🗨️「電車が運休するなら、代わりのバスが出るのでは?」
出ないことがあります。長崎本線の長与経由は11月10日から3日間、7本が止まりますが、JR九州は「バス等の代行輸送は実施いたしません」と資料に明記しています。
[交通] この記事の要点
JR九州は2026年8月20日、長崎本線(長与経由)の喜々津〜長与間で線路の保守工事を行うため、11月10日(火)から12日(木)までの3日間、10時から15時頃まで諫早〜長与間の列車を運休すると発表しました。運休するのは7本で、この区間でのバス代行は実施しません。
2026年8月20日 発表
- 長与・高田・本川内・大草・東園の各駅から諫早方面へ日中に乗る人
- 11月10日〜12日に大村湾沿いの長与経由に乗るつもりだった旅行者
- 諫早から長与方面へ日中に帰る通院・買い物の利用者
この記事でわかること
- 止まるのは長崎本線の長与経由だけ。長崎〜諫早は市布経由が通常どおり動きます
- 運休は11月10日〜12日の3日間、10時〜15時頃の7本。代行バスは出ません
- 2年前の同じ工事も3日間・7本・代行なしで、これは秋の定例です
止まるのは長与経由の7本だけ。長崎〜諫早は動いています
「長崎本線が運休」と聞くと、長崎から諫早、鳥栖の方まで全部止まるように読めます。ですが今回止まるのは長与経由の諫早〜長与間だけです。長崎本線は喜々津から先で二手に分かれていて、トンネルで抜ける市布経由と、大村湾沿いを回る長与経由があります。JR九州の資料には「長崎〜諫早間(市布経由)通常通り運転」「長崎〜長与間(長与経由)通常通り運転」とはっきり書かれています。
運休するのは、11月10日(火)から12日(木)の3日間、10時から15時頃までに走る7本です。時刻まで公表されているので、そのまま並べます。
| 向き | 行き先・始発 | 諫早側の時刻 | 長与側の時刻 |
|---|---|---|---|
| 長崎→諫早 | 竹松行き | 諫早着 12:05 | 長与発 11:35 |
| 長崎→諫早 | 諫早行き | 諫早着 13:05 | 長与発 12:36 |
| 長崎→諫早 | 竹松行き | 諫早着 14:07 | 長与発 13:39 |
| 諫早→長崎 | 佐世保始発 | 諫早発 9:51 | 長与着 10:18 |
| 諫早→長崎 | 竹松始発 | 諫早発 12:07 | 長与着 12:32 |
| 諫早→長崎 | 諫早始発 | 諫早発 13:10 | 長与着 13:35 |
| 諫早→長崎 | 竹松始発 | 諫早発 14:14 | 長与着 14:39 |
大村線も通常どおりです。つまり困るのは、日中に長与側と諫早側を行き来する人に絞られます。
「代行バスは実施いたしません」と資料に書いてあります
今回いちばん実用に効くのはここです。JR九州の発表文には、「列車の運休区間においてバス等の代行輸送は実施いたしません」と1行だけ書かれています。運休と聞いて代わりの足を当てにすると、当日その1行に当たります。
工事をする場所と、止まる区間もずれています。資料の2ページ目は「喜々津〜長与間において、線路の保守工事を実施いたします」と書いているのに、運休区間は諫早〜長与です。西諫早と諫早のぶんだけ長く止まる形になります。
2年前も同じ3日間・同じ7本でした
「今年は何かあったのか」と身構える必要はありません。2024年9月20日にJR九州が出した発表を並べると、中身がほとんど同じです。
| 2024年 | 2026年(今回) | |
|---|---|---|
| 運休日 | 11月5日(火)〜7日(木) | 11月10日(火)〜12日(木) |
| 時間帯 | 10時頃〜15時頃 | 10時〜15時頃(5時間程度) |
| 運休本数 | 7本 | 7本 |
| 工事箇所 | 喜々津〜長与 | 喜々津〜長与 |
| 運休区間 | 諫早〜長与 | 諫早〜長与 |
| 代行輸送 | なし | なし |
長崎発11時19分の竹松行きは、2024年も2026年も運休の1本目です。秋に3日間だけ日中を空ける、という決まったやり方が続いていると読めます。裏を返すと、来年以降も同じ時期に同じことが起きる前提で予定を組んでおけます。
同じJR九州でも、熊本では代行バスを出しています
「JRは代行バスを出さない会社なのか」というと、そうではありません。同じ2026年8月20日時点で、JR九州は鹿児島本線の宇土〜八代を当面運休としたうえで、8月19日から宇土〜小川でバス代行を走らせています。宇土〜八代の代行についても、8月26日からの実施に向けて調整中だと告知しています。
片方は代行バスあり、片方はなし。私はこの差を、並行する別のルートが生きているかどうかで分かれていると見ています。長与経由が止まっても、長崎と諫早は市布経由でつながったままです。一方、宇土から八代へは代わりの線路がありません。運休の理由が工事か災害かではなく、「その区間を通らないと着けないか」で判断されている、という読み方です。会社が理由を公表しているわけではないので、ここは私の見立てとして書いておきます。
11月10日〜12日に長与〜諫早を動くなら
3日間とも、朝の通勤と夕方の帰宅は通常どおりです。諫早発は9時51分より前、長与発は14時39分より後なら影響を受けません。日中にどうしても動くなら、長与から長崎へ出て(運休列車の時刻でも長与10時19分発→長崎10時36分着の17分)、市布経由の列車で諫早へ回る形になります。
沿線に住む・引っ越すという目で見ると、この3日間は小さな試金石です。線路が1本しかない区間は、工事のたびに日中が空きます。住むエリアを比べるときは、家賃や価格と一緒に「止まったときの代わりがあるか」も並べて見ておくと、あとで慌てません。相場のほうは下のツールで市区町村ごとに引けます。
生活・仕事にどう効くか
- 日中の移動:諫早発は9時51分から14時14分まで、長崎発は11時19分から13時18分までの列車が長与〜諫早間で運休します。代わりのバスは出ないため、この時間帯は長崎へ出て市布経由で回るか、時間をずらすことになります。
- 旅行の予定:大草・東園といった大村湾沿いの区間を目当てに来ると、3日間とも日中が空白になります。長与から長崎へは通常どおり17分で出られるので、長崎側だけなら乗れます。
- 住まいを選ぶとき:同じ長崎本線でも、長与経由は工事で止まると代替が用意されない側です。沿線に住む前に、線路が1本しかない区間かどうかを見ておくと、こうした日の動き方が変わります。
結局どうすればよいか
- 11月10日〜12日に長与〜諫早間を使う予定があるなら、10時〜15時を外して時刻を組み直す
- どうしてもこの時間帯に動くなら、長崎へ出て市布経由の列車で諫早へ回るルートを先に調べておく
- 工事の実施はJR九州の運行情報で直前にもう一度確認する(雨天などで日程が動くことがある)
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
自分の場合を調べる(無料ツール)
- 不動産相場検索 — 市区町村ごとの土地・戸建て・マンション相場を見る
- 災害リスク診断 — 住所から浸水・土砂・地盤のリスクを確認する
- 住所まるごとチェック — 住所の表記ゆれ・実在をまとめて確認する
公式出典
- JR九州「線路修繕工事に伴う列車の運休について」(PDF)(2026年8月20日発表)
- JR九州「長崎本線(長与経由)の保守工事に伴う列車の運休について」(2024年の同じ工事・PDF)(2024年9月20日発表)
- JR九州 運行情報(2026年8月20日発表)
更新履歴
- 2026年8月20日 初版を公開
※本記事は2026年8月20日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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