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内申点 計算方法/中1から入る県と中3だけの県

🗨️「内申点の計算方法は都道府県でどう違いますか」

令和9年度の入学者選抜要綱で、大阪府は中3の評定を6倍・中1と中2を2倍して450点満点、東京都は中3の5教科を1倍・実技4教科を2倍して65点満点です。オール3は大阪で270点、東京で39点で、どの県でも満点の60%になります。

[暮らし] この記事の要点

発表日・更新日

2026年10月25日 発表

影響を受ける人
  • 公立高校を受ける中学生と保護者
  • 自分の内申点を計算したい人
  • 県外の高校を受ける・引っ越す予定の家庭

内申点の計算方法は、都道府県ごとに違います。同じオール3でも、大阪府は450点満点の270点、東京都は65点満点の39点です。ただ、全部の教科が同じ評定なら、どの県でも満点の60%になります。差が出るのは、どの学年を数えるかと、実技4教科を何倍するかです。

先に結論

  • ✓ 中3の成績だけで計算するのは東京・兵庫・愛知。大阪・埼玉・千葉・京都は中1から入る
  • ✓ 東京・兵庫・京都は実技4教科を重く数える
  • ✓ 内申と当日の点の比率は、大阪・愛知・神奈川などでは高校ごとに違う

都道府県別の計算式

2027年春の入試(令和9年度)の入学者選抜要綱から、公立高校の一般入試で使う調査書の点数(内申点)の式を並べました。兵庫県は令和9年度の要綱が見つからなかったため、令和8年度の要綱の式です。

都府県使う学年計算式満点
東京都中35教科×1、実技4教科×265点(式から計算)
神奈川県中2・中3中2の合計+中3の合計×2135点(式から計算)
大阪府中1〜中3中1・中2×2、中3×6450点
兵庫県中35教科の和×4、実技4教科の和×7.5250点
埼玉県中1〜中3学年の比率1:1:1〜1:1:3を高校が選ぶ135〜225点
千葉県中1〜中33学年の合計×K(原則1)135点×K(式から計算)
愛知県中39教科の合計×290点
京都府中1〜中33学年の合計、実技4教科×2195点(式から計算)

東京・神奈川・千葉・京都の満点は、要綱に書かれた式に評定5を当てはめて計算した値です。大阪・兵庫・愛知・埼玉は、要綱に満点の数字そのものが書かれています。

たとえば大阪府の令和9年度大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項は、一般入学者選抜について「第3学年の評定を6倍、第1、2学年の評定を2倍する。(450点満点)」と定めています。

大阪府の令和9年度入学者選抜実施要項の一般入学者選抜の総合点の算出
大阪府教育委員会「令和9年度大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項」58ページ(原本PDFを画像化)

ほかの都府県の原文は、東京都・神奈川県・兵庫県(令和8年度)・埼玉県・千葉県・愛知県・京都府の各要綱にあります。北海道は、道教委の令和9年度の要項がこの記事を書いた時点で見つからず、表に入れていません。

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目次

オール3・オール4の点数

表の式に、全部の教科が3の場合と4の場合を当てはめました。埼玉県は高校が比率を選ぶので、表から外しています(どの比率でもオール3は満点の60%です)。

都府県満点オール3オール4
東京都65点39点52点
神奈川県135点81点108点
大阪府450点270点360点
兵庫県250点150点200点
千葉県(K=1)135点81点108点
愛知県90点54点72点
京都府195点117点156点

検索で「内申点 270点」と調べる人がいるのは、大阪府のオール3がちょうど270点になるからだと思います。満点がこれだけ違うので、県をまたいで点数だけを比べても意味がありません。

差が出るのは、教科で評定が違う子です。5教科がオール3で、実技4教科がオール4の中学3年生で計算すると、東京都は65点中47点(72.3%)、兵庫県は250点中180点(72.0%)です。同じ成績でも、大阪府は450点中310点(68.9%)、愛知県は90点中62点(68.9%)にとどまります。実技を重く数える県ほど、実技が得意な子の割合が上がります。

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読者

じゃあ実技は、5教科よりがんばったほうがいいの?

おかあさん

東京や兵庫ならそうなるわね。でも大阪や愛知は全部の教科が同じ重さよ。まず住んでいる県の式を見て、どの教科が何倍かを確かめるのが先なの。

中1から入る県・中3だけの県

「内申は中3から本番」と思われがちですが、それは東京都・兵庫県・愛知県の話です。大阪府・埼玉県・千葉県・京都府は、中1の評定から合計に入ります。神奈川県は中2と中3で、中3を2倍します。

大阪府では、中1と中2の評定がそれぞれ90点分、中3が270点分です。中1・中2の分を合わせると、450点のうち4割になります。千葉県と京都府は3学年を同じ重さで足すので、中1の1年間が全体の3分の1を占めます。

埼玉県は、1年:2年:3年の比率を1:1:1・1:1:2・1:1:3の3つから高校が選びます。令和9年度の入学者選抜要領では、選んだ比率の点数をさらに200点・300点・400点のどれかに換算します。志望校がどの比率かは、各高校の選抜の実施内容で確かめます。

途中で転校した場合に、前の学校の評定がどう扱われるかは中学 転校 内申点/前の学校の評定で入る県にまとめました。

内申と当日点の比率

内申点を学力検査の点数とどう組み合わせるかも、県で違います。東京都は学力検査と調査書点を原則7:3で合わせます。令和9年度は、7:3と10:0の両方で計算して高いほうを使う方式を、新たに2校の普通科で始めます(都の発表)。

大阪府は、学力検査450点と内申点450点に、タイプⅠ(学力検査1.4倍・内申0.6倍)からタイプⅤ(その逆)までの倍率を高校ごとにかけます。愛知県は内申90点と学力検査110点を、方式Ⅰ〜Ⅴのどれかで組み合わせます。神奈川県は内申と学力検査の比率を高校ごとに決め、千葉県は内申の倍率Kを0.5〜2の間で高校ごとに決めます。兵庫県は、学力検査500点を半分にした250点と、内申250点を同じ重さで扱います。

欠席日数が調査書に書かれるかどうかも県で違い、高校入試 欠席日数/7都府県は調査書に載らないで調べています。英検などの資格で内申や当日点に加点がある県は英検 高校入試/大阪は2級から、東京は加点なしにあります。

よくある質問

Q. 内申点は何点満点ですか。
A. 都道府県で違います。令和9年度の要綱では、大阪府450点、愛知県90点、兵庫県(令和8年度)250点です。東京都は式に当てはめると65点満点になります。

Q. オール3だと内申点は何点ですか。
A. 大阪府は270点、東京都は39点、愛知県は54点です。どの県でも、全部の教科が3なら満点の60%になります。

Q. 内申点は中1の成績も入りますか。
A. 大阪府・埼玉県・千葉県・京都府は入ります。東京都・兵庫県・愛知県は中3だけ、神奈川県は中2と中3です。

Q. 実技4教科が2倍になるのはどの県ですか。
A. 東京都と京都府(前期選抜の共通枠)が2倍です。兵庫県は5教科の和を4倍、実技4教科の和を7.5倍します。

生活・仕事にどう効くか

  • 満点:大阪450点、兵庫250点、愛知90点、東京は式から65点。
  • 学年:東京・兵庫・愛知は中3だけ。大阪・埼玉・千葉・京都は中1から入る。
  • 実技:東京・京都は実技4教科を2倍、兵庫は実技の和を7.5倍。

結局どうすればよいか

  • 住んでいる都道府県の要綱で、使う学年と倍率を確かめる
  • 志望校の内申と学力検査の比率(タイプ・方式・K)を確かめる
  • 中1・中2の評定が入る県なら、中1から定期テストと提出物を意識する

公式出典

更新履歴

  • 2026年10月25日 初版を公開

※本記事は2026年10月25日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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