パナソニックのボディトリマーの公式ページには、大きく「頭から足先、VIOまで」と書かれています。刃だけなら約0.1mmまで剃れる、とも書かれています。
ところが同じページの小さな注記と、取扱説明書の部位の表をたどると、VIOだけは最短でも2mmでした。必ずアタッチメントを付けて使う決まりになっているからです。
運営者はこの商品を買っていません。以下は、実際に使っている人の原文と、メーカーが公開している取扱説明書やよくある質問を突き合わせた整理です。
パナソニック
ラムダッシュ ボディトリマー ER-GK9A
約125g連続約90分IPX7基準
2026年6月に出た機種です。長さ調整は22段階、付属のアタッチメントは2種類あります。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)
先に3つだけ
- ✓ VIOは必ずアタッチメントを付ける決まりなので、最短でも2mmになります。
- ✓ そのアタッチメントは毛がぬれた状態では使いません。VIOはお風呂で剃る使い方から外れます。
- ✓ コンセントに挿す電源アダプターは別売で、公式の価格は3,850円(税込)です。
順番に、公式が出している表示をそのまま見ていきます。
\Amazonの商品ページ/
色と在庫はAmazonのページで確認できます。
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VIOは何ミリになるのか
公式が「22段階」と書いているのは、次の3つを足した数です。
- アタッチメントを付けない直刃で、約0.1mm(1段階)
- 肌ガードアタッチメントで、2mm(1段階)
- 長さそろえアタッチメントで、3mmから12.5mmまで0.5mm刻み(20段階)
1+1+20で22段階です。ただし、この22段階を全身のどこでも選べるわけではありませんでした。
取扱説明書の2ページ目に「各部位の使用条件を確認する」という表があり、部位を8つに分けて使える・使えないが指定されています。3つの型にまとめると、こうなります。

V・I・Oゾーンの行だけ、アタッチメントなしの欄が「使用不可」です。公式ページの注記も同じでした。
性器と肛門およびその周辺は必ずアタッチメントをお使いください。アタッチメントは、毛がぬれた状態で使わないでください。
付属のアタッチメントは2mmと3〜12.5mmの2種類だけなので、VIOは下が2mmで止まります。約0.1mmという数字のほうにも注記が付いていて、「固定刃の厚み」「へそ周りに対して」と書かれていました。
知恵袋には、逆に長いほうで困っている質問もありました。
VIOのトリマー(バリカン?)で、2〜3cmくらいの長さにカットできて、チクチクしにくいものを探しています。(中略)今試しにVIOのトリマーで6mmにしてみたのですが、違和感しかありません。
この機種の上限は12.5mmなので、2〜3cmには届きません。VIOで選べるのは2mmから12.5mmまでです。
お風呂で使えるのに、VIOはドライだけ
この機種は防水で、公式ページにも「お風呂でも使用可能」と書かれています。水深1メートルに30分沈めても水が入らないIPX7基準の検査を通っています。
ただし、お風呂で剃ることとアタッチメントを付けることは、公式のよくある質問で両立しない形になっていました。
ボディトリマーは水洗いやお風呂での使用(ウェット剃り)ができます。ただし、ウェット剃りをするときはアタッチメントを使用しないでください。毛がぬれていると肌にはりつき、カットしにくくなったり、長さが均一に仕上がらない原因になります。
取扱説明書の「使いかた」も同じで、ウェットで剃るときの1行目が「アタッチメントは使わない。」でした。VIOはアタッチメントが必須で、そのアタッチメントはお風呂では使わない。重ねると、VIOは毛が乾いた状態で剃る部位になります。
「お風呂で使える」と「VIOに使える」は、同じ場面では重なりません。お風呂で剃れるのは、アタッチメントを付けない5か所(胸・へそ周り/ワキ/腕・手/スネ・もも・脚のつけ根/でん部)です。
この商品を知ったきっかけ
筆者の福永氏がいちばん高く評価していたのは、お尻まわりでした。「このトリマーでとくに優れていると感じるのが、Oライン(お尻の割れ目から肛門周辺)の処理です。」と書いています。
そのOラインこそ、公式が「必ずアタッチメントを使ってください」と指定している場所です。記事は使い心地を伝えるもので、この指定までは触れていません。
どんな商品か
画像:Amazon.co.jp の商品ページより
上の比較でいちばん分かれるのは使用部位の欄です。ER-GK9Aだけが「ボディ・髪の刈り上げ部分・ヒゲ」で、下の2機種は「ボディ」でした。顔まわりに使えるのは、長さそろえアタッチメントが付くこの機種だけです。
旧機種からは、重さが約150gから約125gへ、連続で使える時間が約50分から約90分へ変わりました。
主な仕様
| 長さ調整 | 22段階(直刃 約0.1mm/肌ガード 2mm/長さそろえ 3〜12.5mm・0.5mm刻み) |
|---|---|
| 使用部位 | ボディ、髪の刈り上げ部分、ヒゲ(性器と肛門およびその周辺は必ずアタッチメント) |
| 電源 | 充電式(USB電源アダプター ES-RU1-01 は別売) |
| 充電と使用時間 | 急速約2時間の充電で、連続約90分 |
| 替刃 | ER-9K01(公式オンラインストア価格 2,178円・税込) |
| 価格 | オープン価格。公式ページに希望小売価格の記載を確認できませんでした |
パナソニックの公式ページ(概要・仕様・サポート)と取扱説明書から作成しました。
約90分にも条件が付いていて、20〜30℃の環境で毛が乾いた状態で使った場合、と書かれています。
本体のほかにかかるお金
付属品は充電ケーブル、専用オイル、掃除用ブラシ、ポーチ、アタッチメント2種類です。ここにコンセントに挿す電源アダプターは入っていません。別売のES-RU1-01が3,850円(税込)と案内されています。手持ちの充電器があれば不要です。
消耗品は替刃です。ER-9K01が公式オンラインストアで2,178円(税込)。交換の目安は、週1回・1回あたり約10分の使用で約3年と案内されています。
内蔵の電池も約3年で、こちらは自分では交換できません。防水機能が保てなくなるため、販売店か修理窓口に相談する扱いです。刃と電池の目安が同じなので、3年目に替刃を買うか本体を替えるかを考えることになりそうです。
気をつけたいところ
- 使う前と使ったあとに、刃へ注油する決まりです(金属部5か所に1滴ずつ)。しないと寿命が短くなると書かれています。
- 浴室に置きっぱなしにしないよう案内されています。本体内部で結露やサビが出るためです。
- 保証は1年で、刃と専用オイルは消耗品なので対象外です。
- 見えない部位は鏡などで確認しながら使う、と明記されています。
仕上がりも、カミソリのように地肌まで剃るものではありません。いちばん短くても約0.1mmは残ります。
Vio 用のシェーバーってチクチクしないんですか?カミソリより肌に優しいぶんちゃんと剃れるイメージないですがどうですか
付いた回答は1件で、「確かにちくちくしますしカミソリより剃れないです」というものでした。VIOは最短が2mmなので、つるつるを期待して買うと外れます。
こんな人は見てもよさそう
- 腕やスネ、お腹まわりを短く整えたい人。この5か所ならお風呂でも使えます。
- 見えにくい部位をカミソリで扱うのが怖い人。刃が直接肌に当たらない構造です。
- ヒゲや髪の刈り上げも1台で済ませたい人。3機種のうち顔まわりに使えるのはこの機種だけです。
逆に、VIOをつるつるにしたい人と、お風呂でまとめて処理したい人には向きません。どちらも公式の使用条件から外れる使い方です。
この記事で確認した情報源
- ・パナソニック ラムダッシュ ボディトリマー ER-GK9A 概要(注記と付属品の確認に使いました。)
- ・パナソニック ER-GK9A 仕様・詳細情報(充電時間と本体寸法はここの値です。)
- ・パナソニック ER-GK9A サポート(消耗品・別売品)(替刃の価格を確認しました。)
- ・パナソニック 取扱説明書 ER-GK9A/ER-GK8A(部位の表と注油の決まりはこの資料です。)
- ・パナソニック よくあるご質問「ボディトリマーは水洗いやお風呂で使用できるか」(ウェット剃りとの関係を確認しました。)
- ・パナソニック よくあるご質問「刃の寿命は」「電池は自分で交換できるか」(刃も内蔵電池も約3年と案内されています。)
- ・家電Watch「腕やお尻の毛を手軽に処理。パナソニックのボディトリマーが手放せない理由」(福永太郎氏・2026年8月18日。引用は原文です。)
公式の表示を並べただけでも、使える場面はかなりはっきり分かれていました。
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