🗨️「福島市で7300万円もだまし取られたのは、どんな電話だったの?」
最初は「郵便局員」を名乗る電話で、「あなた宛ての荷物がある」と別の番号へかけさせ、そこで「警視庁捜査第2課」を名乗る男に代わる手口でした。「身の潔白を証明するため」と言われて振り込みを重ね、被害は約7300万円。警察は電話やSNSでお金を振り込ませることはありません。
[事件・事故] この記事の要点
2026年9月25日 発表
- 固定電話・携帯電話に知らない番号から電話がかかってくる高齢の家族がいる人
- 「荷物」「個人情報の不正利用」と言われた電話を受けたことがある人
電話は「郵便局員」から始まった
報道によると、男性に最初の電話があったのは8月中旬です。そこから振り込みまでは、次の順番で進みました。
| 順番 | 相手が言ったこと・させたこと |
|---|---|
| 1 | 「郵便局員」を名乗り「あなた宛ての荷物がある」。指定の番号へ電話させる |
| 2 | 「警視庁捜査第2課の職員」を名乗る男に代わる。「荷物に金塊が入っていた」「個人情報が不正に使われている」 |
| 3 | スマートフォンを送りつける |
| 4 | 「身の潔白を証明するため金融庁で確認する」として振り込みを指示。男性は複数回振り込み、約7300万円に |
相手は最初から「警察」を名乗っていません。荷物の話で自分から電話をかけさせ、その先で警察役に代わるのが、この手口の入口です。自分でかけた電話なので、相手を信じやすくなります。
「スマホが届く」は赤信号
今回は、相手からスマートフォンが送られてきています。役所や警察が、捜査のために個人へ携帯電話を送ってくることはありません。見覚えのない端末が届いたら、電源を入れる前に家族か警察署へ相談してください。
本物の警察から電話が来ることもあるのでは?
警察庁は、警察官がSNSやビデオ通話で連絡したり、捜査を理由にお金の振り込みを求めたりすることはないと呼びかけています。「振り込んで」「スマホを受け取って」と言われた時点で、相手は警察ではありません。

家族で決めておくこと
高齢の親が一人で電話を受ける家なら、「警察を名乗る電話が来たら、その場で決めずに家族に一本電話する」と約束しておくだけで、流れを止められます。固定電話は、留守番電話に切り替えておいて、知っている相手にだけ折り返すのも手です。
生活・仕事にどう効くか
- 電話の入口:警察を最初に名乗らず、郵便局員など警戒されにくい役から入り、途中で「警察」に代わる。
- お金の動かし方:「潔白の証明」「金融庁で確認」と言って口座へ振り込ませる。1回で終わらず、何度も繰り返させる。
結局どうすればよいか
- 「警察に代わります」「捜査2課です」と言われたら、いったん切る。かけ直すのは自分で調べた警察署の番号へ
- 警察を名乗る相手から、振り込み・スマホの郵送・現金の用意を頼まれたら、それだけで詐欺と決めてよい
- 迷ったら警察相談専用電話「#9110」か、最寄りの警察署に相談する
公式出典
- NHK「警察官かたる詐欺か 7300万円だまし取られる 福島」(2026年9月25日発表)
- Yahoo!ニュース「約7300万円だまし取られる 福島市の70代男性が成り済まし詐欺被害」(手口の流れ)(2026年9月25日発表)
- 警察庁 SOS47「ニセ警察詐欺に注意!」(2024年12月18日発表)
- 福島県警察「なりすまし詐欺対策」(2026年9月25日発表)
更新履歴
- 2026年9月25日 初版を公開
※本記事は2026年9月25日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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