🗨️「日銀が利上げしたって聞いたけど、うちの住宅ローンはいつ、いくら上がるの?」
政策金利は1.0%程度から1.25%程度になりました。決まったのは9月18日で、適用は9月24日からです。変動金利で借りている人にすぐ請求額が変わるわけではなく、各銀行が短期プライムレートを動かし、次の見直し時期を迎えてから反映されます。3,000万円・35年・変動0.60%で借りていた人が0.85%になった場合、毎月の返済は3,396円増える計算です。
[金利] この記事の要点
2026年9月18日 発表
- 変動金利で住宅ローンを返している人
- これから住宅ローンを借りようとしている人
- 事業用のローンや賃貸物件のローンを変動で借りている人
決まった数字は3つ。適用は9月24日から
日本銀行が2026年9月18日の金融政策決定会合で決めたのは、次の3つです。公表は同日11時54分でした。
| 項目 | これまで | 今回 |
|---|---|---|
| 無担保コールレート(政策金利) | 1.0%程度 | 1.25%程度 |
| 補完当座預金制度の適用利率 | 1.0% | 1.25% |
| 基準貸付利率 | 1.25% | 1.5% |
| 適用 | — | 翌営業日の9月24日から |
採決は賛成7・反対2でした。反対したのは浅田委員と佐藤委員です。浅田委員は、生鮮食品を除く消費者物価の上昇率が2%を下回るなかで経済の状況も必ずしも強いとはいえないとして据え置きが望ましいとし、佐藤委員は、経済・物価情勢がこれまでと比べて大きく加速している状態にあるわけではないとして反対しました。
売る・継ぐ・片付ける、を決めるときに読むもの
値段が分かったあとにやることは、売る・名義を変える・その前に中の物を片付ける、で人によって違います。相続登記は2024年4月から義務になり、相続を知った日から3年以内に申請しないと過料の対象になるので、放っておける手続きではなくなりました。
買い取る側にいた人が、売る側に向けて書いた本です。公示地価や基準地価は「いくらで出すか」の目安にしかならず、手元に残る額は業者の選び方と交渉で変わります。地方ほど売りにくくなる前提で書かれています。
葬儀・年金・保険・相続の届出を、期限つきで並べた図解のムックです。年度版なので税制改正のぶんが毎年入れ替わります。何をいつまでにやるのかが分からない段階なら、ここから入るのがいちばん早いです。
名義変更を司法書士に頼まず自分でやる人向けの手順書です。第2版で義務化・相続人申告登記・戸籍の広域交付に対応しています。登記簿と戸籍の読み方から入るので、書類集めの段階で止まっている人でも進められます。
親が元気なうちに片付ける前提で、家族会議の開き方や「捨てる」と言わない進め方をマンガで扱っています。売るにも貸すにも、中の物が残ったままでは査定も見学も先に進みません。
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住宅ローンに効くのは、この金利ではありません
ここを取り違えると話が合わなくなります。日銀が決めたのは銀行どうしが1日単位でお金を貸し借りするときの金利であって、あなたのローンの金利そのものではありません。
変動金利に効いてくるのは、各銀行が決めている短期プライムレートです。政策金利が上がると、各行がこれを引き上げ、それが住宅ローンの変動金利の基準になります。つまり順番は「日銀が決める → 各行が短期プライムレートを動かす → 自分のローンの見直し時期が来る → 返済額に出る」の4段階です。9月24日にいきなり請求額が変わるわけではありません。
0.25%で、毎月いくら変わるのか
実際の幅は借入額で決まります。変動金利が年0.60%から年0.85%へ0.25%上がったと仮定して、元利均等・35年・ボーナス返済なしで計算すると次のようになります。
| 借入額 | 年0.60% | 年0.85% | 毎月の差 | 35年の総返済差 |
|---|---|---|---|---|
| 2,000万円 | 52,806円 | 55,070円 | +2,264円 | 約95万円 |
| 3,000万円 | 79,209円 | 82,605円 | +3,396円 | 約143万円 |
| 4,000万円 | 105,612円 | 110,140円 | +4,528円 | 約190万円 |
月に数千円と見るか、35年で百万円台と見るかで受け止めは変わります。どちらも同じ数字です。なお、各行が実際に何%上げるかは銀行ごとの判断なので、0.25%そのままとは限りません。
「引き続き引き上げる」と書いてある
公表文でいちばん先を示しているのは5番目の段落です。基調的な物価上昇率が2%に近づいているなか、現在の金融環境が緩和的であることを踏まえると、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになると考えている——と書かれています。
タイミングとペースについては、中東情勢やAI関連需要の拡大、為替相場の変動の影響を含めて、見通しが実現する確度やリスクを点検しながら検討する、としています。ここから先がどうなるかは誰にも分かりませんが、少なくとも「今回で打ち止め」とは書かれていません。
いま確かめておくと効くこと
変動金利のローンには、金利が上がっても返済額を一定期間そのままにする特約が付いていることがあります。いわゆる5年ルールと125%ルールです。これが付いていると、毎月の請求はしばらく変わりませんが、そのぶん元金の減りが遅くなるか、最後にまとめて残ります。「請求額が変わっていない=影響がない」ではありません。
確かめる場所は契約書か、銀行のマイページにある返済予定表です。見るのは3つだけ——金利の見直しが年に何回あるか、次の見直しがいつか、返済額の据え置き特約が付いているか。ここまで分かれば、次に来る通知の意味が読めます。
なお日銀の別紙には、景気の項目のなかに「住宅投資は減少傾向にある」という一文があります。金利が上がる局面で家を買う人が減っている、という当たり前のことが、公式の文書にも表れています。
生活・仕事にどう効くか
- 毎月の返済:変動金利が0.25%上がると、3,000万円・35年なら月3,396円・年40,752円増える(元利均等・ボーナス返済なしの試算)。
- 反映の時期:政策金利の適用は9月24日から。各行の短期プライムレートが動き、次の金利見直し時期を迎えてから毎月の返済に出る。
- これから借りる人:日銀は「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と公表文に書いている。借入額を上限まで積む前提は置きにくくなった。
結局どうすればよいか
- 自分のローンの金利見直しが年に何回で、次がいつなのかを契約書で確かめる
- 返済額が変わらない特約(5年ルール・125%ルール)が付いているかを確認する
- 毎月の返済が数千円増えても家計が回るか、いまの借入残高で試算しておく
あわせて読む・調べる
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公式出典
- 日本銀行「金融市場調節方針の変更について」(2026年9月18日発表)
- 日本銀行 金融政策決定会合の結果(2026年9月18日発表)
更新履歴
- 2026年9月18日 初版を公開
※本記事は2026年9月18日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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