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商品登録 代行 相場/総額は単価で決まらない

商品登録代行の相場を料金ページで調べると、1商品100円、150円、200円といった単価が並んでいます。ただ、その公開料金のまま50商品に当てはめると、総額は5,000円から95,000円まで開きます。

この記事でわかること

  • ✓ 50商品の総額の開きは、ほとんどが単価の外の費用から来る。300商品未満の初期費用10,000円(税別)、最小ロット9.5万円(税別)
  • ✓ 料金例の前提は「エクセル等リストデータあり」「素材とマニュアルが揃っている場合の目安」。紙カタログ等の資料なら1アイテム240円〜(Excel・電子カタログなどのデジタルは190円〜)の料金表もある
  • ✓ 登録まで頼むと、店の管理画面に相手が入る。入れたくなければ、取り込みは自分でして表づくりだけ頼む形がある
目次

50商品を頼んだ総額の試算

「1商品200円なら、50商品で1万円」とは限りません。単価の近くに、商品数が少ない依頼にだけかかる費用が書かれていることがあるからです。

公開されている料金ページのうち、50商品の総額まで計算できた3社を並べました。ぽちみちBPO(ビーピーオー)はShopify(ショッピファイ)へ新規50商品を登録するモデルケースの記載値、ほかの2社は料金ページの単価と条件を50商品に当てはめた値です。

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見積りではなく、公開ページの数字を50商品に当てはめただけの機械的な試算です。登録する項目の数・画像の扱い・登録先は各社で違うため、どこが高い・安いの比較には使えません。
会社 50商品の試算 計算と前提(料金ページの記載)
ぽちみちBPO 5,000〜15,000円 1商品100〜300円×50(税別)。Shopifyへ新規50商品/商品情報・画像は提供あり/バリエーションは1商品あたり3〜5/登録項目のマニュアルあり。「いずれも素材とマニュアルが揃っている場合の目安」
商品登録代行ドットコム 20,000円 200円×50+初期費用10,000円(税別)。料金例は「エクセル等リストデータあり/画像加工なしの場合」。300商品未満の依頼は別途初期費用
スマートゲート 95,000円 150円×50=7,500円が最小ロット9.5万円(税別)に届かない。「4項目パック」=商品名・商品管理番号・サイズ・価格で150円〜/件。「9.5万円未満のご相談の場合は一律9.5万円(税別)のお見積り」
商品登録代行に50商品を頼んだときの総額の試算図
出典:各社の公開料金ページ(2026年10月24日確認)
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読者

単価が安いところに頼めば、総額も安くなるはず

おかあさん

50商品なら、単価の比較はあとです。先に、料金ページの単価の横や下にある「※」で始まる注記を読みます

3つの総額は、計算の形がそれぞれ違います。

1つ目は、単価×商品数がそのまま総額になる形です。ぽちみちBPOのモデルケースは、100〜300円の単価の幅が、そのまま5,000〜15,000円の総額の幅です。

2つ目は、単価×商品数に初期費用が足される形です。商品登録代行ドットコムは300商品未満の依頼に初期費用10,000円(税別)を別に置いているので、50商品なら単価の分が10,000円、初期費用が10,000円です。総額の半分が、商品数と関係なくかかる費用です。

3つ目は、最小ロットで総額が決まる形です。スマートゲートの単価は150円〜で、50商品なら7,500円の計算ですが、料金ページには「最小ロットは9.5万円(税別)」とあります。単価150円のまま計算すると、9.5万円を超えるのは634件目からです。それまでは、50件でも600件でも95,000円(税別)です。

50商品の依頼では、単価の差よりも、単価の外に書かれた条件のほうが総額を大きく動かします。

私は、初期費用や最小ロットを置く料金の組み方は、数百件をまとめて頼む依頼を基準にしたものだと見ています。初期費用がかからなくなる境目が300商品、最小ロットを超えるのが634件目だからです。

ココナラでも同じ語で探しました。2026年10月24日にログインせずに「商品登録 代行」で検索すると1,490件、先頭60件の価格の中央値は10,000円、幅は2,500円から330,000円でした。上と下で130倍以上違うので、ここでも1件ずつ条件を読むことになります。

資料が紙・PDFのときの単価

「PDFや紙の資料でも、料金表の単価で頼める」という読み方は、料金例の前提と合いません。表の前提の列にあるとおり、2社の料金例は「エクセル等リストデータあり」「素材とマニュアルが揃っている」状態から始まっています。

料金例の単価は、きれいな表がもう手元にある人の値段です。

仕入先から届いたのがPDFの価格表や紙のカタログなら、登録の前に、それを表にする工程が入ります。紙の資料について、この差を料金表に出している会社があります。商品登録センターはトップページで、各モール1アイテムの登録価格を、指示書・電子カタログ・Excelファイル・画像などのデジタルの資料なら190円〜、紙カタログ等のアナログの資料なら240円〜としています。下限どうしで比べて、資料の形だけで50円違います。

当方もココナラで資料を表にする仕事を受けていますが、手間を決めているのは行数ではありません。Excel・CSVで届いた資料は、100行でも500行でも並べ替える手間はほぼ同じです。時間がかかるのは、PDF・紙・画像を読んで手で打ち込む点数と、仕入先ごとに違う形式の対応づけです。私は、紙の資料で単価が上がる料金表は、この打ち込みの手間を値段に出したものだと見ています。

紙やPDFを自分でAIに読ませて表にする方法もありますが、読めなかった文字がもっともらしい別の値で埋まることがあります。

色・サイズ違いの数え方

「色違いもサイズ違いも同じ商品だから、1商品で数えてもらえる」かどうかは、会社によって違います。色やサイズの組み合わせ1つずつを在庫の単位としてSKU(エスケーユー)と呼び、料金表にはSKUの数で足す書き方もあります。

ぽちみちBPOのモデルケースは、バリエーションが1商品あたり3〜5ある前提で、50商品を5,000〜15,000円としています。商品登録センターは、1アイテムの単価に5SKUまでを含め、「5SKU以上 1SKUにつき10円~の追加料金」と書いています。

商品数と行数は、同じ数になりません。2026年8月に当方が受けた仕事では、32商品の資料から作った最初の納品が91行になりました。商品名の入った行が32、色・サイズなどの行が59です。取り込み先が指定した列は80列ありました。見積りを頼むときは、商品数と一緒に行数も伝えます。

登録先ごとに、色・サイズ違いを何行で書くかの決まりがあります。手元の商品が何行になるかの数え方は、別の記事にまとめました。

見積り前に確かめる5項目

  1. 自分の数を2つ数える。商品数と、色・サイズ違いを含めた行数です。登録先の取り込み用CSVの見本があれば、列の数も見ておきます
  2. 料金ページで「最低ロット」「最小ロット」「初期費用」の文字を探す。見つかったら、何商品未満で、いくらかかるかを書き出します。書いていなくても、単価ではなく「50商品で総額いくらか」で聞きます
  3. 手元の資料の形式を伝える。Excel・CSVか、PDFか、紙のカタログか、画像か。仕入先が複数なら、その社数と社ごとの形式も伝えます。料金例の前提とどれだけ離れているかが、ここで分かります
  4. 色・サイズ違いの数え方を聞く。1商品に何SKUまで含むのか、超えた分はいくらかです
  5. 管理画面に誰が入るかを決める。登録作業まで頼むなら、相手は店の管理画面に入って作業します。ログイン情報を渡すのか、渡さずに済む頼み方にするのかを、見積りの前に決めておきます
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見積りの依頼に書く項目の見本:登録先/商品数と、色・サイズ違いを含めた行数/資料の形式(Excel・CSV・PDF・紙・画像)と仕入先の数/画像の有無と、加工が要るか/「最低ロット・初期費用を含めた総額で」の一言

料金ページで最初に目に入る1商品150円や200円は、資料が表になっていて、件数がまとまっている依頼なら、そのとおりに計算が合う数字です。50商品で、資料がPDFや紙で来るなら、計算は単価の横の「※」で始まる注記から始まります。

表づくりだけ外注する

5つ目で「ログイン情報は渡したくない」となったら、頼む範囲を分ける手があります。管理画面への登録は自分でCSVを取り込み、その前の表づくりだけを外に出す形です。

商品登録の作業は3段に分けられます。仕入先の資料を読んで1枚の表にまとめる段、登録先の列の形に整えてCSVにする段、管理画面で取り込む段です。前の2段が済んでいれば、自分でやるのは取り込みと、取り込みで弾かれた行の手直しです。

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読者

登録まで頼むなら、管理画面のIDとパスワードを渡すのはしかたない

おかあさん

取り込みを自分でやるなら、渡すのは仕入先の資料と、取り込み用CSVの見本だけで済みます

自分で表にまとめる手順は商品マスター 作り方/バラバラの価格表をまとめるに書きました。仕入先が多い、資料がPDFや紙で来る、時間が取れないときは、表づくりの段だけを頼む方法があります。

当方のココナラの出品は、前の2段(資料を1枚の表にまとめる段と、CSVに整える段)だけを引き受けるものです。上の3社の試算とは仕事の範囲が違い、登録作業は含みません。基本料金は3,500円で、書類20枚、または商品50点までが目安です。資料の読みやすさ・必要な列・仕入先ごとの形式を確認して、総額を購入前に案内します。

納品物は、指定の列構成に整えたExcel(.xlsx)、文字コードを指定できるCSV、不足項目・判読できない値・資料間の食い違いをまとめた確認事項一覧の3つです。品番・JAN(ジャン)コード・価格は推測で埋めません。8月の仕事でも、販売価格は依頼する側が決める項目なので空欄で返し、読めない値は確認事項一覧に出しました。

やらないことも先に書きます。各モールの管理画面へのログインと商品登録、販売価格や税区分の判断、読めない値の推測です。CSVの取り込みは依頼する側の作業で、商品画像の収集・紐付けは基本料金に含みません(必要なら別に見積ります)。

最初は、個人情報や非公開の情報を伏せた資料の見本1枚から、見積りの相談ができます。

ココナラ出品『商品マスターをExcel・CSVで作成します』の画面
当方のココナラ出品ページ(2026年10月24日撮影)

ログインを渡さずに頼める範囲を見てみる ▶

管理画面のログイン情報は要りません

価格表を自分で1枚にまとめる手順を見てみる
色・サイズ違いでCSVが何行になるか見てみる

出典

各社の料金・条件は2026年10月24日に公開ページで確認した内容で、変わることがあります。50商品の試算は公開ページの数字を当てはめた計算で、各社の見積りではありません。ココナラの件数・価格は同日のログインなしの検索結果(先頭60件)で、出品の入れ替わりで変動します。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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