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仏式バルブの空気入れが漏れるなら「クリックバルブ」

「しかし力強く差し込むと、プシューっと音がして空気が抜けるのです」。2012年5月6日にYahoo!知恵袋へ投稿された質問の一節です。クロスバイクを買ったばかりの人が、量販店で買った空気入れで仏式バルブに手こずっている。この質問は68,682回読まれ、6人が共感を押しました。

13年たっても同じです。2025年9月22日の質問は「ヘッドの奥まで噛ませてロックしてもぐらつき、隙間から空気が漏れます。不良品でしょうか?」。回答したカテゴリマスターは「仏式って固定が結構難しいですよ」と書いています。

よく出てくる対処はポンプの当て方のコツですが、バルブの側を替える道もあります。運営者はこの部品を買っていないので使い心地は書けません。書けるのは公式の価格を並べることだけですが、1,496円で終わる人と14,476円かかる人に分かれました。

クリック(Clik)

自転車専用 仏式バルブ対応バルブコア 2個入(クリックバルブ ハイフローコア)

自転車専用 仏式バルブ対応バルブコア 2個入(クリックバルブ ハイフローコア)

仏式(プレスタ)用2個入り=自転車1台分真鍮製コアリムーバー付属

いま付いている仏式バルブのコアと差し替えて使う部品。チューブごと買い替えなくてよい場合がある。

画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)

この記事で分かること

  •  空気入れの当て方ではなく、バルブの側を替えるという選択肢があります。
  •  公式の価格で並べると、1,496円で済む人と14,476円かかる人に分かれます。
  •  手持ちのポンプが使えるかは、公式サイトの中に2通りの書き方があります。
  •  ママチャリの英式バルブには、この品番では付きません。

\商品ページで在庫と内容を確認/

クリックバルブの仏式バルブコアを見る ›

2個入りで自転車1台分。アルミ製のコアリムーバーが付きます。

※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。

目次

いくらかかるかは、持っている空気入れで決まる

日本公式サイト(正規輸入元のダイアテックが運営)の「スタートガイド」は、要るものをバルブ側とポンプ側に分けています。バルブ側は自転車の規格で決まりますが、ポンプ側は家にある空気入れしだいで0円のこともあれば12,980円にもなります。

クリックバルブにするのに要るもの。仏式・米式・英式の3規格それぞれについて、バルブ側とポンプ側の製品名と日本公式サイトの税込価格を並べた図
クリックバルブ日本公式サイト「スタートガイド」と各製品ページから。価格はいずれも税込。

仏式の人が払う合計を、公式の価格だけで足すとこうなります。

  • 仏式のポンプがあり、口金が差し込み式かレバーで固定する式 … 1,496円
  • 米式の口金しか無い、または口金をねじ込む式 … アダプター1,980円を足して3,476円
  • 仏式専用ポンプの口金ごと替える … クリック用ポンプヘッド3,476円を足して4,972円
  • 空気入れそのものが無い … フロアポンプ12,980円を足して14,476円

上と下で9.7倍ちがいます。部品の値段ではなく、家に何があるかで決まる買い物です。

取り上げたきっかけ

この筆者はチューブごと交換しています。公式はコアだけ差し替える道も案内していて、費用が大きく変わるのはここです。

どんな商品か

いま付いている仏式のコアと入れ替える
いま付いている仏式のコアと入れ替える
ポンプの口金を押し込むと固定される
ポンプの口金を押し込むと固定される
破損・空気漏れ・詰まりへの対策をうたう
破損・空気漏れ・詰まりへの対策をうたう
アルミ製のコアリムーバーが同梱。ポンプ側は別売
アルミ製のコアリムーバーが同梱。ポンプ側は別売

画像:Amazon.co.jp の商品ページより

作業は付属のリムーバーで古いコアを抜き、新しいコアをねじ込むだけです。タイヤもチューブも外しません。

主な仕様

対応バルブ 仏式(プレスタ)。バルブコアが取り外せるものに限る
内容 バルブコア2個、ソフトダストキャップ2個、アルミ製バルブコアリムーバー
材質 真鍮(ニッケルメッキ仕上げ)
エア流量 従来のプレスタバルブに比べて約1.5倍(公式の表記)
ポンプ側 クリック対応ヘッドのほか、レバーロック式の仏式ポンプヘッドにも対応と記載
価格 1,496円(税込・日本公式サイト)
質量・保証期間 日本公式サイトに記載を確認できませんでした

クリックバルブ日本公式サイトの製品ページから(2026年9月18日に確認)。

手持ちのポンプで使えるかは、公式の中に2通りの書き方がある

費用の分かれ目なので、公式の書き方をそのまま出します。まずスタートガイドです。

クリックバルブを使用するには、バルブだけでなく、空気入れ側も交換が必要です。お使いの空気入れがどの規格に対応しているかをチェックしましょう。

クリックバルブ日本公式サイト「スタートガイド」

ポンプ側の出費は避けられないように読めます。ところが同じサイトのトップページは、Clik Valve(クリックバルブ)についてこう書いています。

さらに、Clik Valve は従来のフレンチバルブポンプヘッドとも互換性があります。だから、どんなポンプが手元にあっても、必要なときに空気圧を調整できます。

クリックバルブ日本公式サイト

使い方のページには「通常の仏式ポンプで空気を入れる方法」という項目もあります。スタパ齋藤氏も「クリックバルブは仏式バルブ用のポンプヘッドでの空気注入もできます」と書いています。空気は入る。ただし押し込むだけで着脱できる利点は、ポンプ側も替えて初めて出ます。

では、どの仏式ポンプでもよいのか。公式が名前を挙げているのは「レバータイプのフレンチバルブ用チャックでも使用できます」の1文だけでした。口金をねじ込む式については記載を確認できませんでした。

!
ねじ込む式が使えるかは公式に書かれておらず、問い合わせたわけでもないので「公式が答えていない」までにとどめます。自分の口金の方式を先に見て、迷うならポンプ側も用意するほうが安全です。
自転車のホイールと、リムから出ているバルブの先端
空気を入れる口は、この小さな部品ひとつで規格が決まる。写真:Pexels

ママチャリの英式バルブには、この品番では付かない

家族の自転車もまとめて、と考える人は先に見ておく点です。クリックバルブは2024年の登場時は仏式だけで、英式の対応は後からでした。公式は英式を「一般車(ママチャリ)や子供用自転車など」と説明し、別の品番を用意しています。

  • 英式(ママチャリ・子ども用)… 英式バルブコアセット 2個入 1,980円
  • ポンプヘッドまで一度にそろえるなら … 英式バルブ スターターキット 3,410円
  • 米式(BMXやブロンプトンなど)… 米式バルブコア 2個入 1,980円

手順は公式が3ステップで書いています。ナットを外し、虫ゴムをクリックバルブに替え、ナットを締め直す。工具は要らないとされ、「虫ゴムが劣化し頻繁に虫ゴムを交換する必要はありません」とも書かれています。

!
英式のコアセットとスターターキットには、どちらも「※アルミ製クリックキャップ非対応」の注記があります。キャップを買い足すなら樹脂製です。

良いことばかりではない

使った人からはこういう報告も出ています。サイクリング評論家の平本雅典氏は、しばらく使うと空気が徐々に抜ける症状が出たと書いています。チューブに穴は無く、原因はバルブ側でした。

最後の最後にたどり着いたのが、クリックバルブのねじ込み部のゆるみ。(中略)ここが、走りの振動で緩んでしまうのかもしれませんね。定期的な確認が必要です。

サイクリング評論家~平本雅典「クリックバルブの唯一の弱点がわかりました」(2026年2月2日)

  • コアが外せないチューブには使えません。公式は「コアとバルブの間に継ぎ目がない」ものだと説明しています。
  • その場合はチューブごとの交換で、公式が挙げる対応チューブは3,960円から。前後2本ならその倍です。
  • 気密性は「高い気密性で空気漏れの心配も少ない」という表現までで、数値は確認できませんでした。
  • この製品は2024年から売られていて、新発売ではありません。

\内容物と対応バルブを確認/

仏式バルブコア 2個入を見る ›

コアが外せる仏式バルブかを先に確かめてください。

こんな人は見てもよさそう

  • 仏式バルブに口金が固定できず、毎回シューシューいわせている人
  • 仏式のフロアポンプがあり、口金が差し込み式かレバー式の人
  • チューブのバルブを見て、コアとバルブの間に継ぎ目がある人
  • 空気入れを持っていない人やママチャリだけの人は、合計が変わるので先に上の図を

入れ方のコツを覚えるか、道具の側を変えるか。この記事は後者の値段を出しただけです。

この記事で確認した情報源

\最後にもう一度/

クリックバルブ 仏式バルブコアを見る ›

在庫と内容物は商品ページで確認してください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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