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土のう どこでもらえる 世田谷区は99か所を施錠せず24時間 ところが文京区は「平日8時30分〜17時15分」の貸し出しです

🗨️「日曜の夜だし、区役所は閉まってるから土のうは無理だよね?」

区によります。世田谷区の土のうステーションは施錠しておらず、24時間持ち出せます。一方で文京区は貸与制で、申し込みの受付は平日8時30分から17時15分。同じ東京でも、今夜取りに行けるかどうかが分かれます。

[災害] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月6日 発表

影響を受ける人
  • 半地下・道路より低い玄関など、雨水が入ってきそうな家に住んでいる人
  • 前回の大雨で玄関先まで水が来て、今回は何か置きたいと思っている人
  • 土のうをもらったあと、置き場所と処分に困っている人
目次

東京23区の土のうステーションは、条件が区ごとに違う

土嚢(どのう)は、多くの区が無料で配っています。ただし「土のうステーション」という同じ名前でも、開いている時間も、持って帰れる袋数も、使い終わったあとの扱いもそろっていません。各区の公式ページに書かれていることを並べます。

置き場所1回に持てる数使い終わったら
世田谷区99か所・施錠なしで24時間20袋まで区は回収しない
江戸川区47か所・自由に取り出せる記載なし返却不要・家庭で保管
大田区30か所・連絡不要記載なし区は回収しない
葛飾区25か所・いつでも取り出せる記載なし区は回収しない・劣化した袋は不燃ごみ
足立区一覧で公表1利用者につき10袋まで返却不要・家庭で保管
板橋区案内図と一覧で公表1回おおむね10個区は回収しない
墨田区一覧で公表一世帯30袋程度記載なし
文京区貸与・受付は平日8時30分〜17時15分記載なし回収する(要連絡)

2026年9月6日に各区の公式ページを開いて確認した内容です。置き場所そのものはどの区もきちんと公表しているのに、「何時まで」と「何袋まで」を書いている区のほうが少ない、というのがこの表を作って分かったことでした。

台風シーズンが始まる前に、家へ置いておくもの

風で割れるのは窓、家に入ってくるのは水です。この2つは、進路が決まってから買いに走っても店の棚から消えています。

和気産業 ガラスの飛散防止フィルム 46cm×185cm(WF-005)
和気産業 ガラスの飛散防止フィルム 46cm×185cm(WF-005)

窓が割れるのを防ぐ道具ではありません。割れたあとの破片を膜で押さえるものです。飛散率を約1%まで落とせるのは防災安全合わせガラスですが、そちらは発注から施工まで日数がかかって台風の前には間に合いません。今日のうちに手を動かせるのはこちらです。貼るのは室内側です。

吸水式 土のう袋(水で膨らむ・逆流防止にも使える)
吸水式 土のう袋(水で膨らむ・逆流防止にも使える)

土のうは砂を詰める前提の道具ですが、住宅街ではその砂が手に入りません。水で膨らむ型なら平たいまま棚にしまえて、玄関の段差にも、下水が逆流してくる風呂・トイレの排水口の上にも置けます。

アイリスオーヤマ 防災リュック 1人用 33点セット(防災士監修)
アイリスオーヤマ 防災リュック 1人用 33点セット(防災士監修)

一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。

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「24時間」と書いているのは世田谷区だけ

世田谷区は「土のうステーションは施錠していませんので、24時間どなたでも土のうを持ち出せるシステムです」と書いています。江戸川区は「どなたでも自由に土のうを取り出せる」、葛飾区は「いつでも自由に土のうを取り出せます」、大田区は「土のうの利用にあたっては、連絡等は不要です」。時刻をはっきり書いているのは世田谷区だけで、あとの区は「自由に」「いつでも」という言い方にとどまっています。

いちばん違うのが文京区です。こちらは置きっぱなしではなく貸与で、申し込み先は道路課維持係。受付は平日8時30分から17時15分までで、それ以外は区役所の代表番号になります。区のページには「休日や夜間帯にご連絡いただいた場合、配布に時間を要する場合があります」と書いてあります。日曜の夜に電話しても、今夜のうちに届くとは限らないということです。

持ち帰れるのは10袋か、20袋か、30袋か

上限の書き方も割れています。足立区は「1利用者につき10袋まで」、板橋区は「1回おおむね10個を目安にゆずりあってお使いください」、世田谷区は「一度に持ち出す土のうの数は、20袋までとしてください」、墨田区は「一世帯30袋程度を目安に、必要な分だけお持ちいただくよう」。10袋の区と30袋の区で3倍の差があります。

袋の重さも違います。世田谷区は5キロと10キロの2種類を各50袋ずつ格納、江戸川区は「約5キロから10キロの砂」、葛飾区は「重量約5キログラム」、足立区は「10キロから15キロ程度」。足立区の10袋は最大150キロ、葛飾区の10袋なら50キロで、同じ「10袋」でも車に積む重さが3倍変わります。

使い終わった土のうの行き先が、隣の区で真逆になる

検索窓には「土嚢 無料 引き取り」「土嚢 処分 費用」という言葉が並びます。もらったあとに困っている人がいる、ということです。ところが区の答えは正反対でした。

i 江戸川区「土のうは返却不要です。繰り返し使えるのでご家庭で保管してください」/足立区「配布した土のうの返却は不要です」/文京区「不要になった場合や、保管場所がない場合は回収いたしますので、ご連絡ください」/世田谷区・板橋区「区では回収しません。処理業者に処分を依頼するなど適切に行っていただくよう」/葛飾区「劣化した袋は家庭の不燃ゴミとして各自処分してください」

回収してくれる区と、業者に頼めと書いてある区が、同じ東京の中で隣り合っています。大田区は使ったあとの手入れまでPDFで案内していて、「水に濡れた『土のう』は、天日で乾かします」「乾いた『土のう』は、土が固まった状態になるので足で踏みつけるなどして中の土をやわらかくほぐして下さい」と書かれています。もらう前に、置き場所と最後の行き先まで決めておいたほうがよさそうです。

玄関に積むなら外側。1メートルで5〜6袋

読者

一般的に家の玄関前(外側)に設置している映像が多いですが、室内側ではいけないんでしょうか?

おかあさん

Yahoo!知恵袋に2020年9月に投稿された、実在の質問です。ベストアンサーは「水が家に入らないようにするのが一番の目的のため、外側に設置する。玄関から50〜100cm位開けておけば、設置後も出入りできます」でした。中に入れてしまうと、水が家の中に入ってから止めることになります。

必要な数は世田谷区が数字で出しています。「出入口1mあたりに必要な土のうの数は、土のうの積み方、大きさ(中に入っている砂の量)によりますが、1段積み(10センチメートル程度高)であれば、5キログラムで5袋〜6袋、10キログラムでは3袋〜4袋が必要です」。幅1メートルの玄関を10センチだけ高くするのに、5キロの袋なら5〜6袋。上限20袋の世田谷区なら、玄関と勝手口の2か所ぶんは足ります。

取りに行けないときは、ごみ袋と水で作る

葛飾区は、土のうの代わりになる「水のう」の作り方を公式に案内しています。「40リットル程度のごみ袋と土のう袋を1枚ずつ用意します。土のう袋の中にごみ袋を重ね、持ち運べる程度まで水を入れます。(40リットルの袋の半分まで水を入れると約20キログラムになります。)」。土のう袋がなければ「40リットル程度の容量のごみ袋を二重にして中に半分程度の水を入れて閉めます」。

土を入れたプランターをレジャーシートで包んで並べる方法、水を入れたポリタンクを包んで並べる方法も、同じページに載っています。家にあるもので今夜のうちに用意できます。

ただし葛飾区は注意書きも添えています。「ここで紹介する『水のう』による対策は、あくまでも台風接近前や水深の浅い初期の段階で行うものです。河川が氾濫するような大規模な浸水を防ぐことはできませんので、身の危険を感じる前に早目に避難することが重要です」。玄関に積むのは、逃げなくてよい段階までの話です。

なお、マンションで排水口やトイレから水が押し戻されてくる場合は、玄関に積んでも止まりません。そちらは建物の中の配管の話になります。

生活・仕事にどう効くか

  • 今夜取りに行けるか:「24時間持ち出せる」と明記しているのは世田谷区。文京区は貸与の受付が平日8時30分〜17時15分で、休日や夜間は配布に時間を要する場合があると書いている。
  • 何袋もらえるか:上限は足立区が1利用者につき10袋、板橋区が1回おおむね10個、世田谷区が20袋、墨田区が一世帯30袋程度。同じ「土のう」でも3倍の開きがある。
  • 使い終わったあと:江戸川区・足立区は返却不要で家庭で保管。文京区は不要になれば回収する。世田谷区・板橋区・葛飾区・大田区は区では回収せず、処分は自分で行う。

結局どうすればよいか

  • 自分の区の土のうステーションの場所と、持ち出せる袋数・時間を今夜のうちに調べる
  • 玄関に積むなら外側。世田谷区は出入口1メートルあたり5キロの袋で5〜6袋、10キロなら3〜4袋と書いている
  • 取りに行けないなら、40リットルのごみ袋に半分ほど水を入れた「水のう」を作る(葛飾区が公式に案内している方法)

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月6日 初版を公開

※本記事は2026年9月6日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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