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公式の表記は「中圧」ケルヒャーのコードレス高圧洗浄機

2025年1月2日のYahoo!知恵袋に、「ケルヒャーに対する怒り」という書き出しの質問があります(697閲覧)。つまずいたのは水圧ではありませんでした。「部屋外に水源なく、また、部屋内の蛇口の形状がホースを接続できる形でない」。ベランダに水道が無い、という一点です。

そこに答える形で売れているのが、バケツやペットボトルの水で動くコードレスの高圧洗浄機です。ケルヒャーの「OC 5 Handy(ハンディジェット)」がその代表格にあたります。

ただ、ケルヒャーの公式サイトで製品スペックを開くと、吐出圧力の欄に入っているのは「中圧」の2文字です。高圧洗浄機という名前の製品に、メーカー自身がそう書いています。運営者はこの製品を買っていません。以下は公式の表記と、実際に使った人が書いた記事を突き合わせて整理したものです。

ケルヒャー

モバイル高圧洗浄機 OC 5 Handy CB(型番 1.328-143.0)

モバイル高圧洗浄機 OC 5 Handy CB(型番 1.328-143.0)

水道につながないバッテリー式付属品ひととおり

自吸用ホースかペットボトルで給水するコードレスの洗浄機。公式サイトでの呼び名は「モバイル高圧洗浄機」です。

画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)

この記事で確かめたこと

  •  ケルヒャーの公式仕様表は、この機種の吐出圧力を「中圧」と書いている。
  •  給水は自吸用ホースかペットボトルの2通りだけで、水道ホースには接続できない。
  •  2リットルのペットボトルは約50秒で空になる、と取扱説明書にある。

\在庫と価格は販売ページで/

ケルヒャー モバイル高圧洗浄機 OC 5 Handy CB を見る ›

出荷元・販売元はAmazon.co.jp

※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。

目次

ケルヒャーの仕様表は、吐出圧力を「中圧」と書いている

公式サイトの製品ページの「製品スペック」には、最大許容圧力2.4MPa、吐出水量が毎時150リットル、給水温度が最高40℃と並びます。そのなかで吐出圧力の行だけは数字ではなく、「中圧」という言葉が入っています。

同じケルヒャーで、コンセントにつなぐ家庭用の入門機がK 2です。公式値を並べます。

  • 最大許容圧力:この機種が2.4MPa、K 2 が9MPa。
  • 吐出水量:この機種が毎時150リットル、K 2 が毎時360リットル。
  • 給水温度:どちらも最高40℃で、ここは同じ。

圧力で3.75倍、水量で2.4倍の差です。なおK 2の製品スペックには吐出圧力の行そのものが無く、「高圧」と書いてあるわけでもありません。「中圧」と明記されているのはモバイル型だけでした。

取り上げたきっかけ

水圧について、同誌はこう書いています。

有線の高圧洗浄機に比べると水圧は控えめですが、クルマやバイクの洗車には実用的なレベル

価格.comマガジン・雪か企画「大型SUVを十分に洗車できるか?」(2026年9月7日公開)

どんな商品か

本体とバッテリーパック、自吸用ホース、ペットボトルアダプター、洗浄剤タンク、充電ケーブルが付属します。
本体とバッテリーパック、自吸用ホース、ペットボトルアダプター、洗浄剤タンク、充電ケーブルが付属します。
ノズルは標準・強力直噴・傾斜・広角・低圧・泡洗浄を回して切り替えます。
ノズルは標準・強力直噴・傾斜・広角・低圧・泡洗浄を回して切り替えます。
給水は約5メートルの自吸用ホースかペットボトルアダプターで行います。
給水は約5メートルの自吸用ホースかペットボトルアダプターで行います。

画像:Amazon.co.jp の商品ページより

本体は228×71×195ミリで0.76kg、バッテリーパックが別に約0.4kgです。充電はUSBケーブルですが、充電器は付属しません。取扱説明書は出力5V/2A以上のものを使うよう求めています。

水の入れかたは2通りで、水道ホースにはつなげない

「水道がいらない」と聞くと、水道があるときは水道につなげばよさそうに思えます。ところが取扱説明書は、そこを2か所で断っています。「本製品を水道ホースやホースリールに接続して使用しないこと」。別のページには「給水本管に接続された機器や蛇口に本製品を接続しないこと」ともあります。理由も添えてあって、水道からの給水圧がかかるとノズルから水が流れ続けてしまう、とのことでした。

ケルヒャー モバイル高圧洗浄機 OC 5 Handy の給水方法。水道ホースには接続できず、バケツと2リットルのペットボトルの2通りだけ
給水は自吸用ホースかペットボトルの2通り。水道ホースへの接続は取扱説明書が禁じています。

残り湯を使いたい人には分岐があります。取扱説明書は「井戸水やお風呂の残り湯など汚れた水を使用する場合は、付属の自吸用ホースを使用すること」と書き、ペットボトル側には「汚れた水を使用せず、必ず水道水を使用してください」と書き分けています。水の温度は最高40℃まで。雨水と塩分を含む水は、どちらの方法でも使えません。

2リットルのペットボトルは約50秒で空になる

給水の手間は、取扱説明書が自分で数字を出しています。「2リットルサイズのペットボトル使用時、1本のボトルで約50秒ほどで空になります。洗浄場所によっては複数のペットボトルをご準備ください」。

価格.comマガジンの実測もほぼ同じでした。標準モードで水を出し続けて空になるまで約54秒。そのまま大型SUVを1台洗うと、洗浄は約10分で、途中の給水は4回、出した水は合計10リットルほど。2リットルのボトルに置き換えると5本ぶんになります。

公式の使用時間は1回の充電で最大約23分ですが、取扱説明書の注記には「低圧・フォームモードでトリガーガンレバーを握っているときの合計時間」とあります。標準モードで何分もつのかは、公式ページにも取扱説明書にも記載を確認できませんでした。充電時間は約5.5時間。同誌が弱点として挙げているのも、この「フル充電に約5.5時間かかること」でした。

主な仕様

品番 1.328-143.0(公式サイトに仕様ページがあるのは1.328-142.0)
最大許容圧力 2.4MPa
吐出圧力 中圧(公式の製品スペック欄の表記)
給水温度 最高40℃。雨水と塩分を含む水は不可
連続使用時間 最大約23分(低圧・フォームモードでレバーを握っている合計時間)
充電時間 約5.5時間。充電器は付属しない
価格 公式オンラインショップの販売税込価格は16,480円(配送料別・1.328-142.0のもの)

出典:ケルヒャー ジャパン「OC 5 Handy CB 取扱説明書」(2025年2月)と公式サイトの製品ページ。

ベランダで使う前に、取扱説明書が書いていること

ケルヒャーは公式サイトで、この機種の用途に「ベランダや窓、網戸」を名指ししています。一方で、取扱説明書には場所を選ぶ条件も並んでいます。

  • 「排水設備のない室内では使用しないこと」。
  • 「水を高圧噴射するための、安全な距離が確保できない狭い場所などでは使用しないこと」。
  • 「本体に水をかけないこと」。本体の防水等級はIPX4で、丸洗いはできません。
  • 運転音は69デシベル(標準モード時)。集合住宅なら時間帯を選ぶ数字です。
  • 「3ヶ月に1度はバッテリーパックを充電すること」。しまい込むと劣化します。

ケルヒャーのベランダ掃除ページは、向かない日として「大雨の時や風の強い日もNG。強風の日は隣家に水しぶきが飛ぶ場合もあるので注意!」と書いています。ちなみに同じページで「ベランダ近くに水栓がない」への答えに挙がっているのは自吸用ホース(別売)のほうで、モバイル型はそこには出てきません。

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マンションのバルコニーの使い方は管理規約と細則で決まっていて、物件ごとに違います。水を流してよいか、どの時間帯なら音を出してよいかは、管理組合や管理会社に確認してから使ってください。

\在庫と価格は販売ページで/

ケルヒャー モバイル高圧洗浄機 OC 5 Handy CB を見る ›

型番1.328-143.0・ブランドはケルヒャー

こんな人は見てもよさそう

  • ベランダや駐車場に水道が無く、バケツかペットボトルで水を持ち出すことになる人。
  • 落としたいのが土ぼこりや花粉、洗車の泥など、こびりついていない汚れの人。
  • 1回の作業が10分前後で、途中で水を足しに戻れる距離にいる人。

逆に、コンクリートの黒ずみや外壁のコケのように時間をかけて落とす汚れなら、コンセント式のほうを先に見たほうが早そうです。

この記事で確認した情報源

\在庫と価格は販売ページで/

ケルヒャー モバイル高圧洗浄機 OC 5 Handy CB を見る ›

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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