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IDCFクラウド 不正アクセス/調査結果

IDCF(アイディーシーエフ)クラウドの攻撃を受けた495の企業・自治体について、206の顧客のバックアップを取り出せるとIDC(アイディーシー)フロンティアが公表しました。10月27日に調査は完了しましたが、クラウドポータルの全面再開日が決まったという発表ではありません。

[IT・ネット] この記事の要点

発表日・更新日

2026年10月27日 発表 (2026年10月28日 更新)

影響を受ける人
  • IDCFクラウドの東日本リージョン1の被害ゾーンを利用していた事業者・自治体
  • ポータルの登録情報に不正な照会を受けた顧客
目次

第7報の確認結果

項目10月27日の第7報
攻撃の影響を受けた顧客495の企業・自治体
バックアップを取り出せる顧客206。第5報の194から増加
ポータル登録情報への不正照会最大71社
個人名などを含む登録情報最大31社、31件
不正変更されたログインパスワード最大4件。リセット済み

第7報は、10月7日午前3時40分ごろに起きた障害の調査結果です。外部のセキュリティ専門企業とログや不正なプログラムを調べ、クラウドポータルの認証システムで使う公開型ソフトウェアの脆弱性が侵入に悪用されたと説明しています。

IDCフロンティアの不正アクセス調査結果の公式発表冒頭
公式発表の実画面
画像の出典公式原文(2026年10月28日撮影)

攻撃者は認証システムへ侵入したあと、管理コンソールを経て仮想化基盤の管理者権限を取得し、顧客の仮想サーバーを止め、サーバー自体を暗号化したとされています。対象は東日本リージョン1のテスラ、ヘンリー、パスカル、ジュールの4ゾーンです。

流出と不正照会の違い

同社は、顧客の仮想サーバー内のデータについて、外部への流出はなかったと説明しています。持ち出しの痕跡や裏付けとなる事実が見つからず、被害を受けていないゾーンや別リージョンにも調査を行ったとしています。これは、ポータルの登録情報に不正照会がなかったという意味ではありません。

登録情報では、第5報で48社としていた対象を、調査の継続によって最大71社と確認しました。このうち個人名や個人名を含む可能性のあるメールアドレスなどが最大31社、31件含まれます。照会された情報について外部持ち出しの痕跡は確認されていないものの、最大4件のパスワードの不正変更は確認し、対象者に個別連絡しています。

復旧支援の対象

被害を受けた495の顧客は、従来環境での復旧が困難な見通しとされています。そのうち、ある時点のデータ状態を残すスナップショット機能などの調査から、206の顧客のバックアップを取り出せると判明しました。全495顧客のデータが復元可能になったという数字ではありません。

バックアップの引渡しは10月17日から始まっており、同社はソフトバンクと連携して、代替環境への移行とデータ取り出しを支援する方針です。利用企業の担当者は、自社が取り出し対象に含まれるか、必要な操作をどちらが行うかを個別窓口で照合することになります。

\\公表内容と追加のお知らせを確認できます//

第7報の復旧支援と窓口を確認する ›

ポータル再開の段階

「調査が終われば全部戻る」というわけではありません。調査結果を受けた対策と、停止している機能を再び利用できる状態に戻す工程が残っています。

段階対応
第1段階・実施中起動・停止、セキュリティや通信の設定など主要機能を会社が代行
第2段階サーバー作成・削除などを含む全機能を会社が代行
第3段階利用者自身が全機能を操作できるポータルを再開

攻撃を受けた一部以外の仮想サーバーは稼働中ですが、クラウドポータルは外部から遮断したままです。新しい環境への再構築、認証基盤の刷新、多要素認証の必須化などを実施し、安全性を確認してから再開する説明です。第7報に全面再開の日付は示されていません。

同社の鈴木勝久社長は、利用企業だけでなく、その先の顧客の事業活動にも影響する重大な事態と受け止め、復旧支援を続けるとしています。なお、旧ホワイトクラウドのタイプエスとプライベートクラウドは今回の対象外です。契約名と被害ゾーンを照合し、調査完了と自社システムの復旧完了を分けて確認してください。

結局どうすればよいか

  • 仮想サーバーの復旧とポータル再開の案内を分けて確認する
  • バックアップの取り出しと代替環境への移行は個別窓口で照合する

公式出典

更新履歴

  • 2026年10月28日 一次資料と検索需要を確認して初版作成

※本記事は2026年10月28日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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