🗨️「ガソリンの補助に6,136億円と聞きました。これから安くなりますか?」
2026年9月1日、政府は予備費から6,136億円を出すことを閣議決定しました。狙いは全国平均170円程度を保つことで、いまより下げる決定ではありません。現在の支給単価は1リットル32.5円です。
[税制・補助金] この記事の要点
2026年9月1日 発表 (2026年9月2日 更新)
- 毎週ガソリンを入れている人
- 軽油や灯油を使う仕事をしている人
- 冬の暖房を灯油でまかなう家庭
いくら入っているのか、油種ごとに違う
ニュースでは「ガソリン補助」とまとめられますが、対象はガソリンだけではありません。資源エネルギー庁が公表している2026年8月27日以降の支給単価は次のとおりです。単価は毎週見直され、更新されます。
| 油種 | 支給単価(2026年8月27日以降) |
|---|---|
| ガソリン | 32.5円/L |
| 軽油 | 32.5円/L |
| 灯油・重油 | 32.5円/L |
| 航空機燃料 | 13.0円/L |
全国平均のガソリン価格は8月24日時点で169.9円/Lでした。目標として掲げられている170円程度と、ほぼ重なっています。
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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「補助が増えたぶん、店頭価格も下がる」とは限りません
ここが今回いちばん誤解されやすいところです。補助金は元売り会社に支給され、価格を引き下げる原資として使われます。ただし目標は170円程度の維持であって、単価が拡大したからといって店頭が同じだけ下がる仕組みにはなっていません。原油価格が上がっているときは、補助を厚くしてようやく170円を保っている、という読み方が正しくなります。
実際、単価が32.5円まで拡大したのは、米国とイランの情勢を受けて原油価格が反発したためです。単価の拡大は値下げの合図ではなく、値上がり圧力の大きさを映した数字だと考えてください。

家計にいくら効いているか
ひと月あたりの給油量で計算すると、補助の重みが見えます。
| 月の給油量 | 32.5円/Lぶんの金額 | 年間 |
|---|---|---|
| 40L | 1,300円 | 15,600円 |
| 100L | 3,250円 | 39,000円 |
| 200L(配送・農業など) | 6,500円 | 78,000円 |
この額は「安くなった額」ではなく「補助がなくなったら上乗せされる額」です。家計に効いているのは値下げではなく、値上がりを止めている部分だと分かります。

なぜ今、追加の6,136億円だったのか
この補助は中東情勢の悪化を受けて2026年3月中旬に始まりました。当初の財源は1兆1,600億円でしたが、6月末時点で残りは3,800億円まで減っていました。170円程度を保ったまま続けるには足りない、という計算が今回の予備費支出の背景です。
次に確認する場所
支給単価は毎週更新され、資源エネルギー庁の専用サイトに掲載されます。全国平均価格のグラフも同じ場所にあるので、給油のタイミングを迷ったときはニュースより先にそこを見るのが確実です。予備費6,136億円は財源が決まったという話で、いつまで続けるかは示されていません。
翌週ぶんの単価は毎週金曜前後に更新されます。給油日を1日ずらすかどうかで迷うより、単価が変わる週の切り替わりを見ておくほうが確実です。
生活・仕事にどう効くか
- 毎月の給油:月100リットル使う家庭なら、32.5円の補助は月3,250円ぶんにあたります。補助が止まればその額が上乗せされる計算です。
- 仕事:軽油も同じ32.5円が入っています。配送・工事・農業など軽油を大量に使う現場では、単価の見直しがそのまま原価に響きます。
- 冬の準備:灯油・重油も32.5円が対象です。暖房を灯油に頼る地域では、10月以降の在庫の持ち方が変わります。
結局どうすればよいか
- 自分の月間給油量(リットル)を1回だけ計算し、32.5円を掛けて補助額を把握する
- 資源エネルギー庁の公表ページで、翌週の支給単価を確認する習慣をつける
- 灯油を使う家は、単価が下がる週にまとめて買うより、使う量から逆算して切らさない量を持つ
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公式出典
- 資源エネルギー庁「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」(支給単価)(2026年8月26日発表)
- TBS NEWS DIG「「引き続きガソリン価格を170円程度に」赤沢経産大臣 ガソリン補助金継続のため予備費から6136億円支出を閣議決定」(2026年9月1日発表)
更新履歴
- 2026年9月2日 初版を公開
※本記事は2026年9月2日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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