🗨️「雨が弱くなれば、崖崩れの危険もなくなる?」
なくなりません。大雨を含んだ地盤では、雨が止んだあとや次の弱い雨でも斜面が崩れることがあります。関東では千葉県と神奈川県で住宅・道路を巻き込む土砂災害が確認され、23日夕方も千葉県、神奈川県東部、東京都の伊豆諸島で土砂災害への注意が続いています。前兆を見てからでは間に合わないこともあるため、キキクルと自治体情報を早めに確認します。
[災害] この記事の要点
2026年9月23日 発表
- 千葉県、神奈川県東部、東京都の島しょ部で斜面や沢の近くに住む人
- 崖の下・上端、谷や沢の出口、山沿いの道路を利用する人
- 雨が弱まり、避難や片づけのため外へ出ようとしている人

9月23日18時40分までに確認した情報
関東で土砂災害警戒情報(警戒レベル4相当)の発表は確認されていません。一方、気象庁は千葉県、神奈川県東部、東京都の伊豆諸島北部・南部で土砂災害への注意を呼びかけています。被害報告は千葉県23日11時、神奈川県23日7時30分現在、警報・注意報と予報は23日18時40分までに確認した発表です。時点の違う情報を分けて読みます。
関東で相次いだ土砂災害
今回の大雨では、千葉県と神奈川県を中心に、崖崩れ、住宅の損壊、道路への土砂流入が公式に確認されています。次の表は現在の警報ではなく、自治体が公表した被害の集計です。
| 公表元・時点 | 確認された内容 |
|---|---|
| 千葉県 第8報 23日11時 | 住家被害597棟。全壊19棟の内訳は鴨川市11、千葉市2、袖ケ浦市2、八街市2、佐倉市1、大網白里市1。鴨川市小湊・西町、袖ケ浦市川原井、山武市森、茂原市本納などで土砂災害を伴う住宅・道路被害を確認。 |
| 神奈川県 第15報 23日7時30分現在 | 住宅の全壊3棟(横須賀市1、三浦市2)、一部破損4棟(横浜市3、横須賀市1)。県道209号の横須賀市走水1丁目は土砂流出で全面通行止め。国道134号の三浦市初声町和田でも崖崩れによる建物被害と規制を確認。 |
| 横須賀市 22日12時30分の最終報 | 市への被害報告234件。このうち土砂災害87件、家屋被害27件、道路・橋りょう77件。野比の連続雨量は451.5ミリ。 |
被害件数はその後の調査で変わる場合があります。この記事では、SNSの写真や投稿だけを根拠に場所・件数を足していません。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
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今後、特に注意すべき地域

23日18時40分までに確認した気象庁情報で、土砂災害への注意が示されている主な範囲は次のとおりです。
- 千葉県:北西部・北東部・南部。館山、木更津、茂原、勝浦、市原、鴨川、君津、富津、袖ケ浦、南房総、山武、いすみ、大網白里、一宮、睦沢、長柄、長南、大多喜、御宿、鋸南
- 神奈川県東部:横浜市北部・南部、川崎、横須賀、鎌倉、藤沢、逗子、三浦、葉山
- 東京都の島しょ部:大島、利島、新島、三宅、御蔵島
16時39分発表の千葉県予報では、23日18時から24日18時までの24時間雨量は北西部・北東部の多い所20ミリ、1時間10ミリの見込みです。神奈川県は24日未明まで雨、東京都の伊豆諸島は23日夜に激しく降る所がある予想です。
予想雨量が小さく見えても、これまでの雨が多ければ危険度は上がります。土壌雨量指数は、地中にたまった雨水の量を表す指標です。いま降っている量だけでなく、過去の雨を含めて見るため、雨が弱まってからもキキクルの色が上がることがあります。
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