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奥多摩 通行止め 「崩れてから閉めるんでしょ」 東京の山の8区間92.4キロは、崩れる前に連続140ミリで閉まります

🗨️「崖が崩れてから閉めるんでしょ?」

違います。東京の山側の道は、崩れる前に雨量だけで自動的に閉まります。奥多摩町・檜原村・あきる野市の8区間92.4キロが対象で、規制値は8つとも同じ「連続降雨量140ミリ」。7日6時までに予想されている24時間雨量は、関東地方南部で多い所250ミリです。

[交通] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月6日 発表

影響を受ける人
  • 6日夜から7日にかけて奥多摩・檜原方面へ車で行く予定の人
  • 青梅街道(国道411号)で東京から丹波山・小菅など山梨側へ抜ける予定の人
  • 西多摩の山側に住んでいて、この8区間が生活道路になっている人
目次

雨で閉まるのは8区間、合わせて92.4キロ

東京都建設局の西多摩建設事務所は、管内の道路のうち「連続降雨による道路通行規制区間」を8区間ぶん表にして出しています。区間長を足すと92.4キロ。この事務所が管理しているのは45路線・約388キロなので、およそ4分の1が対象です。

路線区間長さ交通止めの規制値
奥多摩周遊道路奥多摩町川野〜檜原村数馬19.7km連続降雨量140mm
国道411号 青梅街道奥多摩町小丹波〜都県境17.7km連続降雨量140mm
都道33号 檜原街道あきる野市戸倉〜都県境17.4km連続降雨量140mm
都道204号 日原街道奥多摩町氷川〜奥多摩町日原10.0km連続降雨量140mm
都道205号檜原村本宿〜檜原村藤原9.6km連続降雨量140mm
都道206号 檜原街道檜原村上川乗〜檜原村数馬8.5km連続降雨量140mm
都道201号あきる野市十里木〜あきる野市上養沢7.2km連続降雨量140mm
国道139号奥多摩町川野〜都県境2.3km連続降雨量140mm

出典は西多摩建設事務所「道路・橋梁の維持補修」(ページ更新日2026年8月3日)。同じページには「山岳部の道路では、連続降雨量が規制値を超えた場合、落石・土砂崩れの危険を避けるために交通止めを行います」とあります。崩れてから閉めるのではなく、崩れる前に雨量だけで閉める仕組みです。

渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの

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渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。

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8区間とも140ミリ。区間ごとの差がない

この表のいちばんの特徴は、8つとも規制値が同じ140ミリで並んでいることです。同じ日に見た高知県の国道56号は5区間とも「何ミリで閉まるか」の欄が空欄でした。東京は逆に、全部の区間に数字が入っていて、しかも全部同じです。

読者

1本閉まっても、別の道で回り込めばいいのでは?

おかあさん

区間で見ると、国道411号・国道139号・都道33号の3本は終点が「都県境」です。規制値は3本とも同じ140ミリ。雨は同じ山域にまとまって降るので、私は「1本だけ規制値に届かずに生き残る」形にはなりにくいと見ています。山越えの迂回を前提に予定を立てないほうが安全です。

同じ国道20号でも、東京側だけ基準がいちばん低い

国が管理する道は別の基準です。相武国道事務所は、国道20号の大垂水峠と相模湖周辺について「降り始めからの連続降雨量が150mmを超えた場合」に通行止めにすると書いています。都が管理する8区間の140ミリより10ミリ高い。管理者が違うだけで基準がずれます。

さらに国道20号を西へたどると、区間ごとに基準が三段階に分かれています。国交省の道路情報提供システムで、9月6日18時台に見た値がこちらです。

国道20号の規制区間いまの連続雨量閉まる条件
八王子市南浅川町〜相模原市緑区千木良(大垂水)32mm連続雨量150mm
相模原市緑区与瀬〜吉野41mm連続雨量150mm
上野原市井戸尻〜腰巻38mm連続雨量300mm、または250mmかつ時間雨量50mm
上野原市四方津〜大月市梁川町新倉36mm連続雨量200mm
大月市大月町真木〜初狩町下初狩25mm連続雨量300mm、または250mmかつ時間雨量60mm
甲州市大和町鶴瀬〜勝沼町柏尾3mm連続雨量200mm
諏訪郡富士見町下蔦木〜富士見7mm連続雨量150mm

東京にいちばん近い大垂水区間は150ミリで、この路線の中でいちばん低い側です。そして18時台の時点で32ミリまで来ています。この数字は同じページで随時更新されるので、山梨方面へ抜けるつもりなら、出発前にここを見るのがいちばん早い確認になります。

公表されているのは「140ミリ」だけ。数え始めも解除も書いていない

都の表には規制値は載っていますが、連続降雨量をいつから数え始めるのか、何時間降らなければゼロに戻るのか、閉めたあと何を確認したら開けるのかは書かれていません。国道20号のように「いまいくつか」を出しているページも、都の8区間にはありません。あと何ミリで閉まるのかを、自分で数えることはできません。

もうひとつ、表の下にはこう添えられています。「規制値に達しない場合でも、落石・土砂崩れ等が予想されるときは、一部片側規制または全面通行止め等の措置をとります」。140ミリは上限ではなく目安で、届く前に閉まる余地が明記されています。

i 監視の設備そのものは置かれています。国道411号に22か所、都道204号日原街道に16か所、都道206号檜原街道に9か所、奥多摩周遊道路に6か所の合計53か所へ、気象と道路災害の情報を集める設備を整備済みと同じページに書かれています。西多摩建設事務所が抱える山岳部の斜面は2,119か所です。

7日6時までの予想は、関東地方南部で250ミリ

気象庁が6日17時に出した東京都の予報は、6日が「雨 所により 夜 雷を伴い 非常に 激しく 降る」、7日が「雨 所により 明け方 まで 雷を伴い 非常に 激しく 降る」です。降水確率は6日18時から7日6時まで100%が続きます。

雨量の予想は、日本気象協会が伝えた気象庁の予想で、7日6時までの24時間降水量が多い所で関東地方北部150ミリ、関東地方南部250ミリ。続く8日6時までの24時間でも関東地方北部150ミリ、関東地方南部120ミリが見込まれています。東京都心の9月ひと月の平年値は224.9ミリなので、多い所では1日あまりでひと月分が落ちる計算です。

規制値の140ミリは、この予想の半分ほどの値です。多摩の山側で250ミリが降ると決まったわけではありませんが、「山に近づかなければ関係のない数字」ではなくなっています。

今夜の奥多摩周遊道路は、雨と関係なく閉まっている

8区間のうち奥多摩周遊道路だけは、雨量以前に時間で閉まります。4月から9月末までの通行できる時間は8時から19時まで(10月から3月末は9時から18時)。9月6日の19時を過ぎた時点で、この19.7キロはもう入れません。7日に走るつもりなら、朝8時より前にも入れません。

なお、東京側の国道411号は「国道」ですが、国が管理する区間ではありません。国交省の道路情報提供システムで国道411号の事前通行規制のページを開こうとすると、関東のコードでも中部のコードでも見つからないと返ってきます。青梅街道について答えを持っているのは、国のサイトではなく都のサイトのほうです。

生活・仕事にどう効くか

  • 閉まる規模:8区間で合わせて92.4キロ。同じ7日の雨で自動的に閉まる千葉県の道路は県内95か所のうち1か所なので、東京の山側は距離で見るとけた違いに広い。
  • 都県境をまたぐ道:8区間のうち国道411号・国道139号・都道33号の3本は終点が都県境。規制値が3本とも同じ140ミリなので、山梨側へ山越えで抜ける道がまとまって使えなくなることがある。
  • 今夜の予定:奥多摩周遊道路は4月から9月末までは8時〜19時しか通行できない。6日19時を過ぎた時点で、雨量とは関係なくすでに閉まっている。

結局どうすればよいか

  • 行き先が8区間のどれかに入っていないかを、西多摩建設事務所のページで出発前に確かめる
  • 雨量が140ミリに届いていなくても閉まる。都は「規制値に達しない場合でも、落石・土砂崩れ等が予想されるときは、一部片側規制または全面通行止め等の措置をとります」と書いている
  • 国道20号で山梨方面へ抜けるなら、国交省の事前通行規制のページで大垂水区間の連続雨量が今いくつかを見る(基準は150ミリ)

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月6日 初版を公開

※本記事は2026年9月6日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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