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プレート境界地震/プレート内地震

プレート境界地震とプレート内地震の震源位置を表すアイキャッチ画像

プレート境界地震とプレート内地震の違いは、地下のどこがずれたかです。2枚のプレートが接する面で起きるのがプレート境界地震、1枚のプレート自体の内部で起きるのがプレート内地震です。

日本のプレート内地震は、沈み込む海洋プレートの内部と、陸側プレートの浅い地殻に分けると理解しやすくなります。境界から離れて見える場所でも地震は起きます。

この記事でわかること

  •  プレート境界地震は2枚が接する面、プレート内地震は1枚の板の内部
  •  プレート内は「沈み込む海洋プレート内」と「陸側の浅い地殻内」に分かれる
  •  海溝型にはプレート間とスラブ内を含む用法があり、完全な同義語ではない
目次

違いは「どこがずれたか」

地震は地下の岩盤が急にずれる現象です。プレートが動くことで岩盤に力が加わり、耐えられなくなった断層面がずれると地震波が発生します。

プレート境界地震、沈み込むプレート内地震、陸側浅部の地震を比較した図
気象庁「地震発生のしくみ」をもとに作成
分類 ずれる場所 代表例
プレート境界地震 海側と陸側の接触面 2011年東北地方太平洋沖地震
沈み込むプレート内地震 海洋プレート自体 1933年昭和三陸、1993年釧路沖
陸側プレート浅部 活断層など浅い地殻 1995年兵庫県南部、2016年熊本

同じ場所の地震を資料によって「プレート間」「プレート境界型」と表すことがあります。名称が違っても、二つの板が接する境界面で起きたという点を読めれば混乱しません。

揺れた瞬間に、部屋の中で起きることを減らすもの

地震のけがの3〜5割は、屋内の家具類の転倒・落下・移動によるものです(東京消防庁)。壁にネジを打てない部屋でもできる手から並べます。

平安伸銅工業 家具転倒防止突っ張り棒 REQ-35(取付高さ35〜50cm)

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東京消防庁の実験では、L型金具で壁に直接ネジ止めするのが最も効果が高いとされています。賃貸で壁に穴を開けられない部屋での代わりがこれです。家具の両端の側板部を、できるだけ奥で突っ張ります。天井側にも強度が要ります。

平安伸銅工業 家具転倒防止マット UEQ-303(30cm×3枚・突っ張り棒との併用向け)

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突っ張り棒だけだと効きが落ちます。同じ資料が、ポール式にはストッパー式や粘着マット式の併用をすすめています。マット単独でも効果は小さいので、上の棒と2つで1組と考えてください。

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お湯でも水でも作れて、袋のままおにぎりの形になります。断水すると鍋も食器も洗えません。洗い物の出ない形を先に入れておくと、水の減り方が変わります。

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プレート境界地震の仕組み

日本の太平洋側では、太平洋プレートやフィリピン海プレートが陸側プレートの下へ沈み込みます。境界の一部が強く固着すると、海側の板が陸側を引きずり、変形が蓄積します。

固着していた面が耐えられなくなって急にずれると、プレート境界地震になります。断層面が広く動けばM8〜9級に達する場合があり、海底が大きく上下すれば津波を起こします。

気象庁は、南海地震、東南海地震、2003年十勝沖地震、2011年東北地方太平洋沖地震を例に挙げています。南海トラフ地震も、フィリピン海プレートと陸側プレートの境界で起きる想定です。

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海に震央があるだけではプレート境界地震と断定できません。沈み込む海洋プレート内部が割れた地震も海域で起きます。

沈み込むプレート内地震とは

海洋プレートは沈み込む途中で曲げられ、内部に引っ張る力や押す力が加わります。その板自体が破壊されるのが海洋プレート内地震です。沈み込んだ板をスラブと呼ぶため、スラブ内地震ともいいます。

深い震源でも強い揺れになることがあります。気象庁は、1933年昭和三陸地震、1993年釧路沖地震、1994年北海道東方沖地震を沈み込むプレート内の例に挙げています。

沈み込み帯の境界面、沈み込む板内部、陸側浅部の震源位置
気象庁・地震本部の分類をもとに模式化

震央が海溝から陸側に離れていても、地下には海洋プレートが斜めに沈み込んでいます。平面地図の位置だけでは、どの板が割れたか判断できません。

アウターライズ地震もプレート内

海洋プレートが海溝へ沈み込む手前では、板が下向きに曲げられます。この外側隆起帯付近で、引っ張る力による正断層型の地震が起きることがあり、アウターライズ地震と呼ばれます。

1933年昭和三陸地震が代表例です。プレート境界ではなく海洋プレート内部の地震ですが、海底が変動すれば津波を起こすことがあります。「プレート内なら津波はない」とは言えません。

陸側プレートの浅い地震

陸側プレート内部にも、プレート運動の力が伝わります。浅い地殻の弱い面や活断層が急にずれると、内陸地殻内地震が起きます。1995年兵庫県南部地震、2004年新潟県中越地震、2008年岩手・宮城内陸地震、2016年熊本地震が例です。

プレート境界地震より規模が小さいことが多くても、震源が浅く生活圏に近いため、局地的に非常に強い揺れと大きな建物被害をもたらします。境界線から離れた内陸だから安全という意味ではありません。

海溝型・直下型との違い

「海溝型地震」は海溝沿いで起きる地震を広くまとめる言葉です。地震本部は、その中にプレート間地震と海洋プレート内部のスラブ内地震を含めています。したがって、海溝型とプレート境界型を常に一対一の同義語にすると、スラブ内地震を見落とします。

「直下型地震」は、都市などの直下や近くで起きる浅い地震を日常的に説明する表現です。どのプレートのどの断層がずれたかを示す厳密な同じ階層の分類ではありません。

地震ニュースのプレート境界型、スラブ内、内陸地殻内、海溝型の読み分け
地震本部「海溝型地震」と気象庁の分類をもとに整理

東日本大震災と南海トラフの分類

2011年東北地方太平洋沖地震は、日本海溝沿いで太平洋プレートと陸側プレートの境界が広くずれたプレート境界地震です。広い海底変動によって巨大な津波が発生しました。

想定される南海トラフ地震も、フィリピン海プレートと陸側プレートの境界がずれるプレート境界地震です。ただし、過去の一つの地震と次の地震が同じ範囲・規模で起きると決めつけることはできません。

地震情報で確認する5項目

確認項目 読み方
震源 緯度経度と深さ。震央だけで分類しない
発震機構 逆断層・正断層・横ずれと、プレート配置
断層面 どの面がどこまでずれたか
津波情報 地震タイプから自己判断せず気象庁情報を見る
自宅条件 地盤、建物、家具、津波避難経路

タイプ名は広域の仕組みを理解する入口です。実際の被害は、震源距離、深さ、揺れの周期、表層地盤、建物の構造や年代で変わります。

発生直後の速報では、震源や規模が後から更新され、地震タイプの詳しい解析がまだ公表されていない場合があります。最初の短い見出しだけで「境界型」「直下型」と決めず、気象庁の更新情報と、地震調査委員会などの評価が出た段階で読み直します。

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揺れ・地盤・活断層・津波などを同じ住所で確認できます

よくある質問

プレート内地震は境界から遠い場所でも起きますか?

起きます。中国内陸部などプレート内部で起きる地震があり、日本でも陸側プレート浅部の活断層地震があります。また、沈み込む海洋プレートは陸の地下まで延びています。

プレート内地震は規模が小さいですか?

一律には言えません。陸域浅部は境界地震より小規模なことが多い一方、居住域に近く大被害になることがあります。海洋プレート内では大きな地震や津波も起こり得ます。

海溝型地震とプレート境界地震は同じですか?

重なる部分はありますが完全な同義ではありません。地震本部は、海溝型地震にプレート間地震とスラブ内地震を含めています。

公式出典

※2026年9月14日確認。地震タイプは気象庁と地震本部の一般向け分類に沿って記載しています。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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