市長選の投票率は、全国の平均でどれくらいなのでしょうか。総務省の集計では、2023年4月の統一地方選挙で行われた市長選(政令指定都市を除く)の平均は47.73%でした。有権者の半分も投票していないことになります。
統一地方選の市長選は47.73%
| 選挙 | 2023年 | 2019年 |
|---|---|---|
| 市長選(政令市を除く) | 47.73% | 47.50% |
| 東京の区長選 | 45.78% | 44.21% |
| 町村長選 | 60.80% | 64.96% |
| 市区町村長選の合計 | 47.68% | 47.25% |
出典:総務省「令和5年4月23日執行 統一地方選挙結果の概要(速報)」。2019年の数字は同じ資料の「前回投票率」の欄です。
この平均は、統一地方選挙の日に市長選があった市だけのものです。市長が任期の途中でやめた市などは選挙の日がずれていくので、全国のすべての市の平均ではありません。

昭和26年は9割だった
「市長選はもともと半分くらいしか行かないもの」と思われがちですが、実はそうではありません。統一地方選挙が始まったころは9割の人が投票していて、そこからほぼ下がり続けています。
| 年 | 市長選の平均投票率 |
|---|---|
| 1951年(昭和26年) | 90.01% |
| 1975年(昭和50年) | 76.90% |
| 1991年(平成3年) | 66.58% |
| 2003年(平成15年) | 57.00% |
| 2015年(平成27年) | 50.53% |
| 2019年(平成31年) | 47.50% |
| 2023年(令和5年) | 47.73% |
出典:総務省「地方選挙結果調(平成31年4月執行 統一地方選挙)」の投票率の年次別比較、2023年は上の速報。
2019年に初めて50%を切り、2023年もほぼ同じ水準でした。
県によって30ポイント以上ちがう
2023年の統一地方選挙で市長選があった県のなかで、平均の高い県と低い県です。
| 高い県 | 投票率 | 低い県 | 投票率 |
|---|---|---|---|
| 熊本県 | 67.78% | 山口県 | 34.11% |
| 青森県 | 67.36% | 三重県 | 37.62% |
| 山形県 | 63.34% | 神奈川県 | 41.14% |
| 秋田県 | 61.08% | 京都府 | 43.06% |
出典:総務省「統一地方選挙結果の概要(速報)」。その県でその日に市長選があった市(政令市を除く)だけの平均です。埼玉県は50.53%、東京都は48.35%、大阪府は48.70%でした。
同じ県でも、候補者が何人出たか、ほかの選挙と同じ日だったかで投票率は大きく動きます。
最近の市長選と比べる
| 市長選 | 投票日 | 投票率 |
|---|---|---|
| 神奈川県茅ヶ崎市 | 2026年11月1日 | 38.15% |
| 埼玉県三郷市 | 2026年11月1日 | 35.42% |
| 沖縄県那覇市 | 2026年10月25日 | 35.81% |
出典:各市の選挙管理委員会の確定値。どれも2023年の平均より10ポイントほど低い数字です。茅ヶ崎市長選の得票は茅ヶ崎市長選 結果、那覇市長選は那覇市長選 結果にまとめています。
読者
投票した人のうち、期日前投票の人はどれくらいいるの?
2023年の統一地方選挙の市長選では、投票した人の33.03%が期日前投票だったの。3人に1人ね。当日に行けなくても、告示の次の日から投票できるのよ。
期日前投票のしくみは期日前投票 とはにまとめています。
自分の市の投票率の調べ方
- 市の選挙管理委員会のサイトで、その選挙のページを開く
- 「投票速報」「投票結果」を見る。投票日の夜に、期日前投票を含めた確定の投票率が出る
- 前回と比べるときは「過去の選挙結果」のページを見る
- 統一地方選挙の日の選挙なら、総務省の「統一地方選挙結果の概要」で県ごとの平均と並べられる
当選者の得票が少ないと、ほかの候補者の供託金が没収されることがあります。線の引き方は供託金 没収、新しい市長がいつから仕事を始めるかは市長の任期 いつからにまとめました。
出典:総務省「令和5年4月23日執行 統一地方選挙結果の概要(速報)」「地方選挙結果調(平成31年4月執行 統一地方選挙)」、茅ヶ崎市・三郷市・那覇市の各選挙管理委員会の確定値(いずれも2026年11月1日に確認)。
Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する
災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。










コメント