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115gと125gで中身が違う「いなばのタイカレー缶」

いなばのカレー缶には、「チキンとタイカレー(グリーン)」というまったく同じ名前の缶が2つあります。115gと125gです。

10gの差だと思って手に取ると、中身が違います。商品ページを2枚並べると、115gにはナンプラー(魚醤)が入っていて、125gには入っていません。さらに小さい75gの缶では、鶏肉は原材料の5番目まで下がります。

運営者はこの商品を買っていません。ここから先は、12種類を食べ比べた人が書いた原文と、メーカーが公開している表示を突き合わせた整理です。

いなば食品

カレーシリーズ 3種アソート(115g×9缶)

カレーシリーズ 3種アソート(115g×9缶)

1缶115g賞味期限3年原産国タイ

グリーン・イエロー・バターチキンが各3缶入ったセットです。

画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)

先に3つだけ

  •  同じ「チキンとタイカレー(グリーン)」でも、115gと125gは原材料が違います。
  •  小容量の75g缶は鶏肉が原材料の5番目で、1缶のたんぱく質は2.0gです。
  •  公式は「常温のまま」でよいと書いていますが、温めるなら「必ず別の容器に移し替えて」とあります。

\115gの3種アソート(9缶)/

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商品ページで現在の取り扱いを確認できます

※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。

目次

同じ名前で、115gと125gは別の中身

見分け方は缶の絵柄と開け口の位置です。115gは商品名の帯が黒く、開け口が上。125gはスーパーでよく見かけるほうで、開け口が缶の底側にあります。

12種類を食べ比べた価格.comマガジンも、ここに触れています。

こちらの2種はなんと、「黒ラベル」の「チキンとタイカレー」と商品名がまったく同じ。どういう違いがあるのでしょうか?

価格.comマガジン「「いなばのカレー缶」をほぼ全種類食べてみた! どれがウマい? 辛い?」マッシー氏(2022年9月23日)

答えは、いなば食品の商品ページ2枚に出ています。115gの原材料名には「ナンプラー(魚醤)」「野菜スープ」「鶏脂」「チキン風味調味料」が並びますが、125gの原材料名にその4つはありません。保証成分値も、100gあたりの脂質が8.8gと12.2g、エネルギーが138kcalと167kcalで割れています。

1缶ぶんに直すと、エネルギーは158.7kcalと208.8kcalで約1.3倍の差。食塩相当量は逆で、1缶あたり1.84gと1.75g。容量が少ないほうが塩分は多くなります。

同じ戸惑いは、10年前の知恵袋にも残っています。

近くのイオンに行ったら、いなば タイカレー缶が、小さくなっていました。(125gから100gに)今後はこのサイズになっちゃうの?

Yahoo!知恵袋(2016年9月21日・699閲覧)

小さい75gの缶は、鶏肉が5番目

いなばのグリーンカレーには、もう1つ小さい缶があります。「グリーンカレー チキン」75gです。缶の絵柄は別物です。

変わっているのは容量だけではありません。115gと125gは原材料名の1番目が鶏肉ですが、75gはココナッツミルクが1番目で、鶏肉は5番目です。1缶のたんぱく質は2.0g。115gの9.7gとは5倍近い開きがあります。

いなばのグリーンカレー3缶の比較図。75gのグリーンカレー チキンは1缶たんぱく質2.0g・123kcal・アレルギー表示はえび、大豆、鶏肉。115gのチキンとタイカレー(グリーン)ラベル缶は9.7g・158.7kcal・大豆、鶏肉。125gのチキンとタイカレー(グリーン)は11.4g・208.8kcal・鶏肉、大豆
たんぱく質とエネルギーはいなば食品の保証成分値から計算しました。75gだけは公式が1缶あたりで表示しています。

アレルギー表示も3つで違います。75gだけ「えび」が入っているのは、原材料にシュリンプペーストがあるためです。

!
いなば食品のサイトには「使用する原材料の変更などにより、ウェブサイトに掲載されているアレルゲン情報と、製品パッケージに記載されている内容が異なる場合もございます」と注記があります。アレルギーのある人が食べるときは、必ず手元の缶の表示を確かめてください。

取り上げたきっかけ

記事はバターチキンカレーについて「これでも温めずにおいしく食べられるとは衝撃です」と書いています。温めずに食べた人の記述です。

どんな商品か

イエロー。缶の帯に辛さレベルの表示があります。
イエロー。缶の帯に辛さレベルの表示があります。
バターチキン。3種で辛さレベルがいちばん低い缶です。
バターチキン。3種で辛さレベルがいちばん低い缶です。
グリーンの缶。画像はAmazon.co.jpの商品ページより。
グリーンの缶。画像はAmazon.co.jpの商品ページより。

画像:Amazon.co.jp の商品ページより

缶の帯には唐辛子の絵で辛さレベルが5段階で刷ってあります。拡大して数えると、グリーンが4、イエローが3、バターチキンが2。価格.comマガジンの星の数とも一致します。この欄は商品ページの基本情報にはありません。

主な仕様

内容量 1缶115g × 9缶(3種×各3缶)
原産国 タイ
賞味期限 3年
エネルギー 100gあたり グリーン138kcal/イエロー136kcal/バターチキン123kcal
食塩相当量 100gあたり グリーン1.6g/イエロー1.6g/バターチキン1.4g
アレルギー表示 グリーン=大豆・鶏肉/イエロー=鶏肉・大豆・魚介類/バターチキン=鶏肉・大豆・乳成分
辛さレベル 缶の表示で5段階中、グリーン4・イエロー3・バターチキン2(商品ページには欄がありません)
希望小売価格 公式サイトに記載を確認できませんでした

いなば食品「チキンとタイカレー (グリーン) ラベル缶」「同 (イエロー) ラベル缶」「バターチキンカレー ラベル缶」の各商品ページより。

温めるとき、公式は何と書いているか

買ってから最初につまずくのがここです。2013年の知恵袋に、そのままの言葉が残っています。

イナバのタイカレーの缶詰を買いました。食べたいのですが、、。温めかたに悩んでいます。お湯の中でグツグツして大丈夫ですか?

Yahoo!知恵袋(2013年2月12日・89,644閲覧)

公式のよくあるご質問には、答えが2つ載っています。1つは食べ方です。

常温のまま、温かいご飯にかけてご利用いただくことをおすすめしておりますが、お好みに合わせて温めてご利用いただけます。温める場合は必ず別の容器に移し替えて、軽くラップをして、レンジで1分程温めてください。

いなば食品「よくあるご質問」タイカレーの食べ方を教えてください。

もう1つは缶詰全般についてで、「製造工程で加熱しておりますので、缶を開けてそのままご利用いただくことができます。」とあります。日本缶詰びん詰レトルト食品協会も「中身は全て調理済です。」と書いています。

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ただし、いなば食品が公式に書いている温め方は「必ず別の容器に移し替えて」レンジ、の1通りだけです。缶のまま火にかける方法も、缶ごとの湯せんも、公式には書かれていません。

商品ページの側は、グリーンとイエローが「温かいご飯にかけてお召し上がりください。」で止まっています。バターチキンカレーの商品ページには、お召し上がり方の記載自体がありません。缶を手に取った人が最初に見るページには、「そのままでいい」と書かれていないわけです。

\3種アソートは115gの缶です/

Amazonで価格と在庫を確認する ›

グリーン・イエロー・バターチキンが各3缶です

注意点

備蓄として置くなら、公式が線を引いているところを先に見ておきます。

  • 賞味期限は3年。切れたあとについて公式は「すぐに食べられなくなることは有りません」としたうえで「弊社からの保証の対象外になります」と書いています。
  • 開封後は日持ちしません。公式は「別の容器に移し替えて、冷蔵庫に入れ、翌日中を目安に」としています。保存料を使っていないためです。
  • 1缶150kcal前後なので、これだけでは1食になりません。かけるごはんのほうも要ります。
  • 3種でアレルギー表示が違います。乳成分がだめな人はバターチキン、魚介類がだめな人はイエローが外れます。

こんな人は見てもよさそう

  • 棚に同じ名前の缶が2つ並んでいて、どちらを買えばいいのか決めたい人。
  • ごはんが炊けない日の食べものとして、温めずに食べられる缶を1種類だけ足しておきたい人。
  • 家族にアレルギーがあり、セットの中身を1缶ずつ確かめてから買いたい人。

反対に、味の好みで選びたい人には向きません。運営者は食べていないためです。

\この記事で見た115gの3種アソート/

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在庫と配送は商品ページで確認できます

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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