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鹿児島 通行止め 屋久島の3本は220ミリで自動的に閉まる区間 ところが霧島の5本は、去年8月から393日開いていません

目次

尾之間は490.5ミリ。49年間の記録を100ミリ以上超えた

では、実際にどれくらい降ったのか。気象庁のアメダスが出している24時間降水量の速報値(9月5日17時50分現在)で、屋久島町の2地点はこうなっています。

地点5日の24時間降水量の最大これまでの1位統計開始
尾之間(おのあいだ)490.5mm(5時30分まで)386mm(1977年7月11日)1976年
屋久島429.5mm(5時10分まで)484.0mm(2023年8月9日)1976年

尾之間は観測史上1位を104.5ミリ上回りました。1976年からの49年間で最も多かった日を、100ミリ以上超えたことになります。屋久島のほうは通年の1位には届きませんでしたが、9月としては過去最多です(これまでは2001年9月2日の394ミリ)。

道路を閉める基準は220ミリでした。実際に降ったのは490.5ミリで、基準のおよそ2.2倍です。

393日開いていない霧島の5本は、3本が「迂回路 無」

ここからが、屋久島のニュースだけを見ていると出てこない話です。同じ一覧に「全車通行止・当分の間」で載っている区間は14件あり、そのうち5件が霧島市に集まっています。

閉まった日時路線場所原因迂回路
2025年8月8日 6時30分豊後迫隼人線霧島市隼人町松永崩土
2025年8月8日 9時00分隼人溝辺線霧島市隼人町湯田陥没
2025年8月8日 10時00分大川原小村線霧島市長谷崩土
2025年8月8日 13時30分大川原小村線霧島市国分川内崩土
2025年8月9日 14時00分豊後迫隼人線霧島市隼人町松永崩土

いちばん早い8月8日6時30分から数えると、9月5日で393日です。5件とも解除予定の欄は空欄ではなく、はっきり「当分の間」と書かれています。そして5件のうち3件は、迂回路の欄が「有」ではなく「無」でした。県の側も、代わりに通れる道を案内できていないという意味になります。

読者

1年以上そのままって、忘れられているんですか?

おかあさん

一覧の更新日時を見ると、そうではありません。たとえば隼人溝辺線は2025年8月10日15時37分に一度更新されています。放置ではなく、直す見通しが立たないので日付を入れられない、という状態だと読むのが自然です。

「当分の間」は災害だけではない。工事で1年以上閉まっている道もある

もうひとつ、一覧を最後まで見ないと分からないことがあります。「全車通行止・当分の間」の中には、災害ではなく工事の規制も混ざっています。

  • 湯之元佐目野線(薩摩川内市陽成町)… 2023年12月15日から。区分は工事規制
  • 栗野停車場えびの高原線(湧水町木場)… 2024年9月9日から。区分は工事規制
  • 国道270号(いちき串木野市大里)… 2024年11月18日から。備考に「河川改修に伴う薩摩渡瀬橋掛替えのため」

国道270号のように、備考へ理由が1行だけ書かれている区間もあります。橋の架け替えなら年単位になるのは当然で、「当分の間=壊れたまま」と読んでしまうと実態を取り違えます。区分の欄が災害規制なのか工事規制なのかを見るだけで、その道が今どういう状態にあるのかは大きく変わります。

もうひとつ、県内でいちばん古い規制は錦江町の神之川橋にある10t以上通行止めで、2009年10月9日8時30分から続いています。ただしこれは重量制限で、備考に「8t車以上通行止,路線バスと緊急車両除く」とあります。全車通行止めではないので、17件には入っていません。

生活・仕事にどう効くか

  • 屋久島の山へ行く:白谷雲水峡へ上がる県道と、ヤクスギランドへ続く県道、西部林道側の県道が全車通行止め。3本とも迂回路の欄は「無」。
  • 霧島市を車で走る:豊後迫隼人線の2区間と大川原小村線の1区間は、迂回路の欄が「無」のまま393日たっている。
  • 解除を待つ:屋久島の3本は雨量で閉まる区間なので、雨がやんで点検が済めば開く。霧島の5本は崩土・陥没で、解除予定は書かれていない。

結局どうすればよいか

  • 屋久島の山へ向かう前に、鹿児島県の道路規制情報でその日の3路線の状態を見る
  • 霧島市の隼人町松永・国分川内を通る予定なら、迂回路の欄が「無」であることを前提に別ルートを組む
  • 「当分の間」と書かれた区間は工事のものも混ざっているので、区分(災害規制か工事規制か)まで開いて確かめる

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月5日 初版を公開

※本記事は2026年9月5日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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