね?」
今年の石川県内区間は、日をずらしても消えません。手取川橋のリニューアル工事で対面通行の規制が続いていて、お盆10日間のうち8日に10kmの渋滞が予測されています。
[交通] この記事の要点
NEXCO中日本が2026年7月17日、お盆期間(8月7日〜16日)の渋滞予測を公表した。中日本エリアの10km以上の渋滞は171回。このうちE8北陸道の美川IC付近・能美根上スマートIC付近については、交通集中ではなく「長期工事規制に伴う渋滞」として別紙で分けて示されている。対象は手取川橋のリニューアル工事による昼夜連続の対面通行・車線規制。
2026年8月10日 発表
- お盆に北陸道で石川県内(白山IC〜安宅スマートIC付近)を通る人
- 金沢・小松・加賀方面へ車で帰省する人、そこから戻る人
- 8月15日に北陸道の上り(米原・名古屋方面)を使う予定の人
この記事でわかること
- 北陸道 石川県内の渋滞は、お盆10日間のうち8日に予測されている
- 原因は帰省の交通集中ではなく、手取川橋のリニューアル工事による対面通行規制
- 8月15日の上りは7時〜22時が混雑時間帯で、時間をずらす回避が効きにくい
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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お盆の10日間のうち、8日に渋滞が出る
NEXCO中日本の渋滞予測で、E8北陸道の石川県内区間には8月8日から16日までの間に上り5日・下り5日、のべ10回の10km渋滞が予測されています。日付で数えると8日間。渋滞予測が出ていないのは8月7日と13日の2日だけです。
ここが他の路線と違うのは、この渋滞が渋滞予測の本編ではなく「長期工事規制に伴う渋滞発生予測」という別の表に載っていることです。つまりNEXCO中日本自身が、帰省の交通集中とは別ものとして扱っています。
上りと下りで、混む場所も日も違う
規制がかかっているのは手取川橋。上りと下りで渋滞の先頭になる場所がずれます。
| 方向 | 日付 | 渋滞の先頭 | ピーク時刻 | 混雑する時間帯 |
|---|---|---|---|---|
| 上り | 8/8(土) | 美川IC付近 | 11時 | 6時〜14時 |
| 上り | 8/9(日) | 美川IC付近 | 16時 | 8時〜21時 |
| 上り | 8/14(金) | 美川IC付近 | 16時 | 8時〜21時 |
| 上り | 8/15(土) | 美川IC付近 | 10時 | 7時〜22時 |
| 上り | 8/16(日) | 美川IC付近 | 11時 | 8時〜21時 |
| 下り | 8/9(日) | 能美根上スマートIC付近 | 10時 | 8時〜20時 |
| 下り | 8/10(月) | 能美根上スマートIC付近 | 10時 | 7時〜20時 |
| 下り | 8/11(火) | 能美根上スマートIC付近 | 10時 | 7時〜21時 |
| 下り | 8/12(水) | 能美根上スマートIC付近 | 10時 | 7時〜21時 |
| 下り | 8/14(金) | 能美根上スマートIC付近 | 11時 | 8時〜20時 |
渋滞長はすべて10km、通過にかかる時間もすべて同じで、ピーク時は約30分・通常は約10分・増加分は約20分です。10回すべてで数字が揃っているのは、原因が日ごとの交通量ではなく規制そのものだからです。
8月15日だけ、逃げ場が狭い
上の表で1日だけ形が違うのが8月15日の上りです。混雑する時間帯が7時から22時までの15時間あります。他の日は8時〜21時が最長なので、2時間ぶん長い。
8月15日の朝10時、白山ICから北陸道に乗ったとします。能美根上スマートICまでの10kmで車が止まり、ふだん10分で抜ける区間に30分かかります。この日は「朝早く出れば空いている」も「夜に回せば空いている」も、7時前か22時以降まで振らないと成立しません。
交通集中の渋滞なら、時間をずらせば効く
同じ中日本エリアでも、東海側の渋滞は性質が違います。東名阪道の上り・長島IC付近は8月14日に10km、15日には15kmまで伸びますが、混雑時間帯は16時〜20時です。伊勢湾岸道の上り・名古屋南JCT付近も8月15日の16時〜23時。どちらも夕方から夜に固まっています。
この形なら、午前中に通過すれば渋滞に当たりません。夕方を避けるという対策がそのまま効きます。北陸道の工事規制と違って、混む理由が「その時間に車が集まること」だからです。
私はこう見ています
お盆の渋滞対策としてよく言われる「日をずらす」「時間をずらす」は、交通集中の渋滞にしか効きません。工事規制の渋滞は、規制が外れるまで同じ場所で同じだけ止まります。この2つを分けずに1枚の予測表として読むと、対策の立て方を間違えます。今年の北陸道は、その違いがはっきり出た例だと考えます。
迂回するなら、降りる区間は短くていい
渋滞しているのは白山IC〜能美根上スマートIC付近の約10kmです。北陸道を全部やめる必要はなく、この区間だけ国道8号に降りて、先のインターから乗り直すという形が取れます。増加分が20分なので、下道の信号待ちを含めて釣り合うかどうかはその日の状況によります。
なお、この規制は工程や天候で変わることがあります。出発前にNEXCO中日本の交通情報で当日の状況を見てから決めてください。
生活・仕事にどう効くか
- 移動時間:白山IC〜能美根上スマートICの約10kmが、ふだん約10分のところピーク時は約30分。1回あたり+20分で、往復すると+40分。
- 出発時刻の組み立て:8月15日の上りは7時〜22時の15時間が混雑時間帯。朝早く出る・夜に回すという通常の回避策が効かない日になる。
- 渋滞を避ける計画:交通集中の渋滞は日や時間をずらせば軽くなるが、工事規制は規制そのものが原因なので、ずらしても同じ場所で止まる。
結局どうすればよいか
- 8月15日に北陸道の上りを使うなら、7時前か22時以降に美川IC付近を通過する計画にする
- 混雑を避けられない日は、白山IC〜能美根上スマートIC間だけ一般道(国道8号)に降りる選択肢を持っておく
- 出発前にNEXCO中日本の交通情報で当日の規制状況を確認する(工事規制は天候や工程で変わることがある)
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
自分の場合を調べる(無料ツール)
公式出典
- NEXCO中日本 ニュースリリース「お盆期間の高速道路における渋滞予測について【中日本版】」(2026年7月17日発表)
- 同 別紙-1「2026年度 お盆期間の中日本高速道路における渋滞発生予測(最大渋滞長10km以上)」(2026年7月17日発表)
- 同 別紙-3「長期工事規制に伴う渋滞発生予測(最大渋滞長10km以上)」(2026年7月17日発表)
更新履歴
- 2026年8月10日 初版を公開
※本記事は2026年8月10日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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