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御蔵島 大雨/島にアメダスはないのに110ミリ

目次

20キロ北では12.5ミリ、87キロ南では0ミリ

御蔵島の周りのアメダスが、同じ21日16時にいくつだったかを見ます。

観測所1時間降水量24時間降水量風速
三宅島(約27キロ北)12.5ミリ189.5ミリ15.2メートル
神津島(約54キロ北西)32.0ミリ274.0ミリ18.4メートル
新島(約61キロ北)40.5ミリ260.0ミリ15.9メートル
八丈島(約87キロ南)0.0ミリ33.5ミリ9.6メートル

八丈島は降っていません。三宅島は12.5ミリ。そのあいだの御蔵島だけが、直前の1時間で110ミリという解析値になっているという形です。

台風の雨雲は帯になって並ぶので、数十キロずれると量がまるで変わります。「隣の島は降っていないから大丈夫」は成り立ちません。

船も飛行機も止まっている島で、レベル4が出るということ

御蔵島は東海汽船の船と、ヘリコミューター(ヘリコプターの定期便)で本土とつながっています。この日は台風25号で船が全便欠航になっていました。

本土であれば「危ない地区から離れる」という選択ができますが、島では出るという選択肢が先に消えます。残るのは島の中で、土砂が来ない側へ動くことだけです。

だから島のレベル4は、本土のレベル4と同じ言葉でも、選べる手の数が違います。早い時間に動けたかどうかがそのまま結果になるということでもあります。

自分の家からいちばん近い雨量計は何キロ先か

ここからは島を離れて、住まいの話を1つ。

アメダスは全国1,286か所にあります。日本の面積で割ると、だいたい17キロに1つという密度です。つまりテレビで流れる「〇〇市で1時間50ミリ」は、その市のどこか1点の値であって、自分の家の値ではありません。

とくに次のような土地では、最寄りの観測所との差が出やすくなります。

  • 山と平地の境目にある(雨雲が山にぶつかって強まる側かどうかで変わる)
  • 市の端にあって、観測所が市の反対側にある
  • 島や半島で、そもそも観測所が海をはさんだ先にある

じゃあ何を見ればいいのかというと、雨量の数字ではなく自分の住所そのものの危なさです。浸水想定と土砂災害警戒区域は住所単位で公表されていて、雨が降っていない日でも確かめられます。

今日の110ミリのような数字は、降ってから出てきます。間に合わせるなら、先に地図のほうを見ておくしかありません。

いま分かっていること・分かっていないこと

21日16時の時点で確認できたのは、ここまでです。

  • 御蔵島村付近で、15時までの1時間に約110ミリ(解析値)
  • 御蔵島村の土砂災害の危険度はレベル4相当。期間は21日15時から22日0時まで
  • 大雨(浸水害)の危険度はレベル2相当

一方で、御蔵島村でけが人や住宅の被害が出たという発表は確認できていません。村が避難情報を出したかどうかも、16時の時点では確かめられませんでした。ここは分からないまま書いています。

生活・仕事にどう効くか

  • 今日の行動:御蔵島村のレベル4相当は「21日15時から22日0時まで」と気象庁のデータに期間が入っている。夜のあいだは続く前提で動く。
  • 数字の読み方:「約」と「付近」が付いた雨量は、地上の雨量計で測った値ではなく解析で割り出した値。同じ発表でも「〇〇で1時間に93ミリ」と観測点名が入るものとは出どころが違う。
  • 住まい探し:アメダスは全国1,286か所。自分の家のいちばん近くにある観測所が何キロ離れているかで、ニュースの雨量が自分の家の雨とどれだけ違うかが決まる。

結局どうすればよいか

  • 伊豆諸島南部にいるなら、村の避難情報と気象庁のキキクルを両方見る
  • 「約」「付近」が付いた雨量は解析値だと分かったうえで読む
  • 自分の家から最寄りのアメダスまでの距離を、一度だけ調べておく

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月21日 初版を公開

※本記事は2026年9月21日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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