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土砂が入った高速はいつ開く? 千葉で「午前中」が付いた5区間と、時間すら出なかった2区間の差

🗨️「千葉の高速道路の通行止め、朝には開きますか?」

5区間は14日午前中に開く見込みです。ただし千葉東金道路の全線と圏央道内回りの松尾横芝IC→茂原長南ICの2区間は、8月14日6時の時点で見込みが立っていません。

[交通] この記事の要点

何が起きたか

NEXCO東日本関東支社が2026年8月14日6時00分に「大雨による通行止めのお知らせ(第6報)」を発表した。13日23時10分の第4報では千葉県内の通行止めが13行に分けて記載され、そのすべてが「解除見込 未定」だったが、第6報では同じ範囲が7行にまとめられ、うち5行に「14日(金)午前中」の解除見込みが付いた。未定のまま残ったのはE82千葉東金道路の千葉東JCT〜東金JCTと、C4圏央道内回りの松尾横芝IC〜茂原長南ICの2区間で、この2路線についてはNEXCO東日本が被災状況の写真をあわせて公表している。同社関東支社は公式Xでも「通行止め区間内では、各所で土砂災害が発生している」と説明している。

発表日・更新日

2026年8月14日 発表

影響を受ける人
  • 8月14日に車で千葉県内を移動する人
  • 成田空港から飛行機に乗る予定の人
  • 九十九里・房総・木更津方面へ帰省する人
  • 千葉県内を通る鉄道でお盆の移動を予定していた人

先に結論

  • 大雨の通行止めには2種類あります。雨の量で止めた道は、雨がやめば開きます。本線に土砂が入った道は、雨と関係なく開きません
  • 8月14日6時の発表で「14日午前中」の解除見込みが付いたのは5区間。時間が入らなかったのは千葉東金道路の全線と、圏央道内回りの松尾横芝IC〜茂原長南ICの2区間です
  • この2区間は、NEXCO東日本が被災状況の写真を公表した2路線と一致します
  • ただし「未定」は「何日もかかる」という意味ではありません。同じ圏央道の内回りが、6月21日には7時間半で開いています

「千葉東金道路は土砂流入?」。8月14日の朝、Xにはこう書いている人がいました(Yahoo!リアルタイム検索で確認)。答えを持っている人はまだ少なかったのですが、この疑いは方向として当たっています。

雨はもう弱まっているのに、開く道と、開く時間すら言えない道に割れました。分かれ目は雨量ではありません。

目次

8月14日6時の発表で何が変わったか

NEXCO東日本関東支社は8月14日6時00分に「大雨による通行止めのお知らせ(第6報)」を出しました。前日23時10分の第4報と並べると、変わった点がはっきりします。

第4報では千葉県内の通行止めが13行に分けて書かれ、その全部に「解除見込 未定」と入っていました。約7時間後の第6報では同じ範囲が7行にまとめられ、そのうち5行に「14日(金)午前中」という時間が入りました。時間が入らないまま残ったのは2区間です。

道路名区間8月14日6時時点
E82 千葉東金道路(上下)千葉東JCT〜東金JCT未定
C4 圏央道(内回り)松尾横芝IC〜茂原長南IC未定
E51 東関東自動車道(上下)千葉北IC〜佐倉IC14日午前中
E14 京葉道路・館山自動車道(上下)穴川IC〜君津IC14日午前中
E14 館山自動車道 木更津南支線(上下)木更津南JCT〜木更津南IC14日午前中
CA 東京湾アクアライン連絡道(上下)袖ヶ浦IC〜木更津JCT14日午前中
C4 圏央道(外回り)茂原長南IC〜木更津JCT14日午前中

NEXCO東日本 関東支社「大雨による通行止めのお知らせ(第6報)」(2026年8月14日6時00分発表)より作成。

止まっているのは「1区間」ではありません

千葉東金道路は、千葉東JCTから東金JCTまでの全線が上下とも止まっています。第4報によれば、千葉東JCT〜高田ICで通行止めが始まったのは13日19時01分。6時の発表時点で11時間を超えました。

圏央道は向きで扱いが分かれました。内回りの松尾横芝IC〜茂原長南ICは未定、外回りの茂原長南IC〜木更津JCTには午前中の見込みが付いています。千葉県の資料では、松尾横芝IC〜東金JCTが15.7km、東金JCT〜茂原長南ICが21.6km。未定の内回り区間は合計37.3kmで、東金JCTをその内側に含んでいます。

つまり、千葉東金道路と圏央道内回りは東金JCTでつながったまま、両方が閉じています。東金・九十九里方面へ高速で入る経路が、まとめて消えている状態です。1か所だけ迂回すれば済む形ではありません。

雨で止めた道と、土砂で止まった道は別物です

NEXCO東日本関東支社は13日、公式Xで「通行止め区間内では、各所で土砂災害が発生していることから、通行止め解除見込みについては改めてお知らせします」と書いています。翌14日には「一部区間については、本日午前中を目途に解除する見込みです」と続けました。運営者自身が、見込みを出せる区間と出せない区間に割れたと説明しています。

第6報の1ページ目には、通行止めの表と並べて写真が2枚載っています。「千葉東金道路の被災状況」と説明されたほうは、本線の車線が端から端まで土砂に覆われ、路面が見えなくなっています。「首都圏中央連絡自動車道の被災状況」と説明されたほうは、道路脇の斜面が崩れて防護柵が引きちぎられたように垂れ下がり、崩れた土と草木が本線をふさいでいます。

雨の量で止めた道は、基準値を下回れば開きます。土砂が入った道は、取り除いて、斜面がもう動かないと確かめるまで開けられません。同じ「通行止め」でも、待てば開くものと、待っても開かないものがあります。

降り方の記録とも重なります。気象庁は13日夜、千葉市付近・茂原市付近・大網白里市付近で1時間におよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられると発表しました(NHK報道による)。千葉東金道路は千葉市から東金市へ抜ける道、圏央道の未定区間は第6報の別図にあるとおり山武成東IC・東金JCT・茂原北ICを挟む区間で、大網白里市と茂原市のそばを通ります。

私はこう見ています

発表の表に並ぶ「未定」の2文字は、中身が2種類あると考えます。雨が強くて止めている未定と、道が壊れていて開けられない未定です。第4報では13行すべてが未定でしたが、7時間で5区間に時間が入り、残った2区間はNEXCO東日本が被災写真を公表した2路線と一致しました。見分ける手がかりは、発表に写真が付いているか、公式が「土砂」と書いているかです。この読み方は、次に別の大雨が来たときにも使えます。

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帰省先や実家の住所でも調べられます。

「未定」は「何日もかかる」という意味ではありません

土砂と聞くと復旧に何日もかかると身構えますが、そう決まってはいません。同じ圏央道の内回りでは、2026年6月21日7時30分に大雨の土砂災害で市原鶴舞IC→茂原長南ICが通行止めになり、復旧と清掃が終わった同日15時00分に解除されています。7時間半です。

逆に、崩れ方が大きければ数か月かかることもあります。だから発表に時間が入らないのは、長くかかると決まったからではなく、土砂の量と斜面の状態を見るまで所要時間を計算できないからだと読むほうが実態に近いはずです。「未定」は「長い」ではなく「まだ測れていない」です。

鉄道はいつ動くか

道路が開いても鉄道が動くとは限りません。JR東日本の運行情報(8月14日7時55分現在)では、千葉県内の各線が次のように案内されています。

路線区間運転再開の見込み
内房線千葉〜安房鴨川千葉〜君津は昼頃/君津〜安房鴨川は夕方頃
外房線千葉〜安房鴨川千葉〜誉田は昼頃(誉田より先は示されていない)
総武本線千葉〜成東千葉〜四街道は昼頃/四街道〜成東は夕方頃
東金線大網〜成東夕方頃
久留里線木更津〜上総亀山終日運転取りやめ

成田線は8月14日7時00分現在、成田空港駅で入場規制が行われています。特急は、内房線「さざなみ」・外房線「わかしお」・総武本線「しおさい」が終日運転取りやめ、成田エクスプレスは始発から15時ごろまで運転取りやめとJR東日本が発表したと報じられています。お盆に成田空港から飛ぶ予定なら、車と鉄道の両方が細っている前提で家を出る時刻を決めてください。

出発前に見る場所

第6報には「通行止め解除見込みは下表のとおりですが、雨が収束した後に改めてお知らせします」と書かれています。6時発表の内容が昼まで有効という意味ではありません。続報はNEXCO東日本の公式サイトのほか、道路防災情報の公式X(@e_nexco_bousai)と関東の公式X(@e_nexco_kanto)でも流れます。鉄道はJR東日本の運行情報を路線ごとに見てください。

なお、この大雨では千葉県内で亡くなった方が出ています(8月14日朝時点・報道による。人数は更新されているため最新は報道で確認してください)。道路と鉄道の情報は動くための材料ですが、警報が続いている間は、動かないという選択も並べて考えてください。

生活・仕事にどう効くか

  • 車で千葉市から東金・九十九里へ向かう:千葉東金道路は千葉東JCT〜東金JCTの全線が上下とも通行止めで、14日6時の時点で解除の見込み時間が示されていません。13日19時1分に千葉東JCT〜高田ICで始まった通行止めは、この時点で11時間を超えています。
  • 成田空港へ向かう:東関東自動車道の千葉北IC〜佐倉ICは14日午前中に開く見込みです。鉄道は成田線の成田空港駅で14日7時00分時点の入場規制が実施され、成田エクスプレスは始発から15時ごろまで運転を取りやめるとJR東日本が発表しています。
  • 圏央道で成田方面から房総へ南下する:内回りの松尾横芝IC〜茂原長南ICは未定、外回りの茂原長南IC〜木更津JCTは午前中の見込みです。同じ圏央道でも向きによって扱いが違います。

結局どうすればよいか

  • 出発前にNEXCO東日本の続報を見る。第6報には「雨が収束した後に改めてお知らせします」と書かれているので、6時発表の内容がそのまま昼まで続くとは限らない
  • 千葉東金道路と圏央道内回り(松尾横芝→茂原長南)を通る予定なら、開く前提で家を出ない。この2区間だけは解除見込み時間そのものが示されていない
  • 鉄道に切り替えるなら、路線ごとに再開見込みが違うことを先に確認する。内房線は千葉〜君津が昼頃・君津〜安房鴨川が夕方頃、外房線は千葉〜誉田が昼頃で誉田より先の見込みは示されていない
  • 現地に着いてから判断せず、道路と鉄道の両方が動いていない前提で予定そのものをずらすかどうかを決める

あわせて読む・調べる

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自分の場合を調べる(無料ツール)

公式出典

更新履歴

  • 2026年8月14日 初版を公開(NEXCO東日本 第6報・8月14日6時00分発表時点の内容)

※本記事は2026年8月14日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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