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11月 台風/上陸は75年で1回だけ

11月に入っても台風のニュースが続くと、「この時期に台風が来ることはあるの?」と気になります。2026年は11月の頭に、台風31号が小笠原近海にとどまっています。

気象庁の統計で見ると、答えははっきりしています。11月に台風が日本に上陸したのは、1951年から2025年までの75年で1990年の1回だけです。12月は一度もありません。ただし、上陸しなくても島の近くを通る「接近」は、11月にもめずらしくありません。

目次

月ごとの上陸数

気象庁の「台風の上陸数」の表を、月ごとに足しました。上陸は、台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達したときだけ数えます。沖縄の島や小さい島を通っただけでは上陸に入りません。

月 上陸の数(75年の合計)
6月 11
7月 37
8月 79
9月 69
10月 18
11月 1(1990年)
12月 0

出典:気象庁「台風の上陸数」(1951〜2025年の確定値)。4月は1、5月は2で、1〜3月は0です。

上陸のほとんどは7月から9月で、10月になると急に減ります。11月の1回は、1990年の表の11月の欄に入っている「1」です。

気象庁「台風の上陸数」の表の1990年の行。8月2・9月2・10月1・11月1で年間6個
1990年の行。11月の欄に「1」が入っている(出典:気象庁「台風の上陸数」)

台風シーズンが始まる前に、家へ置いておくもの

風で割れるのは窓、家に入ってくるのは水です。この2つは、進路が決まってから買いに走っても店の棚から消えています。

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窓が割れるのを防ぐ道具ではありません。割れたあとの破片を膜で押さえるものです。飛散率を約1%まで落とせるのは防災安全合わせガラスですが、そちらは発注から施工まで日数がかかって台風の前には間に合いません。今日のうちに手を動かせるのはこちらです。貼るのは室内側です。

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土のうは砂を詰める前提の道具ですが、住宅街ではその砂が手に入りません。水で膨らむ型なら平たいまま棚にしまえて、玄関の段差にも、下水が逆流してくる風呂・トイレの排水口の上にも置けます。

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一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。

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上陸しなくても、近づくことはある

気象庁は、台風の中心が国内のどこかの気象台などから300km以内に入ると「接近」と数えます。こちらは沖縄や小笠原、南大東島のような島も入ります。

  • 11月の接近は、75年の合計で44回
  • 11月に1回以上接近があった年は、75年のうち34年
  • 1991〜2020年の30年の平均は、11月が0.5回、12月が0.1回
  • 2024年と2025年も、11月に1回ずつ接近している

つまり、11月の台風は「本州に上陸することはまずないが、島の近くを通ることは2年に1回くらいある」と考えるのが実際に近い数字です。

?

読者

11月の台風って、生まれる数も少ないの?

おかあさん

減るけど、ゼロにはならないの。1991年から2020年の平均だと、台風ができる数は10月が3.4個、11月が2.2個、12月が1.0個。生まれても南の海を西へ進むことが多いから、日本の本土までは来にくいのよ。

2026年の上陸は3個

2026年の上陸は、10月28日時点の速報で6月に2個、8月に1個の合わせて3個です。11月と12月の欄はまだ灰色(これからの月)になっています。

気象庁「台風の上陸数」の表。2026年は6月2個・8月1個の計3個で、11月・12月の欄は空いている
2026年の上陸数(10月28日現在の速報値)と2025〜2022年の確定値(出典:気象庁)

11月に島で気をつけること

11月に台風が近づくのは、ほとんどが沖縄・小笠原・南大東島などの島です。島に住む人や、島へ旅行する人は次のことを覚えておくと安心です。

  • 船は風より先に、波で止まる。出発の前日と当日に運航会社のお知らせを見る
  • 台風がゆっくり動くと、海の荒れた日が何日も続くことがある
  • 予報円が大きい5日先の予報は、その後の発表で大きく変わることがある

都道府県ごとの上陸の数は台風 上陸数 ランキング/1位は鹿児島県、地方ごとの接近の数は台風 接近数 ランキング/1位は沖縄地方にまとめています。

出典:気象庁「台風の上陸数」「台風の接近数」「台風の発生数」(いずれも1951〜2025年の確定値のcsv、2026年10月31日確認)。アイキャッチは2025年10月15日に日本の南の海にあった台風ナクリーの衛星写真(NASA・パブリックドメイン、記事の台風とは別です)。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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