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家畜の伝染病 食べて大丈夫?/牛肉・豚肉・卵

牛や豚、鶏の伝染病が見つかったというニュースが出ると、「その県の牛肉や卵は食べても大丈夫?」と気になります。結論から言うと、ランピースキン病・豚熱(とんねつ)・鳥インフルエンザの3つは、どれも食べ物から人にうつる病気ではありません。

病気にかかった家畜の肉や乳、卵が、お店に並ぶこともありません。病気ごとに、国や県が何と言っているかをまとめました。

目次

3つの病気の早見表

病気 かかる動物 人にうつる? 食べ物について国・県の説明
ランピースキン病 牛・水牛 うつらない かかった牛の肉や乳は市場に出回らない。発生した農場でも、かかっていない牛の肉と生乳は安全
豚熱 豚・いのしし うつらない かかった豚の肉が市場に出回ることはない。仮に食べても人の体に影響はない
鳥インフルエンザ 鶏などの鳥 鶏肉・卵を食べてうつった例はない 発生した農場から出荷された鶏肉や卵を回収する必要はない

表の中身は、農林水産省と島根県のページに書かれていることです。出典は下にまとめています。

ランピースキン病と牛肉・牛乳

ランピースキン病は、ウイルスで牛や水牛の皮膚にこぶができたり、熱が出たりする病気です。主に蚊やサシバエなど、血を吸う虫が運びます。2026年11月には福岡県みやま市と鹿児島県日置(ひおき)市で見つかりました。日置市のニュースは日置市のランピースキン病の記事にまとめています。

農林水産省は、食べ物について次のように説明しています。

  • 人に感染することはない
  • かかった牛の肉や乳が、市場に出回ることはない
  • 発生した農場でも、かかっていない牛の肉や生乳は安全

さらに農林水産省は、「〇〇県産の牛乳乳製品は扱っていません」といった表示は不適切だとしています。発生した県の牛乳を、さけて買う理由はないということです。

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読者

近くの県で出たって聞いて、子どもに牛乳を飲ませていいか迷ったのよ。

おかあさん

大丈夫よ。人にはうつらないし、かかった牛のお乳はお店に出ないの。いつもどおり飲ませてあげてね。

下痢や吐き気が出たときに、家に置いておくもの

下痢や嘔吐で気をつけたいのが脱水です。症状を止めるものではなく、失った水分と塩分を補うためのものです。

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下痢や嘔吐が続くと、水分と塩分が一緒に失われます。経口補水液は、軽い脱水のときの水分と塩分の補給用です。水も飲めないほど吐く、血便が出るといったときは、飲んで様子を見るより受診が先です。

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豚熱と豚肉

豚熱は、豚といのししがかかる病気です。農林水産省は、消費者向けに次の3つをはっきり書いています。

  • 人に感染することはない
  • 仮に豚熱にかかった豚の肉や内臓を食べても、人の体に影響はない
  • 感染した豚の肉が、市場に出回ることはない

名前が似ている「アフリカ豚熱」は、豚熱とはまったく別の病気だと、農林水産省は説明しています。

鳥インフルエンザと卵・鶏肉

島根県のサイト「鶏肉・鶏卵の安全性について」。鳥インフルエンザは鶏肉や鶏卵を食べて人に感染した事例の報告はない、胃酸で不活化される・人の細胞の受容体が鳥と違う・加熱で死滅するため感染の可能性はないと考えられている、発生農場から出荷された鶏卵や鶏肉を回収する必要はない、と書かれている
鶏肉・鶏卵の安全性の説明(出典:島根県 薬事衛生課)

冬になると、鳥インフルエンザのニュースが増えます。島根県の薬事衛生課は、鶏肉や卵を食べて人にうつった例の報告はないとしています。理由として挙げているのは次の3つです。

  1. ウイルスは酸に弱く、胃酸で働かなくなる
  2. 人の細胞に入りこむための入り口が、鳥とは違う
  3. ふつうの加熱調理で、かんたんに死ぬ

発生した農場から出荷された卵や鶏肉も、食品衛生の面からは回収しなくてよいと書かれています。

ただし、これは鳥インフルエンザの話です。食中毒をふせぐために、鶏肉はしっかり加熱して食べます。生卵が心配な人や体調の悪い人は、中心が70℃になるまで加熱するとよいと、同じページにあります。

うわさで買い控えなくていい

3つの病気とも、国や県の説明は「人にはうつらない」「かかった家畜の肉や乳は出回らない」でそろっています。ニュースで県の名前が出ても、その県の牛肉や牛乳、豚肉、卵を買い控える必要はありません。

気をつけたいのは、家畜の病気よりも、ふだんの食中毒です。冷蔵庫の温度の目安は冷蔵庫の温度の記事に、海外から肉製品を持ちこむ話は口蹄疫ウイルスの記事にまとめています。

出典:農林水産省「ランピースキン病に関する情報」「豚熱について」、島根県 薬事衛生課「鶏肉・鶏卵の安全性について」(いずれも2026年11月5日に確認)。

アイキャッチ写真の出典

焼いた和牛の料理(イメージ)。撮影 T.Tseng(ツェン)/クリエイティブ・コモンズ 表示 2.0(ウィキメディア・コモンズ)。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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