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夜の地震 備え/寝室と枕元の対策

夜の地震の備え 枕元に懐中電灯と靴を置いた寝室のイラスト

寝ているときに地震で目が覚めたら、まず枕や布団で頭を守ります。動けるようになってから足元を照らし、靴を履いてください。ライトと靴は、今夜から寝床のそばに置けます。

! 海岸・川の河口近くで強い揺れや弱くても長い揺れを感じたら、動けるようになり次第、高台や津波避難ビルへ。津波警報の発表を待たずに避難します。
目次

寝ているときに揺れたら

照明が消えた部屋では、床に落ちた物が見えません。寝床の周りに倒れてくる家具がなければ、そこで体を低く保ち、手元の枕や布団で頭を覆います。強く揺れている間は、照明のスイッチや離れた場所のスマートフォンを探しに行かず、まず体を守ってください。

ベッドに横になったまま、枕で頭を覆う人
揺れている間は体を低くして、枕や布団で頭を守ります(生成イラスト)。

起きているときなら、手近に丈夫な机があればその下へ。机が近くにないときは、窓や背の高い家具から離れ、物が落ちたり倒れたりしてこない場所で頭を守ります。子どもにも、揺れたらその場で頭を守ることを、寝る部屋ごとに伝えておきます。

枕元に置くもの

用意するのは、起き上がった直後に使うものです。玄関の防災袋に懐中電灯があっても、停電した寝室から玄関まで歩けるとは限りません。寝た姿勢から手が届く場所を一つ決めておきます。

枕元の固定ポケットに入れた懐中電灯、メガネ、スマートフォンと、通路を避けてそろえた靴
ライトは手が届く位置に。靴は立ち上がる場所をふさがない位置に(生成イラスト)。
用意するもの 置く理由
懐中電灯 停電時に床の破片や段差を照らす。電池と点灯も確認。
底が厚く、かかとのある靴 足を覆い、床の破片でけがをするリスクを減らす。
メガネなどの必需品 必要な人が暗くても取り出せるよう、置き場所を決める。
スマートフォン 安全な場所で地震・津波情報を確認し、家族と連絡を取る。

懐中電灯やメガネは、滑り止めを敷いた収納や、ベッドのフレームに固定したポケットなどへ。靴は通り道の外に左右そろえて置きます。布団で寝る家なら、寝床の横の壁際など、布団に入ったまま手を伸ばせる場所を選べます。普段の充電コードも、足を下ろす場所を横切らないようにします。

寝具と、枕元に用意する照明・ラジオ・履き物を示す消防庁の図
出典 消防庁 地震防災マニュアル「寝ているとき」

寝室と通り道の見直し

いつもの位置に寝転んで、頭の上、顔の横、出入口の順に見ます。枕の上に額や棚があれば外し、窓や背の高い家具のすぐ横に寝ているなら、寝床を離せないか確かめます。家具を動かすときは、倒れた先がベッドやドアに重ならない向きに。残す家具は壁の下地や家具に合う器具で固定し、重い物は下段へ移します。

寝床からドアまで物を置いていない通路と、ドア横で光る足元灯
寝床からドアまでの床を空け、出入口の足元を照らします(生成イラスト)。

家の中の家具を固定する用品

ポール式を使う場合は、天井の強度と家具の形状を先に確認し、足元のマットなどを組み合わせます。製品の対応寸法も確かめてください。

平安伸銅工業 家具転倒防止突っ張り棒 REQ-35(取付高さ35〜50cm)

平安伸銅工業 家具転倒防止突っ張り棒 REQ-35(取付高さ35〜50cm)

東京消防庁の実験では、L型金具で壁に直接ネジ止めするのが最も効果が高いとされています。賃貸で壁に穴を開けられない部屋での代わりがこれです。家具の両端の側板部を、できるだけ奥で突っ張ります。天井側にも強度が要ります。

平安伸銅工業 家具転倒防止マット UEQ-303(30cm×3枚・突っ張り棒との併用向け)

平安伸銅工業 家具転倒防止マット UEQ-303(30cm×3枚・突っ張り棒との併用向け)

突っ張り棒だけだと効きが落ちます。同じ資料が、ポール式にはストッパー式や粘着マット式の併用をすすめています。マット単独でも効果は小さいので、上の棒と2つで1組と考えてください。

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廊下に置いた段ボール、寝室のドア横の収納、階段に置いた荷物も見直します。停電で自動点灯する足元灯は、寝室の出入口や廊下の曲がり角を照らす位置へ。製品の説明に沿って停電時の点灯を試し、懐中電灯もすぐ使えるか確かめておきます。

揺れが収まったら

まずライトで床を照らし、靴を履いてから移動します。ガラスや照明器具の破片があれば、その場所を避けます。家族に声をかけ、動ける範囲でけがの有無と出口を確認します。火を使っていた場合の火の始末は、揺れが収まり、安全に近づけるときに行います。

火災や建物の損傷で危険があるときは、安全な場所へ移ります。集合住宅で避難するときは、通れる非常階段を使います。避難で家を離れる際は、安全に操作でき、避難が遅れない場合にブレーカーを落とします。煙が出ている場所や、壊れた場所に戻ってまで操作する必要はありません。

海岸や川の河口近くで強い揺れ、または弱くても長く続く揺れを感じたら、警報や荷物の準備を待たず、動けるようになり次第、高台や津波避難ビルへ。津波の危険がある区域では、津波警報が出た場合も直ちに避難します。避難先で気象庁や自治体の情報を確認し、警報などが解除されるまでは安全な場所にとどまります。

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寝る前のチェック

  • 寝た姿勢でライトに手が届き、点灯できる。
  • 靴を履く場所に、コードや荷物がない。
  • 頭の上に落ちる物がなく、倒れた家具で寝床やドアがふさがれない。
  • 家族それぞれが、揺れたときに頭を守る場所を知っている。
  • 津波の浸水が想定される地域では、自治体のハザードマップで高台や津波避難ビルまでの道を確認した。

乳幼児と暮らす家なら抱っこひも、杖が必要な人なら杖も、揺れで離れた場所へ動かないよう、使う人の寝床の近くに置きます。家族の寝室が別なら、ライトも各部屋に。まず今夜、いつもの場所に横になって、暗くなっても手が届くか確かめてみてください。

参考にした公的資料

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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