🗨️「日南の通行止めは、もう解除されたの?」
海沿いは開きました。国道220号の宮浦〜風田と、東九州自動車道の清武南インターチェンジ〜日南東郷インターチェンジは、9月5日8時10分にそろって解除されています。ただし山を越えて日南へ入る道は別で、県道340号 大戸野清武線は2025年1月17日から通行止めのままです。
[交通] この記事の要点
2026年9月5日 発表
- 日南市・串間市へ車で行く人、帰る人
- 宮崎市から日南海岸を通って通勤・通学している人
- 鵜戸神宮や日南海岸へ観光で向かう予定の人
- 日南・串間へ荷物を運ぶ運送・配送の仕事をしている人
5日昼の時点で、日南のどこが開いてどこが閉まっているか
9月5日12時30分時点の状況を、道路の管理者ごとに並べます。海沿いと山越えで結論が正反対に分かれます。
| 路線 | 区間 | 状態 | 期間 |
|---|---|---|---|
| 国道220号 | 日南市宮浦〜風田 | 解除 | 5日0時20分〜8時10分 |
| 東九州自動車道 | 清武南インターチェンジ〜日南東郷インターチェンジ | 解除 | 5日8時10分に解除 |
| 主要地方道27号 宮崎北郷線 | 宮崎市大字鏡洲〜日南市北郷町 | 通行止(予防) | 2026/09/04〜2026/09/05 |
| 一般県道340号 大戸野清武線 | 宮崎市清武町大字今泉石坂〜日南市北郷町大字北河内大戸野 | 通行止(路肩決壊) | 2025/01/17〜当分の間 |
| 一般県道441号 一氏西方線 | 串間市大字一氏 | 通行止(改良工事) | 2026/08/01〜2026/11/30 |
| 主要地方道28号 日南高岡線 | 日南市北郷町大字北河内 | 片側交互通行=通れる | 2026/01/05〜2026/12/28 |
| 国道222号 | 日南市大字酒谷甲 | 片側交互通行=通れる | 2026/07/15〜2026/09/29 |
県が管理する道路のうち、日南市・北郷町・南郷町・串間市に関わるものは13件が登録されています。そのうち「通行止」と書かれているのは3件で、残りの10件は片側交互通行・大型車制限・大型車通行不可です。つまり日南と串間の県道は、大半が「通れる」状態のままです。
解除の発表が出たのに、まだ閉まっている道があるんですか?
発表したのが別の役所だからです。国道220号と東九州自動車道は国土交通省、県道は宮崎県です。片方の解除は、もう片方の解除ではありません。
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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国道220号と東九州道は、1枚の紙で一緒に開いた
宮崎河川国道事務所が5日に出した記者発表の見出しは「E78東九州自動車道(清武南IC~日南東郷IC間)及び 国道220号(日南市宮浦~風田)の通行規制解除について」でした。高速と一般国道が、1本の発表にまとめられています。
ここが読者にとって効く点です。「一般道が止まるなら高速で回ればいい」は、日南海岸では成立しません。国道220号の宮浦〜風田と、東九州自動車道の清武南インターチェンジ〜日南東郷インターチェンジは同じ雨で一緒に止まり、同じ時刻に一緒に開いたからです。4日には東九州自動車道の分だけでも「事前予告」と「事前通行規制」の2本の発表が出ていて、区間の長さは清武南インターチェンジ〜日南東郷インターチェンジで約25.0キロあります。
実際、この日の宮崎では0時20分から8時10分まで、南へ抜ける2本が同時に閉じていました。8時間近く、海沿いから日南へ入る手段が事実上なくなっていたことになります。
4日の予告に入っていた「小内海〜伊比井」の名前が、実施の発表にない
宮崎河川国道事務所の新着情報を4日から5日まで並べると、区間名の書かれ方が途中で変わっています。
- 9月4日「国道220号『宮崎市小内海~日南市伊比井』・『日南市宮浦~風田』 の全面通行止めについて(事前予告)」=2区間
- 9月5日「国道220号(日南市宮浦~風田)の 事前通行規制(全面通行止め)について」=1区間
- 9月5日「E78東九州自動車道(清武南IC~日南東郷IC間)及び 国道220号(日南市宮浦~風田)の通行規制解除について」=1区間
4日の予告では2区間が並んでいたのに、実際に規制を始めたと知らせる5日の発表にも、解除を知らせる5日の発表にも、宮崎市小内海〜日南市伊比井という名前は出てきません。
山を越えて日南へ入る道は、去年から閉まったまま
海沿いが開いた一方で、宮崎市側から山を越えて日南市北郷町へ抜ける道は状況が違います。
宮崎県道路規制情報に登録されているのは、一般県道340号 大戸野清武線の宮崎市清武町大字今泉石坂〜日南市北郷町大字北河内大戸野で、規制内容は通行止、原因は路肩決壊、期間は2025年1月17日から当分の間です。1年8か月近く閉じたままということになります。もう1本、主要地方道27号 宮崎北郷線の宮崎市大字鏡洲〜日南市北郷町も9月4日から通行止めですが、こちらは原因が「予防」で、登録されている期間は9月5日までです。
迂回に使える道もあります。主要地方道28号 日南高岡線の日南市北郷町大字北河内は改良工事のため2026年12月28日まで規制がかかっていますが、内容は片側交互通行で、通行そのものは止まっていません。主要地方道33号 都城北郷線の同じ北河内は、鋒野橋(ほこのばし)に変状が確認されたとして2023年9月6日から片側交互通行が続いており、2025年9月4日からは特殊車両通行不可も重なっています。
次に閉まる条件は170ミリ。台風24号は9日に戻る予想
国道220号の事前通行規制は、宮崎市折生迫〜日南市風田の15.7キロが対象です。宮崎河川国道事務所が公表している規制雨量は170ミリで、この数字に達する見込みになると全面通行止めが実施されます。連続雨量の基準としては全国的にも低い部類で、日南海岸が斜面と海に挟まれた地形であることの裏返しです。
そして今回の雨をもたらした台風24号は、まだ終わっていません。気象庁の進路予想では、いったん南へ離れたあと9日ごろに宮崎の東へ戻る形が出ています。5日に開いた道が、同じ週のうちにもう一度同じ基準で閉じる可能性があるということです。
9月4日の時点では、宮崎県内の通行止めは43か所にのぼり、そのうち19か所は9月に入る前から閉まったままでした。今回の雨で増えた分は解除が進んでいますが、もともと閉まっていた分は、雨が上がっても開きません。日南へ向かう前に見るべきなのは「今日の雨」ではなく、その道が去年から閉まっている道かどうかです。
関連記事:国道220号 通行止め 日南海岸の規制雨量は170ミリ、宮崎の予想は72時間で1000ミリです/宮崎 通行止め 県内43か所のうち19か所は9月に入る前から閉まったままです
生活・仕事にどう効くか
- 5日の移動:海沿いのルートは国道220号も東九州自動車道も8時10分に開いた。0時20分から8時10分までの約8時間は、両方が同時に閉まっていた。
- 山越えのルート:宮崎市清武町と日南市北郷町を結ぶ県道340号 大戸野清武線は、路肩決壊のため2025年1月17日から通行止めが続いている。9月5日12時30分時点でも解除されていない。
- 次に閉まるとき:国道220号の事前通行規制は宮崎市折生迫〜日南市風田の15.7キロが対象で、規制雨量は170ミリ。台風24号は9日ごろに宮崎の東へ戻る予想が出ている。
結局どうすればよいか
- 海沿いを走る前に、国土交通省 宮崎河川国道事務所の新着情報で解除の記者発表が出ているかを確かめる
- 山を越えて北郷へ入るつもりなら、宮崎県道路規制情報で県道340号と主要地方道27号の状態を先に見る
- 9日ごろに台風24号が戻る予想が出ているので、規制雨量170ミリという数字を頭に入れて予定を組む
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くわしく知る(保存版の記事)
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公式出典
- 国土交通省 九州地方整備局 宮崎河川国道事務所 新着情報「E78東九州自動車道(清武南IC~日南東郷IC間)及び 国道220号(日南市宮浦~風田)の通行規制解除について」(2026年9月5日発表)
- 国土交通省 九州地方整備局 宮崎河川国道事務所「国道220号 事前通行規制」(2026年9月5日発表)
- 宮崎県道路規制情報 本日の規制情報一覧(2026/09/05 12:30現在)(2026年9月5日発表)
- 日南テレビ「国道220号 通行止め解除」(2026年9月5日発表)
更新履歴
- 2026年9月5日 初版を公開
※本記事は2026年9月5日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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