🗨️「少年院に入る子どもが増えているって、どれくらい増えたの?」
法務省の少年矯正統計では、2025年に新しく少年院へ収容された人は2,044人で、前の年より216人増えました。増加は2023年から3年続いています。ただし2000年の6,052人からは3分の1ほどで、いちばん少なかった2022年の1,332人からの戻りという形です。2026年も1〜6月で1,038人が収容されています。
[暮らし] この記事の要点
2026年9月14日 発表
- 中学生・高校生の子どもがいる家庭
- 学校・地域で子どもに関わる立場の人
- 少年司法・福祉の仕事に関わる人
2,044人。ピーク時の3分の1
| 年 | 少年院の新収容者 | 位置づけ |
|---|---|---|
| 2000年 | 6,052人 | ピーク |
| 2022年 | 1,332人 | 最少 |
| 2025年 | 2,044人 | 前年比+216人・3年連続の増加 |
| 2026年1〜6月 | 1,038人 | 半年で前年同期の水準を上回るペース |
増えているのは事実ですが、増えた先の水準はピークの3分の1です。「増加」と「多い」は別の話で、いまの数字は減り切ったところからの戻りにあたります。
子どもにかかるお金を通しで見るなら
給食費は子育ての費用のごく一部です。市町ごとの差を調べ始めた人ほど、助成金や学費の全体像が先に要ります。
給食費や医療費のような自治体の助成は、調べる場所がばらばらで全体像がつかめません。助成金・保険・進学費用をまとめて1冊で見渡せるので、市町ごとの差を調べる前の下地になります。
書き込みながら自分の家の数字を出す形式です。中学の給食費が年5万円かかる市とかからない市で、家計にどう響くかを手を動かして確かめられます。
共働き世帯を想定した配分の話が中心です。住む場所を変えると教育費だけでなく通勤費や保育の使い方も変わるので、引っ越しを含めて考えるときに読みやすい1冊です。
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施設は減り続けていた
入院者が減っていた期間、少年院そのものの統廃合が進みました。実際に収容がある施設は2006年の53から、2025年には42に減っています。
人数が減ったのだから、施設が減るのは当たり前では
そこまでは自然です。問題は順番で、施設を減らしたあとに人数が増え始めました。1施設あたりの1日平均収容人員は2022年の28.5人から、2025年には44.3人。3年で1.5倍以上です。建物の数は数年では戻せないので、増えたぶんは今ある施設に乗ります
1施設あたり28.5人から44.3人へ
| 年 | 収容がある施設数 | 1施設あたり1日平均収容人員 |
|---|---|---|
| 2006年 | 53 | — |
| 2022年 | — | 28.5人 |
| 2025年 | 42 | 44.3人 |
現場からは、対応に配慮を要する少年が増えて職員の負担が大きくなっているという声が出ています。人数と施設数の差がそのまま現場に出ている形です。
この数字の読み方
報道の見出しは「増えている」に寄りますが、統計は増減と水準の2つで見ないと形が分かりません。ここで押さえるのは3つです。
増加は3年連続で続いていること。水準はピークの3分の1であること。そして受け入れ側の施設は減ったままであること——この3つがそろって、いまの状況になっています。
少年院は、家庭裁判所の決定で送られた少年に矯正教育を行う施設です。刑務所とは別の仕組みで、期間も在院中の過ごし方も違います。数字だけを見て「治安が悪くなった」と読むと、実際に動いているものとずれます。
統計の原数値は法務省の少年矯正統計として公開されていて、少年院ごとの入出院の事由や年齢の内訳まで出ています。報道の見出しで気になったら、そこまで見にいけます。
数値は法務省「少年矯正統計」によります。2026年の数字は1月から6月までの集計で、年間の確定値ではありません。
生活・仕事にどう効くか
- 人数:2025年の新収容は2,044人(前年比216人増)。2023年から3年連続で増加。2026年は1〜6月で1,038人。
- 長い目で見た位置:2000年のピークは6,052人。最少は2022年の1,332人。今の水準は減り切ったところからの戻りにあたる。
- 受け入れる側:収容がある施設は2006年の53から2025年は42へ。1施設あたりの1日平均収容人員は28.5人(2022年)から44.3人(2025年)へ増えた。
結局どうすればよいか
- 数字を見るときは、増減だけでなく「ピークからどこまで減ったか」を並べて見る
- 子どもの生活の変化に気づいたら、学校だけでなく自治体の子ども家庭センターなど外の窓口も選択肢に入れる
- 統計の原数値は法務省の少年矯正統計(政府統計の総合窓口で公開)で確認する
公式出典
- 法務省「少年矯正統計統計表」(2026-09発表)
- 政府統計の総合窓口(e-Stat)少年矯正統計調査(2026-09発表)
更新履歴
- 2026年9月14日 初版を公開。
※本記事は2026年9月14日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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